- 「せっかく派遣登録したのに、仕事の紹介が無い」
- 「派遣会社から無視されることってあるの?」
派遣で働こうと登録したのに、一切の連絡をもらえないことがあります。
登録会に出向いたのだから、すぐにでも仕事の斡旋があってもいいのでは?と思いますよね。
でも、紹介どころか登録会だけで終わってしまうことがあるのです。
ぼくの場合だと20代で、7~8社の派遣登録をしていたのですが、一部の会社は登録だけで音信不通になってしまいました。もちろん、メールでの通知すら無し。
派遣会社によって差が出てくるのですが、紹介してもらえない理由があったのです。対策として、紹介してもらう方法3つをまとめておきます。
「この仕事しかしない!」と決めているスタッフには声が掛かりにくい
ぼくが派遣登録していたころに、積極的に声掛けしてもらえたケースと、無視に近い状態になったケースには特徴がありました。
特に「この仕事しかやらない」と決め打ちして登録した会社からは、あまり紹介の連絡がないのです。
たとえば、とある派遣会社に「ティッシュ配り」を求めて登録に行ったことがあります。
すると、「ティッシュ配りは女性のみ」と言い渡されました。その代わりに別の仕事もあると言われましたが、ぼくは断ったのです。
けっきょくこの会社の場合は、この登録時のティッシュ配りについて話したのみ。一切、その後に連絡がくることもありませんでした。
これに限らず、「この仕事しかする気が無い」と主張したケースでは仕事の連絡が来にくい傾向があるのです。
つまり、登録会でのヒアリングや、適正調査によっては声を掛ける対象スタッフからすぐに外されてしまうということ。
そのため、登録後に紹介してもらう方法を知らねばなりません。次の3つを守れば、基本的には紹介が途切れることもないのでチェックしてみてください。
① 求人に掲載されていた仕事だけに絞って交渉しない
これは、ぼくが先ほど述べた失敗例でもあります。多くの方は、求人で見つけた仕事を目的に登録に行きますよね。
そのため、「求人で見つけた仕事しかやらない」と決めてしまうと、交渉の余地が狭くなります。
担当者さんに「この業種しか興味が無いんだな」と思われると、他の仕事を紹介するだけムダに感じてさせてしまうからです。
特に20代くらいだと、こういった派遣会社とのやり取りにも不慣れなため、たった1つの求人に固執しがち。
こうなると視野が狭まってしまうので、そうならないよう気をつける必要があります。
仮に「○○の仕事しかしません!」と絞って交渉するのであれば、それに見合う態度を見せる必要があります。たとえば「○○の仕事が来たら断らないのでドンドン連絡をください」という風に。
ぼくが看板持ちの仕事だけに絞っていたころは、このように絶対に断らない姿勢で応じていました。(参照:看板もちを含む転職歴11回)
しかし、1つの仕事に限らず、融通を持って紹介されたいのであれば、決め打ちはなるべく避けるべきなのです。
② 具体的に、こういう仕事がしたいというビジョンを伝える
仕事をもらう際には、じぶんがやりたい仕事を明確化して伝える必要があります。20代のぼくは、仕事をしたくないのに職探しをしていたので、ここがブレブレでした。
なんとなく「もう20代なので働かなければ」というレベルの意識だったので、派遣会社にも「どんな仕事がありますか?」という姿勢でしか話せなかったんですね。
でも、紹介する側の立場で考えると、これほど面倒な派遣スタッフはいません(苦笑)
たとえば求人検索をする際には、業種を最低でも選んで調べますよね。
これと同じように、派遣会社でもせめて2~3つほど頑張れそうな業種は伝えた方が良いのです。
1つだけだと、派遣会社によっては一切扱っていない分野の仕事もありますので。
「将来の展望まで語れ」とは言いませんが、具体的に「こういう仕事がしたい」というビジョンは伝えましょう。
③ 全国展開している派遣会社は必ず登録しておく
派遣登録するのであれば、全国展開しているような大手の派遣会社は登録しておく方がいいのです。というのも、集まってくる仕事の質が派遣会社によって異なるからです。
派遣といえど知名度もあり有名な方が、仕事を頼む企業サイドも安心ですよね。
大きい派遣会社は、信用がある分だけ企業から仕事を振ってもらえているのです。俗にいうブランド効果。
逆に、地方に限定された名の知れていない派遣会社もあります。
こういったところは、じぶんたちで営業をして新規開拓をしていることも多く、十分な仕事が回っていないことも多くあります。
ぼくがティッシュ配りのみで断られたのも、地元の小さな派遣会社でした。ちなみに、今は潰れて無くなっています・・。小さいと、こういった倒産のリスクもあるのです。
しかし、全国展開しているような派遣会社や、派遣求人サイトを運営しているところであれば、上手く事業が回っている証拠。
登録しただけでも、いきなり仕事を振ってもらえることもあるのです。
ぼくの場合だと人材サービス会社へ登録に行ったら、何も伝えていないのに仕事を提案して頂いたこともあります。
こういった全国規模の派遣会社の強みは活かすべきと言えます。20代くらいだと、何をやりたいのか分からなこともあるので、提案されるスタイルはラクでもあります。
紹介は待っていてもこない!連絡がなければ問い合わせるべき!
以上、派遣から紹介されるための方法をまとめてみました。
ただ、それでも派遣会社によっては仕事を多く抱えていて回しきれないこともあります。そういった際には、古典的ではありますが問い合わせが無難。
派遣スタッフに少しでも働いてもらうことが、派遣会社の仕事になるのですから「仕事はありませんか?」と聞いちゃいましょう。
電話でもメールでも問い合わせがあると、「この人は今すぐにでも仕事が欲しいんだな」と思ってもらう事に繋がります。
派遣会社からの紹介は、待っていてもこないと思って積極的に動いていかれることをお勧めします。
【20代向けおすすめ派遣会社4つ】都会から地方住まいまで対応
20代で仕事を探しているけど、一般求人サイトより派遣会社を使いたい人のためにまとめてみました。順位を4つ個人的な判断で並べているので参考にどうぞ。
1位 マイナビスタッフ ~都会住まいの方ならここ~
- 東京・大阪を中心とした、都会向けの求人が非常に強い
- 一般職を全般に扱うため、仕事の偏りが少ない
- 求人数は大手に比べれば負けるも、未経験者のフォロー態勢は万全
都会で派遣会社を利用したいなら、マイナビスタッフは要チェック。扱われている業種は一般職がキホンとなっており幅が広く、「1ヵ月以内の単発」~「紹介予定派遣」まで働き方も自在に選択可能。
求人数が大手サイトと比較すると少ない傾向があるも、20代未経験からでもしっかりフォローする姿勢がある。登録者に対する、セミナー開催など仮に仕事が見つからなくても損が無い。
登録はこちら⇒マイナビスタッフ
2位 ランスタッド ~地方の仕事もしっかりカバー~
- 未経験など20代若者が困るポイントをカバーした豊富な求人
- 地方在住でもしっかり登録会が開催されており便利
- スキルアップサポートの充実
未経験からでも始められる仕事が充実しており、20代で働き始める若者をしっかりカバー。全国区の派遣サイトとしても地盤をしっかり固めており、地方でも不利を感じさせないところが良い。
販売、デスクワークとまずは基本的な仕事をそろえており、いわゆる「キツイ仕事」とは距離を置いた派遣会社。製造や軽作業などもあるので、まずはここからスタートするのも悪くない。
登録はこちら⇒ランスタッド
3位 ヒューマンリソシア ~ニートだったぼくを真剣に対応してくれた派遣会社~
- 登録スタッフに適性があると思えば、どんどん仕事を提案してくれる
- 面接の練習など、個別に時間を割いて手伝ってもらった経験アリ(ニート時代)
- 大手会社とも契約しているため、安定企業に入れるチャンスもある
ぼくは大手メーカーのパソコンオペレーターを紹介してもらった経験あり。スタッフに適性を感じれば、たとえ未経験ニートでも積極的に提案してくれるため、思いもしなかった仕事を紹介されることも。
面接練習など、個別の時間を割いてくれるなど他社に負けないサポート姿勢。大手企業との契約があるのは強く、安定を求めているのであればまずは相談。
登録はこちら⇒[ヒューマンリソシアテキスト]
4位 派遣スタイル ~求人数は多く地方・都会のバランスが取れている~
- 派遣サイトとしては非常に求人が多く、テンポよく探せば仕事に困らない
- 地方にも強いため、全国的な目で見ると利用しやすい
- ただし、案件別に派遣会社に登録する必要がある
派遣スタイルは、求人サイト的に仕事をチェックしていき、気に入るようであれば登録して働くシステム。少し手間だが、案件別に派遣登録するのが面倒でなければふつうにオススメ。
派遣サイトというより、求人サイトに近いので仕事数も豊富。地方にも強く一定の仕事は見つけられる。ただしサポートは、登録した派遣会社によって違うのでこの順位。
登録はこちら⇒派遣スタイル
「働いてみたいな」←このやる気をムダにしてませんか?
仕事探しって面倒ですよね。ぼくも「働きたくないけど、働く意思はある」という状態で20代は悩んで来ました。
しかし、思い返せばこの悩んだ時間がムダだったとも反省。悩むと「今はまだ」とか「明日から」と先延ばしするんですよね。結果的に次の日も、先延ばしをする後悔ループ(苦笑)これが続くと、せっかくやる気を出しかけたのに悩んで苦しんだにも関わらず進展がないという最悪の状況に陥ります。
だから伝えたい。「僅かであろうとやる気があるなら、今この瞬間に行動すべき」と。何も就活はやる気MAX状態でなくてもいいんですよ。ちょっとハロワに行く、ネット求人サイトを見る。なんでもいいんです。今あるだけのやる気を大事に使いませんか?という話。
精神的に疲れていると、仕事探しどころじゃないのは誰もが経験しているはず。
それなら今ある「やる気の範囲」で行動する。その中で出来る限りのことをやれば、後悔のない明日がある。この考え方を心がけて求職活動をされてみて下さい。
たとえば、僅かな労働意欲がある方ならリクナビのチェックなどは出来るはず。もちろん、部屋の中で出来ます。おすすめ理由は3つ。
リクナビをお勧めする理由

- 求人数は業界トップクラス。全国どこでも仕事が見つかる
- 20代にうれしい「未経験・初心者OK」の求人情報が豊富
- 登録のみで非公開求人を全てチェックできる
就活の面倒臭さを、とにかく飛ばせるのがリクナビです。ネット登録した瞬間から非公開求人を含む、全国トップクラスの求人案件を見ることが可能。これにより、仕事を探したけど何もないという状況が確実に減ります。
もちろん、未経験や初心者向けに安心して働ける求人は豊富。登録するだけなので、電話が掛かってくるなどの心配も不要ですよ。
スカウトメールなど登録するだけで、未経験スペックでも働かせてもらえる案件のお知らせが来るなど便利のひと言。
働きたい、面接を受けたいと思った時に「登録からやらないとダメなのか」という心理ハードルを下げるためにもまずは求人チェックが有効です。
ぼくの経験からも、こういう小さな行動をするだけで「後悔なき明日」を迎えられます。迷っているなら、たった5分の登録から始まる1歩をまず踏み出すと、今のやる気もムダになりません。ガンバです!
