- 「バイト経験もないまま卒業して、就活したくなったニートはどうすればいい?」
- 「語れる職歴がないので、職務経歴書に書くことが無い」
生まれて1度も働いたことが無くても、ふつうに職務経歴書が書けることをご存知でしょうか。
“就労経験ゼロで、職務経歴書を書くなんて不可能”と思っている人は多いですよね。しかし、当ブログでは就労経験ゼロの方でも1ヵ月で就職できるようお伝えしています。
なぜなら、「職務経歴書=職歴」ではないからです。
たとえば「自己PR」という言葉を聞いたことがありませんか?この意味を理解すると、無職の方でもスラスラと書けるようになります。
無職には、無職の自己PRの書き方がある!採用者が知りたい事
「職務経歴書なのに、仕事の話を書かなくてもいいの!?」と驚かれる方もいますが、逆に聞きたいです。過去に働いた経験がないと、職務経歴書は書いちゃだめなの?と。
「履歴書と職務経歴書を提出してください」と企業に言われているのに、「働いたことが無いから職務経歴書は書けません」と返せば間違いなく不採用になるのは分かりますよね。
ではどうすればいいのか。
それは、じぶんを売り込む書類を作ればいいのです。職務経歴書というのは、わかりやすく過去の職歴を書くのがマニュアルになっているだけなんですね。
だって、ほとんどの人がバイトを含め働いた経験ありきで就活するんですから。仕事を探すのですから、仕事について過去にやったことを書いた方が分かりやすいからです。
そのため、無職やニートの状態が長い人は、仕事以外でアピールする必要があります。その場合は、職務経歴ではなく、自己PRという形がベスト。
それではニートが書ける3つの自己PRについて触れておきます。参考にして下さい。
①学生時代に頑張ったこと(勉強・部活・趣味)
「一度も働いたことが無い」というのは、経歴を書く上では重たいハンデに感じるかもしれません。
ですが、「じぶんが人を雇う」と思うと少し視点が変わります。
職務経歴書を通して、知りたい事は過去の仕事の内容じゃないんですよね。
就活本では、思いっきり過去の仕事内容や、立場をアピールさせるものもありますが。職場や面接官が違えば、評価ポイントも変わるので鵜呑みにしない方がいいです。
では、経営者は何が知りたいのか。
多くの面接を受けてきた過去を振り返ったり、ぼくが実際に会社を立ち上げてみてわかるのですが、ずばり知りたいのは「どんな仕事ができるのか」なのです。
働く際に、どんな能力が役立ちそうなのか、体力はどれくらいあるのか、どういった知識を持っているのかという面ですよね。
これらは、その人なりの人間味が見えたらニートであろうと、違いは必ず見えるのです。
たとえば、学生時代に頑張ったことがありますよね。テストに向けて工夫して結果を出した勉強のやり方、部活動で培った仲間とのチームワーク。
アピールできることがあるなら、趣味でもいいのです。ぼくは囲碁が好きなので、物事の先を見て考える思考(先見性)を書いていたこともあります。
「趣味の話なんかww」とバカにする人は、たぶん何も書けない人だと思いますね。プラモデルの組み立てが好きなら、手先の器用さと集中力をアピールできるなどいくらでも書けます。
趣味の話などは、応募企業と共通するものがあればいくらでも話を広げられる武器なのですから。学生時代の話を、応募企業で話せる内容にして書いてみましょう。
②ボランティア体験談
ボランティア体験は軽視できない話です。「お手伝い」みたいな印象があるのですが、ぶっちゃけ仕事ですからね。どんな会社も、ボランティアに来てもらえたらありがたいんです。
ぼくもいくつかの職場で働く中で、ボランティアさんを受け入れている企業にいましたが、感謝しかありませんでした。
無料奉仕とはいえ、こっちのやる仕事を手伝ってくれるんですから。
「お金をもらっていないから。ボランティアができることだから評価しない」と思っている人は、社会を甘く見過ぎています。ボランティアであろうと、仕事の一環なんですよね。
タダ働きという金銭的価値に縛られないでください。そのボランティア仕事がなくなることで、けっきょく誰かが会社の中でその仕事を引き受けるのですから。
ボランティアとして働いた経験は、このように貴重な経歴となります。その上で書いていく場合は、「仕事として頑張った」という意識を上手く伝えてみましょう。
「お手伝いレベルですから・・大したことはしていませんから・・」といった、申し訳なさそうな記述は不要です。本当に自信のないレベルのことしかやってないのかな?と思わせるだけだからです。
それよりも、「社員さんのやっていたことを、手伝わせて頂ける大きなチャンスになりました」くらいの勢いで書いても大丈夫。経験値を得たじぶんを盛大にアピールして下さい。
雇い主の立場なら、どんな小さいことでも頑張る人を評価したいのですから。
③履歴書では書ききれない、じぶんの長所と短所
ここまで読んで、「学生時代に頑張ったこともない、ボランティア経験がない」という人もいますよね。でも、書くことはまだまだあるんです。ファイト!
学生時代の頃から、「長所と短所」について考える機会はありませんでしたか?
これを、職務経歴書に書いてしまうという方法があります。「子供みたいだ」と思うかもしれませんが、ニートが書くなら最強ですよ。自己分析を述べるわけですから。
「自己分析ができている人」というのは、社会に出てみると思いのほか少ないことが分かります。就活では自己分析とよく言われますが、それだけ難しいもの。
じぶんの長所も短所も分かっていないため、周りからガヤガヤ言われ嫌になった人もいるでしょう。・・ぼくの事ですけどね(苦笑)
こういう点は、雇い主も非常に知りたいポイント。「この人は、じぶんをどう評価しているのだろう」と冷静に採用する視点で見ているのです。
人よりもずば抜けた特技なんて要らないんです。「ここは人よりも出来ているな」という長所を述べられれば十分。
短所については誰にでもありますが、どのように工夫して向き合っているかを書いて下さい。
短所に向き合う姿も、会社に入ってからどう克服するかを連想させる話です。書けることを、書ける範囲で書きましょう。
ちなみに、長所や強みが書けない人は、グッドポイント診断(登録必須)
という自己分析ツールがおすすめです。「考えても強みなんか浮かばない」という人ほど明快な答えが出ます。
ニートだからこそ、職務経歴書に自己PRをしっかり書け!
「バイトを1つでもやっておけば違ったのに・・」と嘆いても始まらないんですよね。
一般的な就活マニュアルには”職務経歴書には過去の仕事を書こう”と指示しているので不安なのはわかりますが。
でも型にハマった書き方をするのは、そういった就活マニュアルが使える人たちです。バイト1つ、就職1つでも経験があるならそちらを使う方が無難でしょう。
しかし、ニートや無職経験だけの方は、今回お伝えしたような自己PRで企業にアプローチできるチャンスを持っているような物。ニートだから書けるのです。
特に、アピールが強く書ければ書けただけ、「過去に何もしていないのにギャップがあるなー」とインパクトを残せます。
ぼくもニート明けの就活で「今から頑張ろうとされているんですね」と褒められた経験があります。何もしていなかった人が、働こうとする意欲は買われるのです。
世間はニートに冷たいようで、これから復帰しようとする人には温かいです。
働こうという意識がある人は、こういう時こそニートの立場を利用する。これも武器だと考えてみましょう。
「働いてみたいな」←このやる気をムダにしてませんか?
仕事探しって面倒ですよね。ぼくも「働きたくないけど、働く意思はある」という状態で20代は悩んで来ました。
しかし、思い返せばこの悩んだ時間がムダだったとも反省。悩むと「今はまだ」とか「明日から」と先延ばしするんですよね。結果的に次の日も、先延ばしをする後悔ループ(苦笑)これが続くと、せっかくやる気を出しかけたのに悩んで苦しんだにも関わらず進展がないという最悪の状況に陥ります。
だから伝えたい。「僅かであろうとやる気があるなら、今この瞬間に行動すべき」と。何も就活はやる気MAX状態でなくてもいいんですよ。ちょっとハロワに行く、ネット求人サイトを見る。なんでもいいんです。今あるだけのやる気を大事に使いませんか?という話。
精神的に疲れていると、仕事探しどころじゃないのは誰もが経験しているはず。
それなら今ある「やる気の範囲」で行動する。その中で出来る限りのことをやれば、後悔のない明日がある。この考え方を心がけて求職活動をされてみて下さい。
たとえば、僅かな労働意欲がある方ならリクナビのチェックなどは出来るはず。もちろん、部屋の中で出来ます。おすすめ理由は3つ。
リクナビをお勧めする理由

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- 20代にうれしい「未経験・初心者OK」の求人情報が豊富
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もちろん、未経験や初心者向けに安心して働ける求人は豊富。登録するだけなので、電話が掛かってくるなどの心配も不要ですよ。
スカウトメールなど登録するだけで、未経験スペックでも働かせてもらえる案件のお知らせが来るなど便利のひと言。
働きたい、面接を受けたいと思った時に「登録からやらないとダメなのか」という心理ハードルを下げるためにもまずは求人チェックが有効です。
ぼくの経験からも、こういう小さな行動をするだけで「後悔なき明日」を迎えられます。迷っているなら、たった5分の登録から始まる1歩をまず踏み出すと、今のやる気もムダになりません。ガンバです!
