「会社の社会保険に加入する場合、親の扶養を解除する必要がある」
ぼくが介護職に就労したときの話です。ニート的な働き方から、なんとか社会保険に加入できるレベルになった際に問題は起こりました。それが冒頭の問題。親の扶養を外さないと二重加入になっちゃうんです。
ぼくが新しい会社の社会保険に入ることになったので、親父の扶養を抜けようとすると思わぬ足止めを食らってしまいました。保険証なんて2枚要らないんですが、ウチはバカ親です。
- 「お前はまだまだ不安定だから、扶養を抜けない方がいい」
- 「すぐに仕事を辞めて、またニートになると扶養しなきゃいけなくなったら親の恥だ」
こう両親がいう訳です。
いやいや、社会保険は原則1つしか入れないという規則があるわけです。ニートが就職して扶養要らずになったとしても、手続きを取らないと保険解除できません。
でも、無知な親のせいで「扶養を外してくれない」と悩む20代のぼく。ぼくも無知でしたw
会社から「親御さんに扶養を外すように伝えて」と言われると同時に、親からは「お前はまだ安定しないから扶養から抜けるな」と言われ板挟み。ニート脱出のはずが、変なところで悩む・・。
かなりレアケースだと思いますが、解決策を書いておきますね。真面目に働こうとするニートを、親が扶養から外してくれない人なんてレアですよね~。
結論:二重払いでいいのであれば、抜けなくても大丈夫
解決策はカンタンなことなのですが、親が抜けてくれないなら別に放置しておいてもOKということ。実質的に不味いのは、「保険料を二重払いしている」という状況になりますが。
「二重支払いに対しては問題ない」といった話であれば、そのまま加入し続けても罪に問われることはありません。(原則として返す必要はあります)
ウチの無知なバカ親は、「扶養を外してまた戻ることになる」ということを恐れていたんですね。
ニート脱出で扶養解除⇒ニートに逆戻りで扶養に再加入になると、会社での手続きなどで恥をかくと思ったみたいで。
なので、もう親が解除してくれないならそのまま放置してしまうことで解決してしまいます。
ただ、病院に通っていたりすると保険証が2枚存在することでややこしいこともあります。ぼくが病院通いもしているので、ここについても書いておきます。
保険証の重複利用が起こった際にややこしい
通院していたりすると、保険証を別々に提示すると意味不明という状況が発生してしまいます。
ぼくは、これをよく分かっておらず「ある月は扶養の保険証」を使い、「ある月にじぶんの保険証」を出して病院には迷惑を掛けました。
通常は1枚のはずの保険証なのに、2枚存在することになっているので混乱を招きますからw ぼくもこれをやってしまいました。
「親御さんの扶養は、原則として外さないといけないのでご返却をお願いします」
病院の窓口ではこう言われただけですね。これもまた、実質的な被害はありませんでした。親に病院で言われた事実を告げた時に、やっと「扶養の保険証は返さないといけない物なのだ」と理解されました。
両親揃ってアホ親というか、ニートのぼくは社会保険でどれだけストレスを溜めたことかという話です。そのため、「家族単位で二重に支払って損をする」ということを学びました。
まあ、お金があるならいいんじゃないですかという話です。「原則的に返却せよ」ってのがシステム欠陥なんですけどね。機械的に社会保険が紐づけられていたらわかるのですが、まだまだアナログ。
マイナンバー制度などが普及しないと、ぼくのケースみたいなトラブルは後を絶たないと思います(汗)検索しても類似の問題は書かれてたりするので。
ちなみに、すでに二重払いしている場合は戻ってくることもあるようです。該当する方はコチラを合わせてどうぞ⇒(参照:健康保険の重複払いは返ってくる?)
余談:ニートの就職が毒親によって邪魔されるケースもある
余談として書いておくと、こうなったのは「無知なバカ親だった」というだけじゃないんですね。アレコレとぼくの就職先を疑う親だったというのも、こうなった理由の1つにあります。
「そんな会社は聞いたことが無い」とか「小さな会社だから社会保険の仕組みが怪しいんだろう」とか。もはや、ふつうの知識のある人なら笑ってしまうようなことを言う親です。
これも、過剰に子どもを心配し過ぎいる毒親に該当すると思うんですよ。あ、ウチの親は毒親ですw 何かとチャレンジすることを邪魔して、じぶんたちの価値観で決めてしまうという。
ニートやフリーターの方すべてとは言いませんが、親のしがらみから就職先が上手く選びきれないという人もいるはず。親の基準で仕事先を含めた物事を見ていると、自在に動けなくなるんですよ。
20代でも、親離れ子離れができていないケースもあるので就職問題と同時に見つめ直してみるのもいいですよ。一度きりの人生ですから、親のせいで迷惑を被るなんてゴメンです。
「働いてみたいな」←このやる気をムダにしてませんか?
仕事探しって面倒ですよね。ぼくも「働きたくないけど、働く意思はある」という状態で20代は悩んで来ました。
しかし、思い返せばこの悩んだ時間がムダだったとも反省。悩むと「今はまだ」とか「明日から」と先延ばしするんですよね。結果的に次の日も、先延ばしをする後悔ループ(苦笑)これが続くと、せっかくやる気を出しかけたのに悩んで苦しんだにも関わらず進展がないという最悪の状況に陥ります。
だから伝えたい。「僅かであろうとやる気があるなら、今この瞬間に行動すべき」と。何も就活はやる気MAX状態でなくてもいいんですよ。ちょっとハロワに行く、ネット求人サイトを見る。なんでもいいんです。今あるだけのやる気を大事に使いませんか?という話。
精神的に疲れていると、仕事探しどころじゃないのは誰もが経験しているはず。
それなら今ある「やる気の範囲」で行動する。その中で出来る限りのことをやれば、後悔のない明日がある。この考え方を心がけて求職活動をされてみて下さい。
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