「ニートなのでハローワークを使うのが怖い」
「空白期間のある人材がハロワを利用してもいいのか」
ニートからの復帰に、職安利用するのは少し不安ですよね。
ありがちなんですが、「空白期間に何してたの?」とか「やりたい仕事は無いの?」と詰められそうで怖くなる。
そんな思いをした、もしくはするのが嫌なニートは多いと思うんですね。かくいう自分もニートの身分でハロワ利用した経験があります。
転職活動などで利用する人はいいですが、全く仕事をしていないニートがハロワを利用するとどうなるのか。体験談を書いてみます。
結論だけいうと、怖いという思いはしなくていいです。ただし、「ニートなりの不利は強いられることはあるかも」という話。
ニートがハロワを使うとどうなるのか?
ニートの方で、特に転職活動の経験が無いとハロワに行くだけでもハードルを感じると思います。
20代当時の僕も、正直なところ初めて行った時は全く相談なんてしなかったですからね(苦笑)
「本当に仕事を探す気があるのか?」と母親に言われてしまうレベルに、行って帰ってくるだけのパフォーマンス利用しかしませんでした。
では、どんな感じで使えばいいのかを書いてみます。
求人検索を使う
ハロワには受付があるんですが、求人検索を使う際には伝える事になります。
いきなり職員さんに相談してもいいんですが、大半の人は「こういう仕事ならやってもいいかな」とイメージしているはず。
どういう条件で求人が出ているのか、そして場所はどこで勤務になるのかなど一通り見てしまうと良いですよ。
ここで「ニートだから」という理由で拒絶されることも無いので、まずはリラックスして求人を見て欲しいと思いますね。
ぶっちゃけ、この求人を見たぼくは精神的にしんどくなったんですが(苦笑)これから働かないといけない仕事を自分で選ぶってメンタル的に負担なんですよねー・・。
気になった求人に応募したいなら窓口に伝える
応募するのも個人の自由です。窓口の人が、求人案内を出してる事業所に電話をかけてくれるんですよ。
「○○さんという○○歳の方が応募したいと言ってるんですが」とか。
こちらの意思を伝えてくれるんですがここで
「履歴書の送付指示」や「面接に進む段取り」を行う事がふつうです。
事業所によっては担当者不在で、一度家に帰って折り返し電話が来るという形もあるんですけどね。
求人を見たからといって、勝手に応募するのではなく「窓口をまずは通す」というのが基本になります。
しかし、自分の経歴やスキルなどをあらかじめ窓口で伝える必要もあったりします。
例えばパソコン仕事を希望すると、「パソコンのスキルや資格はありますか」と聞かれたりはしますね。
ここで場合によっては「そのスキルでは難しいかもね」と言われたりするんですよ・・。これで自分の場合は少し揉めた事がありますw
「とりあえず面接を受けてみないとわからないでしょ」的なことを訴えて面接に進むことは出来ました。
まあ、落ちちゃったんですけどねー・・w
面接に進む
電話で面接予約を入れられると、そのまま面接の準備をこっちでやります。
履歴書、職務経歴書を作って、面接当日そのまま行くという具合に。
会社の場所とか、地図があるので教えてもらえますが当日に一人で行くのでしっかり調べないといけません。
僕は心配性なので、迷わないように面接前日など現地の下見には行ってました。
これ重要なんですけど、一人の力で全部進めるわけなので「場所がわかりません」とか絶対ダメなんですね。ググって是が非でも迷わずいけるようにしましょう。
ぶっちゃけ、一回だけ僕はミスって面接に遅刻しそうになりました・・w
採用されるとハロワと職場を往復する
面接が終わり、もし採用されればそのまま働けます。
ただ、ハロワと職場をしばらく行き来することもあるんですね。就労の届け出みたいなのが必要だったり。
これは人によって違うんですが、失業保険などを貰っていると少し動く回数が増えやすいです。
事務手続きなので特別な事はないんですが、地味に入ったばかりの職場に書類の判をもらったりするのが気まずいかもw
という具合に、ニートがハロワを利用するとあれこれやりますね。怖くはないので、もしハローワークを利用したい方は使ってみると良いかと。
ハローワークで上手く馴染めないとか合わない場合は求人サイトを使うといいです。求人サイトとハロワの差だけ最後に書いておきますね。
「お客さま扱い」の上手な求人サイト
ハローワークは良くも悪くも公共機関なので書いてきたような感じです。
そのため、応募の際にスキルや資格の事で少し難しいかも・・と言われたりすることがあります。僕もちょっと揉めたりw
こういうのが嫌で、「さっさと求職者の要望に答えろ」という態度で仕事を探したいニートの方には求人サイト(転職アドバイザー付き)を選ぶ道もあります。
求人サイトは求職者が働いてくれないと潰れる民間企業です。
そのため、お客様レベルの扱いでもてなしてくれるのでニートだろうと身分を問わず使いやすいのは事実です。仕事探しの際に
- 何から始めれば良いのか分からない
- 企業側と労働条件の交渉を誰かにやってもらいたい
- 就職後のトラブルを仲介して欲しい
こういう要望があるかもしれませんが、基本的にどこのアドバイザーさんもやってくれます。
仲介業者なので、働いてもらいやすい環境づくりを進めているからなんですよ。
企業側にも気持ちよく求人を出してもらいたいという思いもあるので、結果的に仲介アドバイザーの存在は大きくなるわけです。
「空白期間にお悩みなら○○な仕事はいかがですか」などといった、ニートでも入りやすい仕事場を紹介してもらえたりしますから。
僕自身も派遣会社などを使ってニート時期から復活を遂げています。
会社にいきなり行くより、代理アドバイザーさんが企業内部の雰囲気とかを教えてくれるのは大きいですよ。
好みの問題もありますが、もしニートから復帰に困っているのであればアドバイザーのいる求人サイトから使われることをオススメします。
ハローワークは、特に苦手意識も無ければ使えば良いと思いますね。
どちらも怖いところじゃないので、もしハロワに苦手意識を抱えているならまずは転職系サイトで相談すると、悩みは早く緩和されます。
当ブログでもまとめているので、参考にされてみてください。
20代ニートでも活用できる求人エージェントまとめ
「働いてみたいな」←このやる気をムダにしてませんか?
仕事探しって面倒ですよね。ぼくも「働きたくないけど、働く意思はある」という状態で20代は悩んで来ました。
しかし、思い返せばこの悩んだ時間がムダだったとも反省。悩むと「今はまだ」とか「明日から」と先延ばしするんですよね。結果的に次の日も、先延ばしをする後悔ループ(苦笑)これが続くと、せっかくやる気を出しかけたのに悩んで苦しんだにも関わらず進展がないという最悪の状況に陥ります。
だから伝えたい。「僅かであろうとやる気があるなら、今この瞬間に行動すべき」と。何も就活はやる気MAX状態でなくてもいいんですよ。ちょっとハロワに行く、ネット求人サイトを見る。なんでもいいんです。今あるだけのやる気を大事に使いませんか?という話。
精神的に疲れていると、仕事探しどころじゃないのは誰もが経験しているはず。
それなら今ある「やる気の範囲」で行動する。その中で出来る限りのことをやれば、後悔のない明日がある。この考え方を心がけて求職活動をされてみて下さい。
たとえば、僅かな労働意欲がある方ならリクナビのチェックなどは出来るはず。もちろん、部屋の中で出来ます。おすすめ理由は3つ。
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働きたい、面接を受けたいと思った時に「登録からやらないとダメなのか」という心理ハードルを下げるためにもまずは求人チェックが有効です。
ぼくの経験からも、こういう小さな行動をするだけで「後悔なき明日」を迎えられます。迷っているなら、たった5分の登録から始まる1歩をまず踏み出すと、今のやる気もムダになりません。ガンバです!
