働きたいけど、働くのが怖い
すっごいわかるんです。僕もこの状態になってニートを抜けられなかったり、次の職場に行くのが不安で嫌な会社を辞められなかったり。
ニートだろうとフリーターだろうと、「働くことが怖い」という感情が生まれてくると超しんどいんですよね。
しかし、働くことが怖いのには理由があることを、大半の方は知りません。
なぜかと言うと、働くこと=怖いという認識は人である以上は当たり前の反応だからです。
これはどういうことかというと、人は新しい環境に飛び込むことがすごく不安になる生き物ということで説明が付きます。
そこで今回は、労働の怖さを克服するために、僕自身が経験したことも踏まえてまとめてみました。必ず対処できるので参考にしてみて下さい。
なぜ働くのが怖いのか、前提として知っておくべきこと
「働くのが怖いのは自然なこと」
これを前提として知っておいて欲しいのですが、なぜ怖いのかをまずは理解して下さい。
みんな新しく物事を始めるのは不安だし怖い
何事も初めての物事に取り組むと緊張しませんか?
その緊張は人によって変わるのですが、例えば感情的に並べると以下のような気持ちが出てきます。
- なんだか不安
- なんだか怖い
- ドキドキして止まらない
僕の場合、新しい場所で働く際には、このような感覚をいつも持っていました。怖いのは怖いのですが、そこには不安やドキドキ感も含まれます。
しかし、新しい環境に入って不安にならない人はいないんです。
野球など甲子園でバリバリ活躍した人でも、新人としてプロの舞台に上がれば緊張感から結果を出せない人がいるように。
あなたにとって、確かに就職は怖いものだと思います。ただ、その怖さは「初めてだから」という当たり前の出来事だと認識すると考え方も違ってくるといえます。
働くことへの成功体験がない人ほど怖がる
もちろん、怖さは人によって差があります。特に、労働経験の浅い人や、すぐに仕事をやめていた人など、成功体験がない人ほど怖がる傾向にあります。
ある程度仕事をやって、何年も勤めた人でも、今の職場で上手くいかないことが続いていたりすると、怖くて転職できないことなども同じ系統の話。
実際、ブラック企業にいるのに、そこから飛び出して他で働いてみようとしない方って多いんですね。
脱出すれば変わるかもしれないのに、そこには成功体験の無さが関係しているから動けないということ。
仕事で順調な人は、転職や就職をチャレンジだと捉えて前向きになるので、この怖さは薄れやすいです。そういう意味で、ニートやフリーターの方が、就職を怖がるのは自然なこと。
場数を増やして成功体験が増えない間は、「怖くても仕方がない」くらいの認識でいる必要があります。
目標にしていることが高すぎると不安になる
就職に関して、何を目標にしているかでも話は変わってきます。
今の時代、正社員として働ければ十分だと僕は思いますが、人によってはさらに上を見続けて不安を抱えている人がいます。
ニートやフリーターからの就職のケースだと、
- しっかり働いて、最大限の仕事っぷりを見せねば
- 入社するなら絶対にすぐ辞めないようにしなければ
こういう目標ができると、やはり怖くないものも怖くなりがちです。そこには、プレッシャーが生まれるので当然でしょう。
目標を高く持つことは素晴らしいことですが、抱いている就職後の自分の姿に押しつぶされては意味がありません。
僕の場合は、「まず働く場に繋がればいいかな」と思ったくらいで仕事は決めていました。これくらい雑な考えの方が、ニートは脱出しやすいのだと今では思いますね(笑)
働く怖さを具体的に克服する方法3つ
それでは、怖さを具体的に克服する方法をまとめておきます。
すぐに怖さがなくなるというより、考え方が変わってくるという物なので、自分に合う方法で克服を目指してみて下さい。
怖さの正体が、病的なものなのかを自分に問いかける
「働くのが怖いのは自然なこと」と書きましたが、人によっては病気などが起因していることもあるんですね。
例えば、うつ状態が酷いとか、精神疾患がある中で働こうと無理をしているとか。
もしも、病的な原因で怖さを感じているなら、そこは無理せず病院などでカウンセリングを受けて下さい。
僕はうつを抱えていたこともあり、病院やカウンセラーの方にお世話になってきたのでわかるんですね。
誰にでもある怖さにプラスして、病的に追い込まれているヤバさは厳しいです(汗)
逆に、病的に怖いという感じはなく、ただ純粋に働き始めることに対して怖い・不安というのであれば問題はありません。
みんな同じ、誰にでも起こり得る不安が怖さの正体なわけですから。
「別に病気で怖いわけじゃないんだ」と思ってしまうと、ほんの少しの勇気をどう出せるかというステージに昇格できます。じわじわ頑張りましょう。
就職に抱くマイナスの側面だけでなくプラスの側を見る
働くことについて、何かとマイナスな側面ばかり気にしていませんか?
- 残業があるのではないか
- パワハラがあるのではないか
- 人間関係が面倒くさい
こういうことを考えていると、結果的にネガティブなことしか労働にイメージを持てなくなります。
そこでやってほしいのは、プラス面を考えること。
僕の場合、就職に対してマイナス思考だったのですが、「働けばいいことがある」という考え方も取り込んでいました。
ゲームを買うとか、女性とのデート費用になるとかですが(笑)レベル低いとか思わないでw
簡単には切り替えられないかもしれませんが、働くことで得られるメリットを考える習慣は持つべきです。
働いている姿は社会にも誇れるので、ステータスになるとかでも大丈夫。プラス面を自分の中でしっかりイメージすることから始めてみて下さい。
働くことへの不安要素を潰せる部分は潰しておく
また、働くことに対して、不安要素が少しでもあるなら潰して下さい。働いてみないとわからないだろ!という方もいるのですが、例えば転職エージェントを利用するのです。
- 人間関係が不安→人材エージェントの担当者に、職場の雰囲気を聞いて事前にどんな人がいるかを教えてもらう
- サビ残など労働時間が不安→エージェントで確認してもらい、残業の具体的なデータを教わる
こういった感じで、働くことに対して起こり得る不安は、徹底的に潰していくのです。
一人で就活していると難しいですが、エージェントを見方にすると可能になるんですね。
不安や怖いという気持ちは、実は思い込みによって増長させているので、思い込みを潰すことも大事な方法論。
僕はニート時代、少し立ち止まって怖さの正体を発見するべきだったと今は反省しています。怖い怖いと言っていても、前に進まないのです。
ここをお読みの方も、むやみに怖がらず、まずは働いてみないことには、その怖さも緩和されるかわからないことに気づく必要があります。
エージェントやアドバイザーについては、当ブログでも紹介しているDODAなどを利用すると便利です。ぜひ怖さを克服できるよう応援させていただきます。
「働いてみたいな」←このやる気をムダにしてませんか?
仕事探しって面倒ですよね。ぼくも「働きたくないけど、働く意思はある」という状態で20代は悩んで来ました。
しかし、思い返せばこの悩んだ時間がムダだったとも反省。悩むと「今はまだ」とか「明日から」と先延ばしするんですよね。結果的に次の日も、先延ばしをする後悔ループ(苦笑)これが続くと、せっかくやる気を出しかけたのに悩んで苦しんだにも関わらず進展がないという最悪の状況に陥ります。
だから伝えたい。「僅かであろうとやる気があるなら、今この瞬間に行動すべき」と。何も就活はやる気MAX状態でなくてもいいんですよ。ちょっとハロワに行く、ネット求人サイトを見る。なんでもいいんです。今あるだけのやる気を大事に使いませんか?という話。
精神的に疲れていると、仕事探しどころじゃないのは誰もが経験しているはず。
それなら今ある「やる気の範囲」で行動する。その中で出来る限りのことをやれば、後悔のない明日がある。この考え方を心がけて求職活動をされてみて下さい。
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ぼくの経験からも、こういう小さな行動をするだけで「後悔なき明日」を迎えられます。迷っているなら、たった5分の登録から始まる1歩をまず踏み出すと、今のやる気もムダになりません。ガンバです!
