「仕事にやりがいが見出せなくて苦しい・・」
ふむふむ。そんなに苦しいなら、「やりがいなんて見つけなくていいんですよ~?」という話をします。
20代のころのぼくは、「仕事がしんどい」にプラスして「やりがいが見いだせない」という状況に苦しみました。
発端はもう中学生に遡りますかね。当時から「好きな仕事につこう」とか「やりがいを見出せる分野に進もう」みたいな教育の風潮がありました。
今もあるんですがw
そういう教育のせいで、子供ながらに「仕事=じぶんのやりがい」みたいなイメージが出来上がっていました。
大人になっても変わらず、人に相談してもとにかく「やりがい」を重視する人がすごく多い。これ、35歳の今だから言えますが「やりがいってキレイゴトじゃね?」と思うんです。
そこで、やりがいの無い世界しか見えなくて仕事が決まらないニートやフリーターに向けて、メッセージを送ります。
ただでさえ仕事を探すのが苦しいのに、やりがいで苦しんでどうするの?
仕事を探すこと、働くことってしんどいですよね。ただでさしんどいのは、ぼく自身の経験からも間違いなく言えること。
で、さらに苦しいのは「仕事にやりがいが見つからない時」なんですね。働いている以上は、やりがいを持って働けた方が楽しいのはわかります。
しかしながら、どれだけ探しても見つからないことはあるんですよ。
絶望的に聞こえるかもしれませんが、逆にぼくは「この事実を受け止めることが大事」だと思っています。
「やりがい」はすぐに見つからない物である以上、見つからないことに悩むのは苦しみを生むだけだなと。
それなら、最初から「やりがい」は無視して仕事を探すなり働くなりする方が気楽だと思うんです。
ぼくはこの視点が抜け落ちていたがために、20代は本当に苦しみました。
- 全然やりがいを持てないけどこのままで良いのかな・・
- 毎日のように仕事に熱意をもって取り組める人が羨ましい・・
こんな感じです。
つまり、「やりがい」という概念がくっそキレイゴト過ぎて、苦しみの種に変わっていたということ。
仕方がないとは思います。教育の段階から、「仕事にはやりがいを持つモノ」と教えられてましたし。就職相談窓口でも「興味のある仕事はないんですか?」と聞かれてきたわけで。
世の中、想像以上にキレイゴトにまみれているので、きれいなものを手に出来ない人はとてつもない苦労を背負わされる図式があると今では思うようになりました。
では仕事にやりがいを持てないと絶望的なのかというとそうでもありません。
「たかが仕事」に夢を持つことをやめたら楽になる
ぼくが思うに、ニートの頃から社会を見ていて思うのは「たかが仕事」を誰もが神格化し過ぎている点です。
本来の目的は、とりあえず働いてお金を得られればいいんですよ。ニートだと、この働くというハードルは高いんですが(汗)
「やりがいを持つ」なんて話はもちろん
- 仕事は世のため人のために頑張ろう
- 好きな分野で働けるように調べてみよう
なんて話が必ずセットで付いてきます。
マックでも要らんがなってセットは断れるのに、みんな仕事に付加価値を持たせ過ぎなんですよね。
そう考えると「たかが仕事」なんですよ。
確かに1日の中で労働時間は大半を占めるわけですが、そこに意味を持たせようとしたりすると、まさにやりがい神話に取りつかれる。
まずはスッキリと、「お金のためにこの1日を頑張ろう」という考えがシンプルな労働スタイルだと思います。
事実、継続的に働いている人はあまり難しいことを考えてなかったりします。
- 仕事のあとの趣味を楽しみに生きる人
- 同僚との休憩時間に大変だな~と愚痴り合うことでストレス発散してる人
- お金を稼ぐための手段の1つに過ぎないと割り切れてる人
色んな人がいますが、彼らに「やりがいとは?」という悩みはほとんどないんですね。「何も考えずに働いて大丈夫なの?」と心配にはなりますがw
その心配も、ある意味では洗脳されてる側の考えかもしれないので。
人生を振り返ってみて、「仕事はやりがいを持たねば」という意識が強すぎれば見直すことをオススメします。
「たかが仕事」に振り回されず、まだニートやフリーターという段階なら「やりがいなんてむしろ要らねえw」というスタンスの方が働きやすいはず。
仕事に過度な期待をし過ぎず、まずは目の前の一歩を踏み出す。
これはぼくが、20代をやりがい神話に振り回された結果にたどり着いた答えです。もっと気楽に仕事に応募すればいいと思うんですけどねw
「働いてみたいな」←このやる気をムダにしてませんか?
仕事探しって面倒ですよね。ぼくも「働きたくないけど、働く意思はある」という状態で20代は悩んで来ました。
しかし、思い返せばこの悩んだ時間がムダだったとも反省。悩むと「今はまだ」とか「明日から」と先延ばしするんですよね。結果的に次の日も、先延ばしをする後悔ループ(苦笑)これが続くと、せっかくやる気を出しかけたのに悩んで苦しんだにも関わらず進展がないという最悪の状況に陥ります。
だから伝えたい。「僅かであろうとやる気があるなら、今この瞬間に行動すべき」と。何も就活はやる気MAX状態でなくてもいいんですよ。ちょっとハロワに行く、ネット求人サイトを見る。なんでもいいんです。今あるだけのやる気を大事に使いませんか?という話。
精神的に疲れていると、仕事探しどころじゃないのは誰もが経験しているはず。
それなら今ある「やる気の範囲」で行動する。その中で出来る限りのことをやれば、後悔のない明日がある。この考え方を心がけて求職活動をされてみて下さい。
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