「いきなり働く自信が無いから職業訓練を受けておこう」
「ハローワークの職業訓練に落ちたらどうすればいいの?」
職業訓練を受けたことがある方はいらっしゃるでしょうか?20代なら仕事探しに苦戦した結果、職業訓練に向かう人もいるかと・・。ぼくも実際に受けたことがあります。
しかし、職業訓練はぜったいに受かるわけではないですよね。また、受けたとしても基礎的なことを覚えて終わるだけだったりと役立つ度合いでいうとビミョウに思う人がいるのも確か。
ぼくの友人には、給付金を目当てに受けていた人もいたりw(受けるだけでお金がもらえたり、失業保険の給付期間が延びたりするため)
そこで今回は「職業訓練を受けたけど、あまり役立つことは無かった」という方に効果的な職業訓練を伝えたいと思います。
これは審査も面接もなく、個人的に始められる「職業観察」とぼくは呼んでいますw
誰でも始められる職業訓練は、とにかく「仕事を観察する」こと
ぼくには「10代から始めていれば良かった」と思っていることがあります。それは、「仕事の観察」です。
「職業訓練しなければいけない」と思っている人ほど、「実際に体験してみないと仕事を始めるのは不安」と考えがち。ぼくなどは、20代に仕事を神聖化し過ぎて何度もボランティアや職業体験をしました。極めつけは職業訓練で準備を行う。
でも、これらのことをやっていると「いつ働き始めるの?」という話になるわけです。そのため、日ごろから職業が目に飛び込んでくるように意識することが重要。まさに観察すること。
仕事を見ていればわかりますが、日常生活からも見ることは出来るんです。
ぼくのやっていた仕事などでいうなら、接客業などは人目に触れてますよね。スーパーなら、品出しをする人が見れたり、レジ打ちの際にどのように袋に詰めているかがわかります。
飲食なら、スタッフがどのように動いて客席に目を配るかなどが見えてくるわけです。これらは、全く関係ない世界の話では無くもしかすると「就労する場所」になるかもしれない意味合いで見ておくだけで役立つかもしれないわけですね。
そう思うと、予習の意味も込めてチェックする目が磨かれていくと思いませんか?
「あの場面では、スタッフはこう動いていたけど意味はあるのだろうか?」などいくらでも想像できます。職業訓練なんてしなくても、脳が勝手に仕事をしている前提で考えるのですから。
これが職業観察になるわけです。
実際に色んな職場を体験することにはムリがありますが、じぶんが通うお店や利用しているサービスから見えるものを観察すると役立つノウハウは意外と分かってしまうメリットだらけなんですよ。
仕事観察しておけば就労前の予習効果はもちろん、面接でのアピール材料になる
仕事観察は、何も就労前に「こんな仕事なんだな」とイメージするだけで終わりません。というか、この予習効果だけでも十分やる価値はあるのですが(笑)
さらに仕事を日常的に見ておくことで疑問も浮かんでくる!たとえば・・
- 「あのスタッフの動きは何を意味するのだろう?」
- 「客視点で見ると分からないけど、裏ではどんな作業で効率化してるのだろう?」
人によってはこういった物事に注目するようになります。観察していると分からない事が出てくるわけですが、それらを面接でぶつけてしまうのです。
質問として聞かれた面接官は、「よく見ているな」と感じるでしょう。
少なくとも、ボケーっとしている人とは見られずむしろ「20代なのに目の付け所が違う」と判断されやすくなります。他人との差は、こういった小さなところから生まれていると言えますね。
面接における自身のアピール材料が無い人ほど、こういった客観性を持っている一面を見せるのは大きな効果アリ。
こういう就活ができれば、どういう人材でも1ヵ月以内の就職が決まりやすくなり有利。
職業観察を意識することで、「これなら出来そう」が増える!やる気も上がる!
世の中って何かとレールから外れると働きにくい風潮がありますよね。ニートやフリーターだと、「まずは専門知識を付けないといけない」みたいな。
だからこそ、職業訓練を受けねばと思ったりして焦りが出る。スキルや資格を取るための情報に惑わされる。こういう悪循環にハマる人もいるわけです。(参照:資格スキルの罠)
でも本当は簡単なことで、目の前に出てくる世の中の労働者を見るだけでも「訓練」になるんですよ。ぼくが20代のころは、そんな意識はまるでありませんでしたが・・(汗)
ファミレスで飯を食べてもボケーっとしていますが、スタッフさんはプロです。注文ボタンを押してから、動き始める彼らの行動を見るだけでも勉強になってしまう。
それなのに、「訓練を受ける場に行けないと仕事のノウハウを知れない」とか「資格が取れなければ就労できない」という思考になるのは社会がおかしいからです。
見て盗むではないですが、職業観察は子どものころから教えるべき必須科目とさえ言えるでしょう。
職業を意識して見ておくことで、全く別の仕事に就いたとしても知識は役立つもの。他業種から得られる仕事術は常に参考にすべし!
ちなみに、20代は職業訓練つきで就活できるサイトがあるなど環境が整っているので焦る必要はありません。たとえば営業・パソコン分野なら「ウズウズカレッジ」「ジェイック
」などが20代に人気していてオススメですよ。
「働いてみたいな」←このやる気をムダにしてませんか?
仕事探しって面倒ですよね。ぼくも「働きたくないけど、働く意思はある」という状態で20代は悩んで来ました。
しかし、思い返せばこの悩んだ時間がムダだったとも反省。悩むと「今はまだ」とか「明日から」と先延ばしするんですよね。結果的に次の日も、先延ばしをする後悔ループ(苦笑)これが続くと、せっかくやる気を出しかけたのに悩んで苦しんだにも関わらず進展がないという最悪の状況に陥ります。
だから伝えたい。「僅かであろうとやる気があるなら、今この瞬間に行動すべき」と。何も就活はやる気MAX状態でなくてもいいんですよ。ちょっとハロワに行く、ネット求人サイトを見る。なんでもいいんです。今あるだけのやる気を大事に使いませんか?という話。
精神的に疲れていると、仕事探しどころじゃないのは誰もが経験しているはず。
それなら今ある「やる気の範囲」で行動する。その中で出来る限りのことをやれば、後悔のない明日がある。この考え方を心がけて求職活動をされてみて下さい。
たとえば、僅かな労働意欲がある方ならリクナビのチェックなどは出来るはず。もちろん、部屋の中で出来ます。おすすめ理由は3つ。
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働きたい、面接を受けたいと思った時に「登録からやらないとダメなのか」という心理ハードルを下げるためにもまずは求人チェックが有効です。
ぼくの経験からも、こういう小さな行動をするだけで「後悔なき明日」を迎えられます。迷っているなら、たった5分の登録から始まる1歩をまず踏み出すと、今のやる気もムダになりません。ガンバです!
