「やりたい仕事なんか何もねーよ」
仕事を探していた頃のぼくの心の内です。でも、ぶっちゃけ求人案内で見かける仕事ってやりたいと思えなくないですか?w
なぜならどれも、作業中心の仕事だからです。この作業生活を抜けないとやりたい仕事は見えてきません。
毎日のように朝から晩まで拘束されて、やりたくもない仕事を続ける。
この仕事のイメージを持っているから、やりたくないと思ってしまうんですよ。
特にストレートに入社できず、無職ニートやフリーター状況からだとそう思うのが自然なのは経験から言えます。
だって諦めたくなるじゃないですか。「今さら頑張っても正社員でやってる人たちまでには距離がある」と思ってしまう。
でも安心してください。
そういう「やりたい仕事が無い」という人でも、誰でも好きな職業に就く方法があります。手順を知り、考え方を広げると変わります。
「んな簡単に見つかるわけがねーだろ」と思われるかもしれませんが。
無職ニート・引きこもり・フリーターから好きな仕事にたどり着いたぼくの経験を交えてお話します。
やりたい仕事は求人に存在しない
いきなりですが、やりたい仕事は求人にありません。少なくとも、現時点で「やりたい仕事が無い」と思っている方には。
「え!?やりたい仕事を見つける方法を教えてくれるんじゃないの?」と期待している矢先に申し訳ないです。
ですが、これは至極まっとうな話なんですよ。
考えてみて下さい。
仮にどんな仕事も求人から選んで面接もパスしてすぐ受かるとします。さあ、それでもやりたいと思う仕事は求人にありますか?
もしあるとしたら、それはチャンス。
受かるか受からないかの問題なので、応募して面接をまずは受けてみるという行動を起こすだけの段階です。
とりあえず受ける理由は、書いているので参考にどうぞ。(やりたい仕事が無いなら何でもやってみるべきという大人たちの話)
そして、「やりたい仕事が求人では見つからない理由」はちゃんとあるんですね。
ここをまず自分の中で明確化してください。
やりたい仕事がない理由は「すべて命令されてやるだけの作業」だから
求人の仕事からやりたい仕事が見つからないのは、全部下積み作業だからです。
指示が上から出たことを忠実に繰り返すというイメージがありませんか?
例えばぼくなら
ピザ屋バイト時代
ポスティング、ピザ配達、電話対応(作業の繰り返し)
スーパーバイト時代
野菜を切る、店頭に並べる、商品を運ぶ(作業の繰り返し)
介護パート時代
お年寄りの介助サポート(作業の繰り返し)
このように、どんな場所に就職しても作業の繰り返しなんですね。バイト経験のある方なら、この繰り返す感覚はよくわかるはず。
業種的にこういう仕事しか選べなかったのもありますが、仮にどんな会社に入社しても作業は変わらないんですよ。
資格やスキルが必要な仕事でさえ、求人に「好きなように働いて下さい」とは書かれていないですよね。
もちろん、入社しても同じです。仮にどこでも採用される権利が得られたと仮定して就職イメージをしてみますね。
事務作業
座って仕事ができるも、与えられるのは事務処理のみ(作業の繰り返し)
ゲームプログラマー
じぶんの好きなゲームではなく、上から言われたゲームをプログラミング(作業の繰り返し)
不動産・物件の営業マン
会社から言われた物件をとにかく紹介する(作業の繰り返し)
こう見ると、当たり前の事実ながら就職するということは「作業を繰り返す」という意味と同義です。
同じことを繰り返すのが好きな人はいないですからね。
だからこそ直感的に「やりたい仕事がない」という気持ちになる人が出てくる。だから、やりたい仕事が無いのは何もおかしい事じゃないんですよ。
大事なのは、ここからどうやって「やりたい仕事」を見つけるか。
その方法はもちろんあります。
「求人に無い仕事」を目指すことを考える
ここまで「やりたい仕事が無いのは当然」と話してきましたが、それは求人に出ている仕事の話なんですね。
みんな求人案内から仕事を探そうとして、結果的に作業の繰り返しをイメージしてやりたい事が無くなるんです。
そうではなく、求人に無い仕事を目指せるような態勢を作らねばいけません。
つまり、作業の繰り返し要員で終わらない働き方を目指すんです。
例えば介護をぼくはやっていましたが、働き始めてみると思ったような仕事が出来なくて辛かったんですね。
軽く触れますが
「もっとお年寄りと話ながら働きたいけど、効率重視で会話の時間は取れない」
こういう事が多くありました。
忙しいので仕方がないですが、時にはお年寄りの声に耳を傾けられず無視しないといけない場面も出ると申し訳ない。
こういうのが嫌で、じぶんならもっと会話や声を重視した介護がするのにと思いました。
でも、雇われの身ですから勝手に施設の方針に背くことは出来ないわけです。
それゆえに上からの「効率重視」を気にしながら仕事をしないといけない状況になっていますよね。
じゃあ、一生ぼくの働き方は命令ありきなのかという事です。
もし、上からの命令なしで働きたいなら「自分が仕事の裁量を決め方針を選べる道を探す」ということになります。
つまり求人を見る側ではなく、出す側をイメージすると言えます。
ここは「やりたい事が無い」という方には飛躍し過ぎて難しいですが、作業の繰り返しを逃れるには「命令を受けない立場」を目指すしかありません。
おそらく働かれている方の多くが、「なんか偉そうに命令されてるけど指示する側にまわりたい」と思っているのではないでしょうか。
そうです。
このマインドが抜け落ちていたから、やりたい仕事も見つかりにくかったわけです。
やりたい仕事は繰り返し作業を「踏み台」にして見つかる
求人からやりたい事を見つける難しさはお分かり頂けたかと思います。では、どうすればやりたい仕事に就けるか。
それは、下積みや繰り返し作業を「踏み台」にする事。
現状だと「やりたい仕事をいますぐにやって良い」と言われても、おそらく何も浮かばないと思うんですね。
少なくとも「やりたい仕事がない」と言ってる段階なので。
仮にイメージで「こういう本を売る仕事ならやりたい」と思っても、作業も無くじぶんの好き勝手で本屋を始めるのは難しいはず。
ノウハウはありませんし、軍資金も無いからです。
でもチャンス。「本を売りたい」と思う気持ちを活かせる求人を選べばいいんです。
「本を売りたいけど本屋の仕事が無い」と諦めている人はすごく多いですが、別に本屋に固執する必要も無いんですね。
仮に就職出来ても、最初は作業や下積みなんですから。どこに行っても繰り返し作業になることは必須です。
それなら
- 本の取り扱いを行う営業マンを目指す(物流の仕組みが見える)
- 何でもいいので販売員になり接客を学ぶ(対人スキルを磨く)
- ウェブサイト制作を目指して勉強する(オンライン販売の道を目指す)
あくまで一例ですが、色んな視点から「本を売る仕事に就くための道」を開拓していくんですね。
どういう仕事をしても、独自のノウハウは作業をしながら教えてもらえますし、次に活きる経験にもなります。
これらを「踏み台」として扱えるかどうかで、仕事観も大きく変化していくんですよ。
「今、この仕事を経験と活かすなら」と考えたら何をやっても勉強になると思えてくる。そう考えると、やるべき事ってかなり多いんですよね。
少なくとも、ぼくはこの感覚を持っていなかったので20代は完全にムダにしました。
20代なら何をやっても吸収できるものがあったのに・・と反省。
まとめ どんな仕事からもパクリまくる思考で就職すべき
「やりたい仕事が見つからない」という思いは、若い頃はどうしても抱きがち。
ただ今回お話してきたように、いきなりやりたい仕事にたどり着くのはムリゲーなんですね。
やりたいと思っても、スキルやノウハウ不足で厳しい・・。
しかし、どんな仕事からも将来に向けてパクれる物があると考える。
そうすることで、結果的に「これならやってもいいか」レベルの仕事が見つかるようになります。
つまり時間はかかるけど、時間をかけただけ必ずやりたい仕事には近づいているんです。
ぼくは少なくとも、過去の仕事を経験していた影響から今の仕事「ウェブ・営業」といった事ができるようになっているので。
バイトであろうと仕事に就くと、色んな事は見えますからね。
そこからヒントを運よく得られて、自営業を始められたと思っています。
もし最初から「事業形態からパクろう」という意識があれば・・もっと早く好きな事を仕事に出来ていたなと思うばかり。
まだ20代のみなさんなら、何をやっても将来に繋がる仕事ができます。
例えば人気求人サイトのリクナビNEXT
であれば、職種は豊富ですしスカウトメールに登録するだけで仕事も非公開で受けられます。
チェックしていると「あ、これは面接を受けてみたいかも」と思うきっかけにもなりますから。
やりたい仕事への道は、身近にあるんだという認識を持つべきです。
やりたい仕事と繋がりを持たせられそうな事なら何でもやってみる。遠回りなようで、すごく近道な発想なのでお試しください。
「働いてみたいな」←このやる気をムダにしてませんか?
仕事探しって面倒ですよね。ぼくも「働きたくないけど、働く意思はある」という状態で20代は悩んで来ました。
しかし、思い返せばこの悩んだ時間がムダだったとも反省。悩むと「今はまだ」とか「明日から」と先延ばしするんですよね。結果的に次の日も、先延ばしをする後悔ループ(苦笑)これが続くと、せっかくやる気を出しかけたのに悩んで苦しんだにも関わらず進展がないという最悪の状況に陥ります。
だから伝えたい。「僅かであろうとやる気があるなら、今この瞬間に行動すべき」と。何も就活はやる気MAX状態でなくてもいいんですよ。ちょっとハロワに行く、ネット求人サイトを見る。なんでもいいんです。今あるだけのやる気を大事に使いませんか?という話。
精神的に疲れていると、仕事探しどころじゃないのは誰もが経験しているはず。
それなら今ある「やる気の範囲」で行動する。その中で出来る限りのことをやれば、後悔のない明日がある。この考え方を心がけて求職活動をされてみて下さい。
たとえば、僅かな労働意欲がある方ならリクナビのチェックなどは出来るはず。もちろん、部屋の中で出来ます。おすすめ理由は3つ。
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スカウトメールなど登録するだけで、未経験スペックでも働かせてもらえる案件のお知らせが来るなど便利のひと言。
働きたい、面接を受けたいと思った時に「登録からやらないとダメなのか」という心理ハードルを下げるためにもまずは求人チェックが有効です。
ぼくの経験からも、こういう小さな行動をするだけで「後悔なき明日」を迎えられます。迷っているなら、たった5分の登録から始まる1歩をまず踏み出すと、今のやる気もムダになりません。ガンバです!
