- 「求人を見るけど、やりたい仕事が無いんだよなぁ・・」
- 「興味のある業種が少ししかないので、嫌々でも頑張るしかない・・」
就活に行き詰っている20代の方は、上記のようなことを考えているのではないでしょうか。少なくともぼくの20代のころは、仕事を探すたびに悩んだことです。
だって、「仕事をしなければいけない」と言われても、どこを探しても「やりたい仕事」がないんですから。
「一般職ならいくらでもある。だから選ぶ立場にないぞ」と言われることもありましたが、そんなことを言われるほどやる気も失せていきます。
でもぼくが30代も中盤になって思うのは、これら20代のじぶんは「なるべくしてなった」状態だと振り返っているのです。なぜなら、遊びを全く知らなかったから。
今回は「遊びを知れば、やりたい事が見つかる」という話をさせて頂きます。
「やりたい事を見つける」には、遊びから仕事につながる道を探せ
遊びの話と関連させますが、やりたい仕事に巡り合うには、社会の仕組みを理解する必要があるんですね。
たとえば、ぼくの好きなドラクエを例に挙げます。ぼくは子供のころ、ドラクエが好きでゲームを作りたいと思いました。しかし、プログラミング=頭が良い人だと思い諦めたのです。(早いですがw)
次は、ドラクエなどのゲームを売る人になりたいと考えました。ゲームショップの店員です。しかし、仕事探しをしている時には、求人もなかったので諦めています。(また諦めが早いw)
これで、ぼくの「やりたい仕事」は消滅したのです。変な話ですが、これがぼくの世界のすべてでした。
でも、ここから学んだことは2つ。
- 「ゲームが好きだから、プログラミングに興味を持てたこと」
- 「ゲームを作れないなら売り手に回ることを考えたこと」
これらは、ドラクエという遊びを通じて、ぼくの中に沸き起こった仕事観です。遊びでやっていたドラクエのおかげとも言えます。
ここをお読みの方も、似たように何かがきっかけで「これならやってもイイかも」と思うことはあったはず。
遊びから、仕事が生まれるとはこういうことなのです。何か特別に、「やりたいこと」をひねり出す必要はありません。興味や関心を持ったものに近づく手段を考えるのです。
これがぼくの考える、やりたい事を見つける方法になりました。
真面目に生きると、遊びの幅が縮まってやりたい事が見つかりにくい
断言しますが、20代でやりたい事が見つかっていない方は、例外なく真面目な人生を歩み過ぎています。
幼くは小学生のころから学習塾やお稽古に、行きたくもないのに通わされていませんでしたか。中学になれば受験に向かって勉強。もしくは部活に没頭・・。
これらを「悪いこと」だとぼくは言いませんが、結果的にやりたい事よりも、周りに合わせる事を重んじていたのでは無いかと思うのです。
「本当は、もっとこういう遊びをやりたかった」という気持ちも、学業や部活で押し殺されていたなんてよくある話です。友人との付き合いもあれば、なおのこと。
じぶんで決めて、とにかく遊んでみた経験がぼくの場合は限られていました。勉強のストレス発散がゲームしかなかったわけですから。
この遊びが欠如すると、先ほど述べた「ドラクエしか知らないまま大人になる」という状況が生まれます。ドラクエから派生する仕事しか浮かばなくなるのです。
他の仕事なんて、世界がわからないのですから興味もありません。
「真面目に勉強して、学校に行って進学して就職しよう」と目標を立てさせられているはずが、実は中身の無い空虚な命令だったということはよくあることなのです。
遊びを知らないと「やりたい事が見つからなくなる」という原因の1つだとぼくは考えますね。では、こうなってしまった20代はどうしたらいいのか。
遊びが極まってくると、やってみたい業種が増えてくる
連呼していますが、「やりたい事」を見つけるには、とにかく遊ぶこと。しかも、極めるつもりで遊んだほうが、早くやりたい事も見つかります。
たとえば、ぼくはネットが好きで20歳くらいから没頭しています。最初は「ネット=遊び」と捉えていましたが、使い方によってはお金に変わることも学んでいきました。
定職に就かないものですから、ヤフオク、転売、せどり、RMT、アフィリエイト、ブログ、などなど。パソコンの遊び経験から、お金になることを知ることになります。
結果的に、個人で仕事ができるようになり、色んなことを学びたくなりました。やりたい事も増えています。今になり20代を振り返ると、次のように思うんですね。
- 個人営業をしているけど、ノウハウが分からないので営業職をやっておけばよかった
- 会計処理や事務がわからないので、一般事務を経験するチャンスもあったのに
- 物も売りたいので、顧客のニーズ調査にもなる販売員もやりたい
驚きですが、これが今のぼくのホンネです。
あれもこれも「やりたい仕事だ」と浮かぶんですね。20代のころに、もっと遊びを知っておけばいろんな角度から仕事を探せたはずなのにと・・。
ドラクエしか遊びを知らなかった当時に比べて、圧倒的に視野が広がったから言えることです。
20代は遊びから入るべし
ぼくの20代を振り返って書いてみましたが、現在20代の人は過去のぼくと同じ立場。「そんなこと言われても、やっぱり分からないよ・・」と考えてしまうと思います。
そのため、ぼくはまず「興味がある」というレベルで良いので、遊びから入ることをオススメします。
カラオケを極めるとか、けん玉を極めるでも良いのです。遊びはコンテンツです。そのコンテンツに携わる人や、風景がリアルにイメージされはじめると、今度は仕事として見られるようになるのです。
働かないといけないのに、遊びとして興味の幅を増やすことを「悪」と考えてしまうかもしれません。しかし、巡り巡ってやりたい事につながる、「探し物」だと思えばやってみる価値はあるはず。
「仕事探し」に行き詰っている間は、派遣やバイトという非正規で働いてもいいじゃないですか。そこから、遊ぶ時間を増やしつつ「やりたい仕事」に出会えれば問題ないのです。
「働いてみたいな」←このやる気をムダにしてませんか?
仕事探しって面倒ですよね。ぼくも「働きたくないけど、働く意思はある」という状態で20代は悩んで来ました。
しかし、思い返せばこの悩んだ時間がムダだったとも反省。悩むと「今はまだ」とか「明日から」と先延ばしするんですよね。結果的に次の日も、先延ばしをする後悔ループ(苦笑)これが続くと、せっかくやる気を出しかけたのに悩んで苦しんだにも関わらず進展がないという最悪の状況に陥ります。
だから伝えたい。「僅かであろうとやる気があるなら、今この瞬間に行動すべき」と。何も就活はやる気MAX状態でなくてもいいんですよ。ちょっとハロワに行く、ネット求人サイトを見る。なんでもいいんです。今あるだけのやる気を大事に使いませんか?という話。
精神的に疲れていると、仕事探しどころじゃないのは誰もが経験しているはず。
それなら今ある「やる気の範囲」で行動する。その中で出来る限りのことをやれば、後悔のない明日がある。この考え方を心がけて求職活動をされてみて下さい。
たとえば、僅かな労働意欲がある方ならリクナビのチェックなどは出来るはず。もちろん、部屋の中で出来ます。おすすめ理由は3つ。
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ぼくの経験からも、こういう小さな行動をするだけで「後悔なき明日」を迎えられます。迷っているなら、たった5分の登録から始まる1歩をまず踏み出すと、今のやる気もムダになりません。ガンバです!
