「スキルや特技が無くても、派遣会社に登録していいの?」
派遣会社を利用したことが無いと、「派遣=スキルが無いと登録できない」と思いがち。特に20代くらいだと、みんな思っちゃうんです。使ったことが無いから仕方がない宿命w
ぼくも例外無く思っていた派ですが、過去に書いている通り5社ほど派遣登録すると分かるんですよ。「あー・・派遣はスキルや特技で登録するんじゃないんだ」と。(参考:派遣利用は登録だけでもいい)
むしろ、スキルが無い人ほど登録した方が良いとも分かってきます。そこで「派遣を特別視している方」に向けて、スキルが無くても登録すべき理由をまとめました。
スキル・特技・資格が無くても派遣登録すべき理由3つ
派遣会社は、スキルよりもまず人材を見てみたい
当たり前ですが、スキルや特技などスペック的なものだけで仕事が決まるほどカンタンな話はありません。派遣会社に限りませんが、どんな仕事も「とりあえず面接しましょう」となるのはそういうこと。
ぼくも、これといってスキルも無かったころに5社ほど派遣登録しましたが、まずはヒアリングという過程を踏みました。軽い聞き取り調査から、その人物を判断しているんだろうなということが分かります。
いくらスキルがありそうな人でも、やはり人を見て仕事を斡旋してくるものですからね。逆にスキルが無くても、面接で好印象を与えられれば仕事を紹介してくれることなんてザラにありますw
スキルや特技が無くても、アドバイザーが「じぶんに向いている仕事」を教えてくれる
「派遣に登録する人は一定のスキルを持っている」と思いがちな人もいますが、働く中でスキルをつけてしまえば問題ないんですよ。
ぼくの例でいうと、コールセンターでパソコンのオペレーター業務に挑戦することを頼まれたことがあります。しかし、当時はまったくパソコンのことなど分からず・・。
「パソコンのトラブル解決なんて、じぶんには無理です」という空気で断っていたんですよ。でも派遣営業の方から、「働かれる中で覚えて行かれる方が多いですよ」と教わりました。
(まあ、面接で落ちちゃったんですけどねーw)
「何もバリバリに仕事ができるスキルが無くてもOK」ということ。もちろん派遣に限らず、入社前にスキルがあるに越したことは無いけど、入社後に勉強したのでも間に合うんです。
派遣アドバイザーと話していると「こういう仕事が向いていると思いますよ」と現時点でのじぶんの能力に対して、仕事の紹介もしてくれるわけですから。「最初から完璧な状態」を目指し過ぎる必要なんて全然ないですよw
本当にスキル・特技・資格が無い人が、ソロで職探しするとババを引かされることも
逆に怖いのは、「じぶんにはスキルも資格も無いから」と適当に仕事を選んでしまうことです。「派遣を避けるな」とブログで言っているのも、この話の意味合いが大きいですね。
ぼくは、クローズされていないオープンな求人(誰でも見れて特別な能力が要らない仕事しか載ってないもの)を熱心に見ていた時期もあるんですよ。で、じぶんの能力に自信が無いから応募して仕事を決めちゃう。
そうすると、やはり誰でも働けそうな職場だけあって環境が悪かったりします。派遣との比較ですが、労働法が守られておらずブラックだったり、時給が極端に安かったり。
派遣会社だと起こりえないようなトラブルに巻き込まれ、ババを引かされるような仕事もいくらかしてきました。もっと派遣や転職エージェントの存在を知っていればと悔やみますよね・・。
ソロで仕事を探すことが悪いとは言いません。ですが、仕事場の良し悪しを判断しかねる20代は、「派遣を含めた仲介を頼ること」から始めるのも賢い選択です。
特に、これといって能力が無い人ほど安く買い叩かれないように派遣に守られる道もあると覚えておくといいですよ!
各地域にある派遣会社を使うのも良し、転職サイトDODAのような若手を大事にする全国区のエージェントを利用するも良し。
「じぶんはスキルが無い」と感じている20代の方ほど、派遣会社を頼ってみることをオススメします。助けてくれる人がいた方が心強いですからね!
【20代向けおすすめ派遣会社4つ】都会から地方住まいまで対応
20代で仕事を探しているけど、一般求人サイトより派遣会社を使いたい人のためにまとめてみました。順位を4つ個人的な判断で並べているので参考にどうぞ。
1位 マイナビスタッフ ~都会住まいの方ならここ~
- 東京・大阪を中心とした、都会向けの求人が非常に強い
- 一般職を全般に扱うため、仕事の偏りが少ない
- 求人数は大手に比べれば負けるも、未経験者のフォロー態勢は万全
都会で派遣会社を利用したいなら、マイナビスタッフは要チェック。扱われている業種は一般職がキホンとなっており幅が広く、「1ヵ月以内の単発」~「紹介予定派遣」まで働き方も自在に選択可能。
求人数が大手サイトと比較すると少ない傾向があるも、20代未経験からでもしっかりフォローする姿勢がある。登録者に対する、セミナー開催など仮に仕事が見つからなくても損が無い。
登録はこちら⇒マイナビスタッフ
2位 ランスタッド ~地方の仕事もしっかりカバー~
- 未経験など20代若者が困るポイントをカバーした豊富な求人
- 地方在住でもしっかり登録会が開催されており便利
- スキルアップサポートの充実
未経験からでも始められる仕事が充実しており、20代で働き始める若者をしっかりカバー。全国区の派遣サイトとしても地盤をしっかり固めており、地方でも不利を感じさせないところが良い。
販売、デスクワークとまずは基本的な仕事をそろえており、いわゆる「キツイ仕事」とは距離を置いた派遣会社。製造や軽作業などもあるので、まずはここからスタートするのも悪くない。
登録はこちら⇒ランスタッド
3位 ヒューマンリソシア ~ニートだったぼくを真剣に対応してくれた派遣会社~
- 登録スタッフに適性があると思えば、どんどん仕事を提案してくれる
- 面接の練習など、個別に時間を割いて手伝ってもらった経験アリ(ニート時代)
- 大手会社とも契約しているため、安定企業に入れるチャンスもある
ぼくは大手メーカーのパソコンオペレーターを紹介してもらった経験あり。スタッフに適性を感じれば、たとえ未経験ニートでも積極的に提案してくれるため、思いもしなかった仕事を紹介されることも。
面接練習など、個別の時間を割いてくれるなど他社に負けないサポート姿勢。大手企業との契約があるのは強く、安定を求めているのであればまずは相談。
登録はこちら⇒[ヒューマンリソシアテキスト]
4位 派遣スタイル ~求人数は多く地方・都会のバランスが取れている~
- 派遣サイトとしては非常に求人が多く、テンポよく探せば仕事に困らない
- 地方にも強いため、全国的な目で見ると利用しやすい
- ただし、案件別に派遣会社に登録する必要がある
派遣スタイルは、求人サイト的に仕事をチェックしていき、気に入るようであれば登録して働くシステム。少し手間だが、案件別に派遣登録するのが面倒でなければふつうにオススメ。
派遣サイトというより、求人サイトに近いので仕事数も豊富。地方にも強く一定の仕事は見つけられる。ただしサポートは、登録した派遣会社によって違うのでこの順位。
登録はこちら⇒派遣スタイル
「働いてみたいな」←このやる気をムダにしてませんか?
仕事探しって面倒ですよね。ぼくも「働きたくないけど、働く意思はある」という状態で20代は悩んで来ました。
しかし、思い返せばこの悩んだ時間がムダだったとも反省。悩むと「今はまだ」とか「明日から」と先延ばしするんですよね。結果的に次の日も、先延ばしをする後悔ループ(苦笑)これが続くと、せっかくやる気を出しかけたのに悩んで苦しんだにも関わらず進展がないという最悪の状況に陥ります。
だから伝えたい。「僅かであろうとやる気があるなら、今この瞬間に行動すべき」と。何も就活はやる気MAX状態でなくてもいいんですよ。ちょっとハロワに行く、ネット求人サイトを見る。なんでもいいんです。今あるだけのやる気を大事に使いませんか?という話。
精神的に疲れていると、仕事探しどころじゃないのは誰もが経験しているはず。
それなら今ある「やる気の範囲」で行動する。その中で出来る限りのことをやれば、後悔のない明日がある。この考え方を心がけて求職活動をされてみて下さい。
たとえば、僅かな労働意欲がある方ならリクナビのチェックなどは出来るはず。もちろん、部屋の中で出来ます。おすすめ理由は3つ。
リクナビをお勧めする理由

- 求人数は業界トップクラス。全国どこでも仕事が見つかる
- 20代にうれしい「未経験・初心者OK」の求人情報が豊富
- 登録のみで非公開求人を全てチェックできる
就活の面倒臭さを、とにかく飛ばせるのがリクナビです。ネット登録した瞬間から非公開求人を含む、全国トップクラスの求人案件を見ることが可能。これにより、仕事を探したけど何もないという状況が確実に減ります。
もちろん、未経験や初心者向けに安心して働ける求人は豊富。登録するだけなので、電話が掛かってくるなどの心配も不要ですよ。
スカウトメールなど登録するだけで、未経験スペックでも働かせてもらえる案件のお知らせが来るなど便利のひと言。
働きたい、面接を受けたいと思った時に「登録からやらないとダメなのか」という心理ハードルを下げるためにもまずは求人チェックが有効です。
ぼくの経験からも、こういう小さな行動をするだけで「後悔なき明日」を迎えられます。迷っているなら、たった5分の登録から始まる1歩をまず踏み出すと、今のやる気もムダになりません。ガンバです!
