- 「ウツ病で前職を辞めたことが知られると困る」
- 「就活ウツから、無職のまま時間が過ぎてしまった・・」
ぼくはウツ病歴がありますが、就活中にバレても困らなかった経験がいくつもあります。今回はこういった「ウツを伝えるのが不安」と心配を抱えて就活される20代にヒントをお届けします。
そもそも、病気を理由に仕事を辞めたり、中退する人はいますよね。ぼくはどちらも経験していますがw
「見た目にはわかりにくい病気ゆえに、不安視して採用を見送る企業もいる」という情報を耳にすると苦しいですよね。
しかし、ウツ病であっても就活や転職に成功する方法はいくらでもあるのです。
まずは、ウツ病を不安視する人がイメージしているほど「社会はウツ病を嫌っていない」という事実を知るべきです。ぼくの体験談とともに、まとめてみました。
むしろ、ウツ病歴は隠そうとするほど怪しくなる
ぼくが20代のころは、高校を中退してウツで引きこもった経歴に苦しみました。さらに、フリーターとして働いてもメンタルが弱く、すぐ辞めることに負い目を感じます。
今にして思えば、未熟だったということで済むのですが・・。20代のころは、メンタルの弱さやウツ病は隠したかったのです。
なぜなら「ウツ病を抱えることは、社会不適合者として認めたようなものだ」という間違った認識があったから。
ですが、何ごとも、隠せば隠すほど怪しさが出てきますよね。
そんなぼくも、転職活動を繰り返す間に1つの真実に気がつきました。(これでも11回も転職していますw)
それは「隠そうとすればするほど、隠し切れずよけいに不採用にされる」ということに。
思い返せば、ぼくが11回も転職できているのは「ウツを隠そうとせず、バレても困らない方法で企業にアピールしたから」なのです。
このバレても困らない方法での成功体験を3つ公開します。ウツ病を持っている前提でも使えるので、お役立てくださいませ。
① ウツ病でも、サラリと説明してしまう
いちばん楽なのは、経歴を質問された際にはサラリと答えてしまう事です。
ウツ病を患うひとは、今の時代では少なくありません。面接担当者でも、ウツ病経験があるかもしれないですよ。
「ウツっぽい」とか「精神的にキツイ」ということは、ひと昔前に比べて理解が進むようになっています。そのため、あからさまに社会からウツで離脱していることがわかってしまうなら説明してみましょう。
ぼくの場合は、引きこもりから抜け出てきた当時、スーパーの面接の場で「過去はウツなどもあり中退しました」と伝えています。
しかし、「履歴書を書いて、面接に行ける」ということは、仮にウツっぽい傾向があっても働けることに間違いはありません。過去をサラリと説明して、「今は前進しています」と伝えられたらいいのです。
「過去は弱っていたけど、今は問題ないです」とサラっと説明されるほうが、面接担当も「過去の話を言ってるんだな」という流せるのです。
しゃべってみると、意外とじぶんが気にするほど周りは気にしない反応が見れることもあるので面白いですw
② 「今は大丈夫」を猛烈アピール。ごり押しで乗り切る!
また、「ウツ病で休んだ空白期間をどう説明するか」と考え込んでしまう人がいます。
これについては、履歴書の書き方で、ごまかせる方法も書いていますので参考にしてみてください。
参照記事
それでもウツ病の過去を引きずる人はいますよね。前述したようにサラリと伝えても、なんだか違和感が残ったりする方もいるでしょう。
この場合、あえてウツ病経歴も込みで、じぶんをごり押しで売り込む作戦も有効です。
「どうしても働きたい感」というのは、出そうと思えば出せるものです。
もし、採用されたら100万円もらえるなら?と考えれば、必死に採用されるためにアピールしますよね。
その精神で、どんどん過去を含めた自分をごり押しするのです。
ウツの経歴は、企業によっては不安視されること確かにあります。ぼくも「仕事はキツイけど大丈夫なの?」と言われたりしました。
そういう時にこそ、「大丈夫です!問題なく働けますから!」と返す方法が有効。それで仮についていけなくても、最悪は辞めれば済むこと。
ウツ病を持っていると、会社側に迷惑が掛からないか心配する人も多いです。それはもっともな意見なのですが、会社に入ってみないとわからないのも事実。
気持ちだけでも、ごり押ししてみることが就職につながる秘訣になるのです。
③ 理解者に出会うと、ウツ病歴からの復帰がアピール材料になる
いちばんベストな就職論です。会社側に理解者がいることは何よりも強いですよ。ぼくが介護をした際には、面接の段階で「苦労されてきたんですね」と言われています。
引きこもりから脱出することや、その後もウツで職を転々としてきたことが逆に評価されていたのです。
こういった失敗しても、社会にチャレンジする姿勢は意外と買われます。
ウツ病まで進まずとも、「病む」といった精神的にキツイ経験は多くの人が持っています。そういった方は、理解もしてくれやすいんですね。
ぼくが経験してきた就活の世界には、理解の無い人も当然いました。ただ、ウツを知らないから理解できないというのも事実です。
そういう意味では、理解してくれる人がいくらでもいるんですよね。大事なのは、じぶんの世界だけでウツ病を判断しないこと。
運命の恋人に出会うことを考えれば、寛容な企業や担当者に巡り合うことは容易です。
ぜひ宝探しの感覚で、企業にアプローチしてください。若さ溢れる20代はチャンスの世代なのですから。
おわりに 「ウツ病だけど働きたい」という方へ
今回は、ウツ病を乗り越えている人に向けて書いています。それでも、中には現在もウツ病が理由で、面接を受けるか迷っている人もいるはず。
ぼくも同じく、ウツ症状が出ている最中でも働くために悩みました。いちばん良いのは、気持ちもリフレッシュされ、そこから働くことなんですけどね。
生活費などを考えると、そうも言っていられない現状もあります。そのため、働くハードルを感じてプレッシャーを背負ってしまいがち。
ただ、ウツ病も程度の問題で、「働いちゃダメ」という法律はありません。そのため、ぼくは「働いてみて嫌なら辞める」というスタンスを取り続けていました。実際に辞めてますがw
もちろん休むことは重要なのですが、「働きたい」という意思が生まれることも大事にしてあげたいところ。
それこそ、ウツ病がバレても困らない方法を使って働くのもありです。働く中で、生活にメリハリがついて安定性を取り戻すこともありますから。
「嫌なら辞めるは不誠実」と言われるかもしれませんが、ウツ病からでも就職への成功方法がある以上は、挑戦するのも人生だとぼくは考えます。
多くの求人サービスが、相談窓口を設けているのも、ウツ病を含め何かしらの問題を抱える人をサポートするためにあるのです。
ぜひ体調と相談しつつ、活用を考えられるといいですよ。ウツ病歴すら味方につける就活は、20代くらいならガンガン使うことを経験上おすすめしています。
「働いてみたいな」←このやる気をムダにしてませんか?
仕事探しって面倒ですよね。ぼくも「働きたくないけど、働く意思はある」という状態で20代は悩んで来ました。
しかし、思い返せばこの悩んだ時間がムダだったとも反省。悩むと「今はまだ」とか「明日から」と先延ばしするんですよね。結果的に次の日も、先延ばしをする後悔ループ(苦笑)これが続くと、せっかくやる気を出しかけたのに悩んで苦しんだにも関わらず進展がないという最悪の状況に陥ります。
だから伝えたい。「僅かであろうとやる気があるなら、今この瞬間に行動すべき」と。何も就活はやる気MAX状態でなくてもいいんですよ。ちょっとハロワに行く、ネット求人サイトを見る。なんでもいいんです。今あるだけのやる気を大事に使いませんか?という話。
精神的に疲れていると、仕事探しどころじゃないのは誰もが経験しているはず。
それなら今ある「やる気の範囲」で行動する。その中で出来る限りのことをやれば、後悔のない明日がある。この考え方を心がけて求職活動をされてみて下さい。
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働きたい、面接を受けたいと思った時に「登録からやらないとダメなのか」という心理ハードルを下げるためにもまずは求人チェックが有効です。
ぼくの経験からも、こういう小さな行動をするだけで「後悔なき明日」を迎えられます。迷っているなら、たった5分の登録から始まる1歩をまず踏み出すと、今のやる気もムダになりません。ガンバです!
