毎日のように作業ばっかりで仕事がつまらない

もっと面白い仕事なら一生懸命に頑張るのに

と、20代のぼくは考えておりました。就職応援のブログを作っている立場ながら、もう本当に手抜きが酷かったです・・(汗) 特にルーティン作業になると嫌気がさしまして。雑な仕事ぶりでした。

 

でも後悔してるんですよ。

つまらない仕事ほど、マジで取り組むべきだったな」と。だけど当時はそれがわからなくて。

 

今も20代のぼくと同じように「もっと面白い仕事がしたい」と思っている人は多いと思います。ただ、「つまらない仕事」から得られることを見逃すと後悔することもあるということをお話します。

ぼくはもう30代半ばのオッサンですけど、同じような思いをする20代がこれ以上増えないように。

「つまらない仕事」と「面白い仕事」の違い

そもそも、なぜ「つまらない仕事」だと感じるかなんですよね。大半の人が「面白い仕事」をしたいのは分かるのですが、まずはこの「つまらなさ」と「面白さ」を分けて考えて下さい。

 

例えとして、ぼくがスーパーのバイトをしていた時の話をします。青果で働いていたのですが、毎日のように野菜を切ってパッケージして陳列棚に並べていく。これを何時間も繰り返すわけです。

当然、ぼくとしては退屈に感じていました。「糞つまらん仕事だな・・」と思いながらやっていたので、野菜のカットは雑になりますし、パッケージもやり直しさせられまくりです。

 

ここをお読みの20代の方も、働いているなら業種が変わろうと「退屈っぷり」は伝わるはず。

逆に青果チーフは、店頭のどこに野菜を配置するかや、商品の売れ行きに応じて仕入れる野菜を決めています。言うなれば、青果コーナーすべてを任されるという花形の仕事。

 

むかし、「コンビニを作ろう」という経営ゲームで遊んだ人間として「あ~・・チーフのやってる仕事は楽しそうでいいな」と見ていました。経営要素まで入れば面白いですからね。

つまり、裁量権が職場内で増えてくるほど面白いわけです。この権利が無いばかりに、「下っ端はつまらない仕事をする」という流れが出てくるということ。

 

作業的なことなど、まさにつまらない仕事になりがち。

面白い仕事との差における認識なので、今のじぶんの職場や経験したバイトに置き換えて考えてみるといいでしょう。

ここまで、「つまらない仕事」と「面白い仕事」の認識に間違いはないでしょうか?

 

どんな会社でも、最初はつまらない仕事から任される

つまらない仕事をしていると、「少しくらい面白い仕事を分けてくれてもいいじゃないか」と上司に思うことはありませんか?

これについては、「つまらない仕事ほど、最初はどうして避けられない」とぼくは言い切ることができます。なぜなら、どんな職場も入社したての人材には経験が無いからです

 

特にこのブログを読んで下さっている20代の方など、若すぎるゆえに経験がありません。つまり、必然的に下っ端の「つまらない仕事」をやらされて当然な状況。

これは、30~40代で転職してきた人も同じ。職場の流れを学ぶために、あえて下っ端の仕事から始めるわけです。

こうやって、会社という場では誰もが「つまらない仕事」から始めないと仕事が回らなくなっています。

 

社長でさえ最初は退屈なことをしてきています。就職した先の会社は最初からあったわけではないですよね。それは社長が、開業届けを出して会社を立ち上げるところから始まっているからです。

今はマニュアルの中で「つまらない作業」をしているかもしれません。しかし、それらの作業をするにも上にいる人たちが退屈しながらやった結果にマニュアル化できたもの

こう考えると、つまらない仕事にケチをつけ「美味しいところだけ最初からよこせ」という方が無理筋なのは理解できるかと思います。

 

こうやって、世の中の「つまらない仕事」を見ていると少し印象も変わるはず。

「なんでこんなクソつまらない仕事を・・」と思う人ほど、世の仕組みとしての成り立ちを考えてみて下さい

 

「つまらない仕事」を一生懸命やった結果に次のステージが与えられる

じゃあ、どうすれば「つまらない仕事」から「面白い仕事」という次のステージに行けるのか。

これについては、「つまらない仕事」で成果を上げることが先決と言えます

 

ぼくは一時期、若者の就労支援の現場で働いていたことがあります。当時は、じぶんの悩みに近い若者に接していたので一生懸命に仕事をこなしていました。

退屈なことだったり、つまらない仕事もこなしていました。しかし就労支援の場なので、ぼくを頼ってくれる人たちも増えていくため、つまらないことを含めて成果を出せていたのは大きかったです。

 

すると、それを見ていた上司から「それだけ頑張るなら※リーダーをやってみない?」と提案を受けました。※任される仕事の幅が広がる責任者

 

そこから上司のやるような仕事を任されたり、やってみたかった仕事も任されるようになります。ここに来て、初めて「面白い仕事」ができたのです。

このように、一定の結果が出ると上司たちの評価も上がるんですね。周りもそれだけやっているなら・・と認めてくれるようになります。

 

そうなると、「それだけやってくれるなら○○も任せようかな」とプラスの循環が起こるようにもなる仕組み。もちろん、じぶんから「○○まで出来るようになったので他の仕事もやりたいです」というのもアリ。

これらは、交渉条件として「つまらない仕事でも結果を出している」という武器を持つことで主張できるようになります。

逆に成果を出しているのに、評価されなければ辞めるべきかどうかの指針にもなりやすいとメリットだらけ。

 

ぼくは、この会社組織の仕組みを軽視していたがゆえに、20代はどこにいっても「つまらねえ仕事だな!」とふて腐れたところがありました(汗)

今思えば、アピールすべき場所で雑だったのでアピールできないのも当然でしたね・・。

 

何ごとにも言えることですが、最初から上に行けるような仕組みはどこにも無いんですね。もう本当によっぽど、じぶんでお金を出して会社を作るなら美味しい仕事から始めるのこともできますが。

じぶんの会社で無い以上は、つまらない仕事から始めて当然だ」と覚えておくといいです。こういう後悔をする人が後を絶たないため、「20代の間にやるべきこと」なんて自己啓発の本が売れるんですよ。

ぼくを含めて、先人の後悔を活かすつもりで今の20代の方には働いて頂ければと思います。


「働いてみたいな」←このやる気をムダにしてませんか?

仕事探しって面倒ですよね。ぼくも「働きたくないけど、働く意思はある」という状態で20代は悩んで来ました。

しかし、思い返せばこの悩んだ時間がムダだったとも反省。悩むと「今はまだ」とか「明日から」と先延ばしするんですよね。


結果的に次の日も、先延ばしをする後悔ループ(苦笑)これが続くと、せっかくやる気を出しかけたのに悩んで苦しんだにも関わらず進展がないという最悪の状況に陥ります。

だから伝えたい。「僅かであろうとやる気があるなら、今この瞬間に行動すべき」と。


何も就活はやる気MAX状態でなくてもいいんですよ。ちょっとハロワに行く、ネット求人サイトを見る。なんでもいいんです。今あるだけのやる気を大事に使いませんか?という話。


精神的に疲れていると、仕事探しどころじゃないのは誰もが経験しているはず。


それなら今ある「やる気の範囲」で行動する。その中で出来る限りのことをやれば、後悔のない明日がある。この考え方を心がけて求職活動をされてみて下さい。


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ぼくの経験からも、こういう小さな行動をするだけで「後悔なき明日」を迎えられます。迷っているなら、たった5分の登録から始まる1歩をまず踏み出すと、今のやる気もムダになりません。ガンバです!

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