- 「ニートからバイトを始めた人の体験談が聞きたい」
- 「フリーターが就職するにはどんな求人が狙い目?」
ニートから、フリーターからどんな仕事につけるのか知りたい!という方は多いですよね。採用の前例があると、応募してみようかなというやる気にも繋がります。
そこで今回は、ぼくの就労体験談として経験してきた業種をまとめました。驚くなかれ・・11か所で働いているのですから・・w
一般的に、採用されにくいイメージがあるニート・フリーター。ぼくも、当時は復活できるのか心配でした。でも実際、そんなことも無くふつうに採用されているんですね。
「ニートから雇われるバイト」「フリーターからでも採用される業種」の参考にお使いください。採用ハードルが低い業種も、世の中にはたくさんあるのです。
ブログ管理人のぼくが、働いてきた仕事まとめ
詳細を書く前に、「こんな仕事をやってました」というリストを掲載します。期間が短い仕事も多いですが、ニートとフリーターを往復しているのでこんな感じです。
- フットサル会場設営(2日)
- ラーメン屋(4日)
- ピザ屋の配達 (3ヵ月)
- スーパーマーケット(6か月)
- データ入力(1ヵ月)
- 住宅展示の看板もち(単発を繰り返す)
- 交通量調査(単発を繰り返す)
- 着ぐるみでのイベント運営(1日)
- 就労支援員(8か月)
- 工場勤務(1日)
- 介護職員(2年)
これらが、ぼくの仕事経験のすべてです。これらは、どれも過去を問われなかった特徴があります。
コロコロと転職をしていますが、このように雇われなくなるということは20代ではありえないんですよ。安心して就活できるのが20代の強みなのですから。
※現在は、個人経営をしているのですが、「就職を目指す」話とは方向が違うので省略させていただきます。
1 フットサル会場設営 (2日間)
フットサルのイベント会場を作りました。高校1年の夏休み、友人たちと2日限定でバイトをしています。
イベント会場設営の仕事は、フットサルに限らず今でもふつうに見かけます。野外フェスなど、即興で作らないといけない会場設営は人が不足しますからね。
友人が「いっしょにバイトしない?」と見つけてきた仕事でした。当時は、何も知らない無知な子供だったので、お小遣いをもらう感覚で参加。当日現場に行けばいいだけで、面接もない変な仕事でした。
このイベント会場設営は、それだけ雇われやすいのです。ふつうに身体が健康であれば雇われるという感覚ですね。
逆に、力仕事が嫌な人には向きません。とにかくイベント会場作り上げていくので、重たいものを運びますし、手際よく動く必要があります。
ぼくはこの件から、肉体労働は嫌になりました。2度とやることは無いと心に決めたくらいです(笑)
2 ラーメン屋 (4回出勤)
こちらも高校時代に、友人と一緒にバイトをしました。早いのですが、合計4回で辞めています。「休みの日に働くのは、やっぱりきついな」と思ったのが理由です。
飲食関係の仕事だと、皿洗いをやるイメージがあったのですが、大きな皿洗い器があるんですね。
この皿洗い器にまとめてラーメン蜂などを突っ込むので、洗う仕事はごくわずか。皿洗いで稼ぐつもりが、ホールに出されることが多かったですね。
そのため、ラーメンを配膳すること、注文を受けることがメインです。高校生バイトなので調理もしません。
注文はメニューを覚える必要があるのですが、なかなか細かいんですよね。ラーメン好きな人はお分かりいただけるかと。トッピングとか細かいw
そのため、最初はお客さんのテーブルのメニューを見せてもらいつつ、注文を受けていました。
大変だったのですが、4回しか働いてないので覚えるものも覚えず辞めた感じです(汗)学生の間に経験したバイトはここまでです。
3 ピザ屋の配達 (3ヵ月)
ピザ屋は、ニート時代にやりました。
「このままでは社会に出られない」とか「社会勉強できてない」みたいな感覚で挑戦しています。当時は、引きこもりに近かったので、人の中に入るのに苦労しました。
男性と女性で、メイン業務が分かれていて、ぼくは男性としてバイクを運転。宅配業務をメインにやっていました。
注文の電話も受けなければいけないのですが、ピザ屋はトッピングやらハーフやら、オプション品やらが多くって。
レジにあるボタンを押しながら、注文を受けていくのですが・・複雑でしたね。
慣れてくれば、レジのボタンをそのまま押すので要領はつかめてきます。電話の声が小さいお客さんなどもいるので、正直なところ注文受けは苦手でした(汗)
好きだったのは、圧倒的に宅配タイムでしたね。ふつうにバイクに乗っているだけなので、配送時間でも時給を稼げます。少し離れたところだと、30分くらいバイクの上で稼げるので。
暇な時間帯ができると、今度はポスティング。チラシを持って、指定された地域のポストにどんどん広告投下。これも、急いで配る必要はありますが、人に邪魔されないのでよかったです。
ポスティングオンリーのバイトも募集しているので、興味がある方はやってみるといいです。ただし、夏場はきついので水分補給は忘れずに。
4 スーパーマーケット(半年)
スーパーのバイトもやりました。仕事が見つからなかったときに、新聞の折り込みチラシを見つけて応募しています。
失業者として面接に行きましたが、「体力的に大丈夫なの?」と心配されつつも採用に。ニートでも採用されるのは、単純作業スタートだからです。
知識や資格、経験などが必要な仕事を選ぶと、なかなか苦戦してしまうのですが、作業系はおすすめですね。採用されやすさにおいては、作業モノですよ。
「青果コーナー」を担当しているのですが、野菜を切ってパッケージすることから始めます。値札を張り、それを店頭に出していく。これの繰り返しが主な仕事です。
正社員の人は、これに加えて発注があります。売り場を作って、どれだけ売り上げを伸ばすかなど成果も問われていました。バイトとの差は、こういった成果の点でしょう。
先輩のバイト社員などは、仕事を覚える中で正社員にスカウトされてました。仕事に慣れてきて、やれることが増えると正社員化を打診されやすいです。
友人もスーパーでフリーターをしていたころ、社員への昇格を持ちかけられていましたね。
「正社員に登用する」と明記されていないバイトも多いですが、人手が無くなると声がかかる事もあるようです。
ぼくは、そういう話になる以前に、仕事ができない人間だったので辞めてしまいました。パワハラも受けたり・・いい思い出がありません(汗)
5 データ入力(1ヵ月)
仕事は、どこで見つけてくるかで人生に大きく影響を与えます。ここに来て、知人から派遣会社を勧められたんですがビンゴ!気持ちよく働けました。
何しろ、「時給は高い」「派遣の担当フォロー」があるので、直接応募していたバイト期に比べて有利な点が増えたのです。
お歳暮のデータ入力なのですが、事前に仕事の説明も受けていたのでミスマッチもありませんでした。
注文が記載された用紙を、そのままテンプレートにガンガン打ち込みをするだけの仕事。パソコン好きな人なので、タイピングにも問題はなかったです。
お歳暮の時期なので、大量の注文をさばくことに没頭していました。この時も、仕事をしてないニートから雇われています。
周りにいた人も、フリーターなどで職を転々とされていたり、派遣から派遣へ移られたりされていました。
6 住宅展示の看板もち(単発を繰り返す)
「住宅展示」は見かけると思うのですが、意外とわかりにく立地にある物件があるんですね。お客さんも広告を見たけど、迷って帰ってしまっては大問題。
そのため、住宅の展示会場の近くで「看板を持って案内する」という仕事があったのです。
これも派遣の仕事です。土日限定なのですが、「高時給」で働けること、就労前に業務内容をくわしく教えてくれるので決めました。
パイプ椅子を用意され、座ったまま看板を道路沿いに掲げるだけのカンタンなお仕事。音楽やラジオを聞いているだけなので、非常にラクでした。
派遣会社も、いまほどネット求人を出していなかったので、偶然とはいえ出会えてよかった仕事です。
注意点があるとすれば、さすがに漫画本などを読んではいけないということです。雑誌など、暇だからと看板を片手に読んで怒られたことがあります。
「どんだけ不真面目なんだ」と言われそうですがw 1日何時間も看板を持つので、ラジオなどはとにかく聞いてましたね。
7 交通量調査(単発を繰り返す)
交通量調査もやりました。座って働くことに味をしめたので、看板持ちに近いラクな仕事を探している時に発見。
目の前を通過する、車の車種やナンバーを見ては、決められたボタンを押し続けるだけです。ただ、座っているけれど常に目の前をとおる車種に集中するのは疲れました。
少々なら見逃していいですが、明らかに数字がおかしいとダメですからね。
このころは、ふつうの仕事をするのが怖くて、仕方なく単発で入る仕事を繰り返していたのです。
座り仕事は楽ですが、冬場はきついと言うのを覚えておくといいかと思います。季節の影響をもろに受ける仕事ですから。
8 着ぐるみでのイベント運営(1日)
こちらも派遣されて、1日限定で働きました。着ぐるみを着て、携帯販売のイベントを行うというものです。
キャラものだったのですが、子供連れの家庭を引き留める役割ですね。キャンペーンなどは、どこでもやっているので割と見つけやすいお仕事かと。
この手の仕事は非常に簡単ですが、限定的な仕事だったとも言えます。
仕事を手にするポイントでもあるんですが、「美味しい仕事」というのは実際に派遣に登録しないと知ることができません。
常連スタッフなど、いつも自社から派遣で行ってくれる人材はありがたいからです。そういう人に、仕事を回しているんですね。
ネットなどでも「非公開求人」という言葉を聞いたこともあると思います。
あれらは、このような割のいい仕事を隠している意味もあります。公開すると、人気しすぎて殺到するため対策として非公開なのです。
9 就労支援員(半年)
就労が困難な方向けの支援を行っていたこともあります。
知り合いから誘われたのですが、ぼくの経歴がまさに就労困難者だったので、人の気持ちが分かるのでは?という流れで誘われて入社しました。
働くには段階があるんですよね。たとえばこのブログは、「働ける状態にあるけど就活につまづいている人」に向けて書いています。
ぼくが勤めていた、この就労支援の場は「働く前の段階の方」がほとんどでした。
精神的な問題や、障害といったハンデがある方などです。他にも、就労していたけど辞めてしまうなど様々な人がいました。
事業が上手く行かず、途中で無くなってしまい残念です(汗)
この時くらいから、就労の現場の方とも接点が持てるようになりました。
知り合いにも、就労支援員や就労カウンセラーなどを行っている人は多いですね。ぼくも産業カウンセラー資格は取得しています。
10 工場勤務(1日)
仕事がなくなった後に見つけたのが、工場での単発バイトです。
工場に入って、ひたすら機械作業のようにルーティンをこなします。ガラケーの製造だったのですが、モノを左から右に運ぶという簡単な仕事でした。
単純作業を苦痛に思う人には、あまり向かないのですが・・。シンプルな仕事なので、複雑な事が苦手な人には向いていると思います。
11 介護職員(2年)
介護もやりました。ハローワークからの応募で採用されたのですが、この時はヘルパー資格2級を取得した事と、過去の経歴ができたことで採用に繋がっていました。
派遣を使ってバイトを続けていても、フリーターでも評価はされるということです。
ここに来るまでにも、ハローワークで仕事は応募していたのですが、以前お話させていただいた通り、競争が厳しいハロワでは落とされっぱなしだったのです。
「資格+過去の経歴」が無いと、ハロワはきついなと思わされた瞬間でした。
ちなみに準社員の扱いです。正社員と同じ時間を働くので、サビ残もあるのですが・・仕事内容などで差が出て給料は少なかったですね。
派遣の仕事で良い案件がなく、ハロワを頼ったので仕方がないのですが。
介護福祉士などの資格があるかどうかで、かなり業務内容にも差がありました。
ネットで求職活動していれば、こういう問題も軽減できていたと今では思うのですが。ネットを使う知識がなかったのは痛いかったですね。
派遣会社を通していたころと違い、ハローワークから直接契約していたのでトラブル等にも対応できずに困った苦い思い出があります。体調不良などが原因でしたが、結果的に辞めました。
自分の経歴から振り返る。就労における3つの反省点。
その後は、自分で会社を立ち上げて働くようになりました。パソコンや営業をメインにやっています。そんな自分の経歴を振り返り、反省点を述べるなら以下3つ。
「20代の就活はこうしていれば良かった」と思うことなので、過去の自分に教えてあげたいですね。
1 派遣会社を使うほうが、トラブル防止になる
トラブルも何度か経験しているのですが、共通しているのは派遣会社が間にいない時なんですね。
サビ残やパワハラが起こることもあるのですが、困ったときに「こういう問題があるんですけど」と訴えていける場があるかどうかは重要です。
派遣会社は、担当者が事前に会社に伺って、あらゆる情報を企業側から聞き出しています。そのため、何かとトラブルになるケースを未然に防いでくれるんですね。
問題が起こった場合、自分から言い出しにいく性格の方は、派遣を活用した方が助け舟を出しやすいのです。
そのため、今からぼくが20代をやり直すなら派遣会社は真っ先に使います。
2 あまりにも狭い選択肢の中で生きていた
ぼくの仕事歴を見て頂くとわかりますが、非常にせまい職場の選択肢しかなかったんですね。
ハロワでは経験の少なさから採用されず、求人雑誌から選ぶばかり。また、近所の派遣を使っても仕事が途切れる。
こうなった時、やはり仕事場を選ぶことに苦労するんですね。「うわ・・こういう仕事場しかないのか・・」と。
仕事を選ぶ際に、限られた中から選ぶというのは非常にツライです。そのため、できるだけ選択肢を増やす手段が必要。
ぼくはネット就活に疎く、全く使いこなせてなかったことに後悔があります。ネット就活は、新卒だけの就活ツールだと思い込んでいたので(汗)
いまはリクナビNEXT
、を始めとした豊富な求人サイトもありますし、同じ派遣会社でも派遣サイトが無数にあるんですね。
これらは職業選択の増やし方として有効なのです。
「20代で仕事がない」という人の中には、ぼくのように「仕事を選ぶ場所がない」と困っている人も多いはず。
派遣会社やネット求人などはいくらでもあります。人生に関わる職場を決める以上、選択肢となるカードが増えることに不利はありません。
3 ニート・フリーター経験を気にしなくていい場所はある
経歴的に、なかなか正社員に応募しづらいという方はいると思うのですが、気にしなくていい場所から応募することを考えるべきです。
ぼくはニート出身だったので、バイトで働いた実績を作って、フリーターとして活動すれば正社員も視野になると頑張っていました。そのためバイトだらけでしょ?(汗)
でもこれは違ってたんですね。上で述べたように、働く場所の探し方を知らなかったのです。
「実績作り」みたいなのは、本当にムダなんですよね。「ニートだからバイト経験が必要」とか、「フリーターなら3年以上はおなじ職場で頑張った実績を作るべき」とか。ムダです。
派遣会社などであれば、経歴については適度に担当コーディネーターさんが修正してくれます。
求人サイトから応募すれば、顔を見せずとも修正した経歴だけで面接に呼ばれることも可能です。
ぼくは、変に自分の経歴を気にして20代をムダに過ごしたと後悔しています。こうならないように、みなさんにはできる限り効率的な就活をして欲しいと思います。
「働いてみたいな」←このやる気をムダにしてませんか?
仕事探しって面倒ですよね。ぼくも「働きたくないけど、働く意思はある」という状態で20代は悩んで来ました。
しかし、思い返せばこの悩んだ時間がムダだったとも反省。悩むと「今はまだ」とか「明日から」と先延ばしするんですよね。結果的に次の日も、先延ばしをする後悔ループ(苦笑)これが続くと、せっかくやる気を出しかけたのに悩んで苦しんだにも関わらず進展がないという最悪の状況に陥ります。
だから伝えたい。「僅かであろうとやる気があるなら、今この瞬間に行動すべき」と。何も就活はやる気MAX状態でなくてもいいんですよ。ちょっとハロワに行く、ネット求人サイトを見る。なんでもいいんです。今あるだけのやる気を大事に使いませんか?という話。
精神的に疲れていると、仕事探しどころじゃないのは誰もが経験しているはず。
それなら今ある「やる気の範囲」で行動する。その中で出来る限りのことをやれば、後悔のない明日がある。この考え方を心がけて求職活動をされてみて下さい。
たとえば、僅かな労働意欲がある方ならリクナビのチェックなどは出来るはず。もちろん、部屋の中で出来ます。おすすめ理由は3つ。
リクナビをお勧めする理由

- 求人数は業界トップクラス。全国どこでも仕事が見つかる
- 20代にうれしい「未経験・初心者OK」の求人情報が豊富
- 登録のみで非公開求人を全てチェックできる
就活の面倒臭さを、とにかく飛ばせるのがリクナビです。ネット登録した瞬間から非公開求人を含む、全国トップクラスの求人案件を見ることが可能。これにより、仕事を探したけど何もないという状況が確実に減ります。
もちろん、未経験や初心者向けに安心して働ける求人は豊富。登録するだけなので、電話が掛かってくるなどの心配も不要ですよ。
スカウトメールなど登録するだけで、未経験スペックでも働かせてもらえる案件のお知らせが来るなど便利のひと言。
働きたい、面接を受けたいと思った時に「登録からやらないとダメなのか」という心理ハードルを下げるためにもまずは求人チェックが有効です。
ぼくの経験からも、こういう小さな行動をするだけで「後悔なき明日」を迎えられます。迷っているなら、たった5分の登録から始まる1歩をまず踏み出すと、今のやる気もムダになりません。ガンバです!
