「自分に向いている仕事って何だろう?」
これから働かないといけない年齢になった時、ふと思うようになっていました。しかし20代前半で向いている仕事がいきなり分かる訳もなく。
何というか学生時代を振り返って「どの科目が得意?」と聞かれて「どれも苦手なので分からない」と答えるしかない感覚。
実際、向いてると思って仕事を始めても辞めている人が大半な現代。「じゃあどうすれば向いている仕事がわかるの?」って話ですよね。
そこで20代当時のぼくは、とにかく考えたんですよ。あれはムリそう、これは難しそう・・と考える。だけど浮かぶのは向かない仕事ばかりw
ですが、今は向いている仕事をやれています。まあ・・30代になってようやくですが(汗)
じゃあここを読んでる20代の人は、まだ10年以上先になるまで適職に就けないの?というとそうでもなく。
今回は適職を見つける方法をまとめてみます。ただ漠然と働いているだけでは、向いている仕事に出会えないのでしっかり読んで考えてみて下さい。
まずは向いている仕事が「わからない原因」を知れ
向いている仕事がわからない人は、わからなくなっている原因も理解できていないんですね。
例えば「考えて悩んだ結果に向いてる仕事が見えてくる」と思わない方がいい。
現時点で向いている仕事が分からない以上は、それはどこまで考えても悩んでも分からないんです。まずこの現実を受け止めて下さい。
というのも、「向いてる仕事がわからない」ことには原因があるんですね。
具体的に考えてもらうと分かりますが、今ぼくがハマっているストリートファイター5という格闘ゲームがあります。これでぼくに勝って下さいと言われたとしましょう。
こう言われて、やったことがある人なら次の2択で答えると思うんですね。
- 勝てるからやってみるよ!
- いやいや~絶対に勝てないでしょw
と分かれるんですね。この差は何なのかを考えれば分かりますが、まさに今回のテーマである「向いているか・向いていないか」を瞬時に判断しているからなんですね。
過去にゲームをやった人は経験があるので、その経験から答えが出てくる。
「向いている仕事がわからない」という問題に置き換えると、「まだ経験もしたことが無いから分からない」ということなんですよ。
本当は誰もが経験しないとわからない事なんて世の中にたくさんあるんですね。
ただ仕事だけは不思議と、「経験する前にわからなければいけない」と思わされる部分があるんです。
そこには、仕事に対しての責任や社会人としてお金を稼がないといけない義務感があるからなんですね。これはぼくの20代を振り返って思うことですが。
「向いている仕事がわからない」のは問題なのではなく、ただシンプルに経験が無いという原因から発生する事だと覚えておいてください。
就活していると「経験が無いから・・」と色んなことに不安になるのもこれ。
むしろ何もわからなくて当然だなと心構えを持つ事で、ドンと構えられるようになるんです。
向いている仕事を見つけるには、行動を避けない事
では、向いている仕事を探す具体的な話をしていきます。これについては、行動を避けない事を意識しておくと良いです。
向いているかどうか見つけようと思っているのに考えていては話になりません。もし部屋の中で考えて「よっしゃ!これが向いてるはず!」と思えたらそもそも悩みませんw
先ほどのゲームと同じですが、まずはやってみないと向いているかどうかも分からないんです。
仕事だけ特別に、やる前から向いている仕事がわかるなんてあり得ないので。
10代の頃に「将来なりたい仕事が無い」という人たちも同じですよね。特に仕事をするわけでもなく、何か目標を掲げて頑張っているわけでもないのになりたいモノが浮かぶことはありません。
色んな仕事を調べたり、見たり聞いたりと働かなくても実際にこちらから近づいて行かないと分からないんです。
同じく「向いている仕事が分からないんだ」と思っている人も行動不足。何が向くのか向かないのかを判別すべく、まずは何でもやってみないといけないという事。
ぼく自身もブログに転々と仕事をしてきたと書いていますが、これだけ色んな仕事をやったので「これは向いてる、向いてない」がわかったとも言えます。
20代の最初は、今のみなさんと同じで「考えて」向いてる仕事を探そうとしたんですが・・。
さっさと行動に移しておけば、時間の無駄を省けたなと後悔するばかり(汗)
ただ、こういう話をすると「向いている仕事に出会うまで転々としないといけないの?」と不安になりますよね。
ここはまさに考えどころで、しっかりと考えて働けば早く向いた仕事に出会えます。
漠然と働くのはNG。仕事をしながら適正は判断しろ
冒頭で漠然と働いていても、向いている仕事には出会えないと書きました。これには理由があって、何も考えずに就職していたのでは何も得られないからです。
仕事を転々としても、結果的に向いている仕事が見つからない人がいるのはココです。
ぼくも無意識に10回ほど転職していましたが、考えていればここまで転職はしなくてよかったんです。
そのためには、「仕事と自分の適性判断」を行う必要があります。「適正判断」といっても、そんなに難しい話じゃなく。
「自分にとって向いているか」を自己判断で下していけという事です。働いていても、どうしても続けられない仕事なんかはありますよね。
「体力的に無理」とか「マイペースに働けないから嫌」とか。「お客さん相手だと頑張れる」とか何でもいいんです。
「働く中で○○な要素が強い仕事は向いてる」と思う事ができる部分を拾う感覚。
向いてると自分で思えたらそのポイントをどんどん吸収しておく。その向いているポイントが多くなる仕事を選んでいけばいいんです。
この適正判断を全く無視して「頑張って働いていれば未来がある」などと考えてしまうとダメ。
向き不向きより、がむしゃらに頑張るが目標になってしまうだけでぼくと同じ転職ルートを辿りますw
家で考えても仕方ないですが、仕事から得られた体験については考えましょう。これを意識付けしていくと、どんどん向いている仕事が見えてきます。
学校を卒業して新卒就職しても、すぐに辞めている人が多いのもこういう話の延長なんですね。やる前は何か良さそうと思うけど、いざ働くとそうでもない。
まずは仕事をしながら適性判断を下せるように、頭の中で常に考える習慣を持ちましょう。悩むのは、働き始めてからでいいんです。
と言っても、このままだと「転職しながら向いている仕事を見つけろ」となりますよね。そこで、なるべく早く向いている仕事に就く方法をアドバイスしておきます。
早く向いている仕事に就く方法
「働きながら向いているかどうかを判別せよ」と言ってきましたが、転職したくない人だっていますよね。
そういう人は、今の段階で判別できる向き不向きの基準を出すといいです。例えば就労未経験のニートであっても、自分の価値観は持っていますよね。
何でもいいんですが、次のような環境で働くと頑張れそうとかでもいいです。ぼくを例に出すと
- 人前で働くのが苦手でマイペースに作業をしたい
- サビ残など定時を過ぎるような環境は避けたい
などなど。これらの条件を満たしている仕事から始めるんです。いきなり向いている仕事が見つからないにせよ、最低限の要望は通すこと。
そうすることで、ちょっと嫌なことがあったくらいでは「この条件なら頑張れるかな」というガッツも生まれやすいので。
継続することで、仕事もどんどん覚えますし出来ることも増えて二重三重に上手くいくようになります。上手くいけば、向いていますしダメならここで考える。
「この仕事は向かない」と思っている人の中には、劣悪な労働環境にいるだけというケースもあるので。こういうポイントはしっかり押さえておくべき。
行動に踏み切る「やる気」は自分で作るな
最後になりますが、行動あるのみなんですね。ただ、やる気が出ないと動きにくいのも事実で「向いてるか分からないのに頑張る」って大変なんですよ。
そこで考えたいのは、「やる気」を自分で作らないこと。自分のやる気を待つと、なかなか行動に踏み切れません。
おそらくここまで話を聞いても「でもやる気が無くて・・」という人が大半なはず。もし今すぐに仕事を探せ始めたら、そんなに悩んでもいないと思いますし・・(汗)
という人たちには、外部から与えられる刺激に頼ってみるべきと伝えておきます。
「向いている仕事」を知るために就職相談などを受けてみるのも一つの手。
担当者の方から「そういう考えなら○○な仕事はいかが?」と勧められると、気持ちはやはり動きますからね。
「職業相談のプロが言うなら・・」と気持ちが前向けば、心の中に眠いっている「これなら向いてるかも?」を呼び覚ましやすいです。
あくまで相談なので、気分が違えば断ることも可能です。たとえば求人数が豊富で相談員もしっかりしているDODAはおすすめの一つと言えます。
また心理分析や適職診断もぼくは受けてきました。
今もリクナビなどは無料でサービスを展開していますが、分析結果を参考に向いている業種をイメージするのも手。(グッドポイント診断(登録必須)
)
こうやって、着実に一歩を踏み込んで行けば行くほど「向いている仕事」に近づくんですよ。やる気を持って進んでいけば、必ず向いている仕事は見つかるという話。
もしここを読んで少しでも行動する気になった人は、その感覚をムダにしないで下さい。
今この瞬間でも、紹介サイトを使い始めるなども出来るはず。ちょっとの頑張りが結果を左右するので、向いている仕事探しのために動いてみて下さい。
「働いてみたいな」←このやる気をムダにしてませんか?
仕事探しって面倒ですよね。ぼくも「働きたくないけど、働く意思はある」という状態で20代は悩んで来ました。
しかし、思い返せばこの悩んだ時間がムダだったとも反省。悩むと「今はまだ」とか「明日から」と先延ばしするんですよね。結果的に次の日も、先延ばしをする後悔ループ(苦笑)これが続くと、せっかくやる気を出しかけたのに悩んで苦しんだにも関わらず進展がないという最悪の状況に陥ります。
だから伝えたい。「僅かであろうとやる気があるなら、今この瞬間に行動すべき」と。何も就活はやる気MAX状態でなくてもいいんですよ。ちょっとハロワに行く、ネット求人サイトを見る。なんでもいいんです。今あるだけのやる気を大事に使いませんか?という話。
精神的に疲れていると、仕事探しどころじゃないのは誰もが経験しているはず。
それなら今ある「やる気の範囲」で行動する。その中で出来る限りのことをやれば、後悔のない明日がある。この考え方を心がけて求職活動をされてみて下さい。
たとえば、僅かな労働意欲がある方ならリクナビのチェックなどは出来るはず。もちろん、部屋の中で出来ます。おすすめ理由は3つ。
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働きたい、面接を受けたいと思った時に「登録からやらないとダメなのか」という心理ハードルを下げるためにもまずは求人チェックが有効です。
ぼくの経験からも、こういう小さな行動をするだけで「後悔なき明日」を迎えられます。迷っているなら、たった5分の登録から始まる1歩をまず踏み出すと、今のやる気もムダになりません。ガンバです!
