正社員は厳しいけど、バイトや派遣なら働ける・・」

非正規で働くことは恥ずかしいと感じてしまう・・」

非正規で働くって恥ずかしいですよね。ぼくは一度も正社員になったことが無いので、正直なところずっと恥じて生きていました。

 

しかし、本当は非正規で働くことは恥ずかしいことでは無かったと気づいています。なぜなら、「非正規=恥ずかしい」と思わせる力が社会では動いているから。

少なくとも、「ふつうに働けば正社員」という価値観が世の中にはありますよね。だから相対的に正社員になれなくて非正規で働く人が恥ずかしい思いをさせられる仕組みがあるということ。

多数派が支持されるのは、どの環境でも同じことなので何も違和感はないですね。

 

これが「非正規=恥ずかしい」という理由を作り出している正体です。

詳しくは解説していきますが、この仕組みをしっかり理解すれば何も問題はありません。むしろ、知らないから恥ずかしいとも言えます。

正社員が「ふつうの働き方」でなければダメな理由

「非正規で働くことが恥ずかしい」という風潮のウラには、「ふつうは正社員で働くべき」という価値観があると書きました。ひと昔前はフリーターがイケてる時期もあったのにw

「雇用が不安定な時代だから非正規は危ない」という考えもあるのですが、本当は違います。

それは、「正社員としてふつうに働けることが”正しい”」という流れを作りたい社会が生まれているからです。もう「正社員じゃないとダメ」くらいの勢いで、正社員か非正規かが語られてますよね。

 

今、正社員として働けていてもブラック企業だったり、給料が少なかったりと良いことだらけでは無いにも関わらず・・。つまり、必ずしも「正社員がすごい」とは言えない時代。

それでも、「正社員として働くことは”ふつう”である」という価値観はキープしたい。だからこそ、「正社員としての働き方がふつう」というために非正規を下に置く必要があるんですよ。

「正社員は得ばかりで非正規はこんなに損をする」なんて報道も、偏見を生む格好の材料です。

 

人は生まれた瞬間から、他者と相対的にじぶんの位置を確立させていきます。

「あの人よりはじぶんの方が優れている」と口には出さないけれど、優越感を得たかったり、勝っているじぶんを主張したいもの。

それが勝ち組、負け組といった言葉を生んだとも言えます。息苦しい世の中ですよね、全く・・。

 

このように、「非正規を叩く」ことで「正社員はふつう」という持ち上げ方ができるわけです。

正社員が偉そうにしてる職場がありますが、述べてきたような視点で見るとそんなにすごいとも言えない事情がわかると思いますw

20代くらいだと、就職に成功すれば正社員。失敗すれば非正規という分かりやすい分離が行われますから、今の20代はしんどい思いをしながら働いているとぼくは思いますね。

 

非正規からしか働けなくても、ベストを辿れば道は開く

「非正規=恥ずかしい」という価値観にとらわれてしまうと、無職やニートの人に取ってはとても苦しくもなります。

「いきなり正社員はムリなので、まずは派遣に行こう」といった非正規ルートが取りづらくなるからです。

 

ぼくは、引きこもりから社会に出て行ったので体力的にも最初はバイトしか選択ができませんでした。でも、非正規ルートを通らないと家にこもったまま時間が過ぎていくだけ。

ここで変に「正社員がふつうだから非正規なんて恥ずかしすぎる」とバイトを避けていればいつまでも前に進めなかったんですよね

あまり働きたくなかったので、「バイトでもいいや」という気持ちもありましたがw

 

今の時代、確かに「いきなり正社員」は難しいところもあるのですが、非正規で働くからこそ気楽に仕事選びができるメリットもあるわけです。

仮にぼくみたいに、何のバイトをやっても適応できなかったとしても収穫はあります。「こりゃ、一人で会社を作るしかないぞ」という具合に腹をくくることにも繋がりました。

まさに今、正社員を経験せずにぼくは会社を作ったわけなので。このように、今のじぶんにできるベストなことを続けていれば道は開かれるわけです。

 

「他者基準」でじぶんの働き方を考えることが恥ずかしいと知れ

最後になりますが、正社員であろうと非正規であろうと関係ない話をします。

じぶんの働き方が恥ずかしいかどうかなんて、他者基準で決めてたらやってられないですよ

 

「正社員がふつうだから非正規の状態が恥ずかしい」なんて言ってたら、いつまで経っても他人の言葉に振り回されて生きるだけ

正社員もまた、ふつうであり続けるためだけに会社が辞められないと言い出したらおかしいですよねw

働き方に縛りをつけて、こうやって首を絞め合っているのが現代の事情でもあります。そんなに正規か非正規かは重要じゃないんですよ。

 

せっかく働くことができても、「この働き方は恥ずかしい」と思いながら働いていたら、成長する速度もまるで違ってきます。

堂々とじぶんの生き方、働き方を認めて頂ければと思う次第です

「正社員になりたいけどなれない人」は、ぼくのまとめている20代オススメ求人サイトに頼ることも考慮しておくと良いですよ。

 

(参照:ニートからの履歴書を書きたい)

(参照:フリーターからの履歴書を書きたい)


「働いてみたいな」←このやる気をムダにしてませんか?

仕事探しって面倒ですよね。ぼくも「働きたくないけど、働く意思はある」という状態で20代は悩んで来ました。

しかし、思い返せばこの悩んだ時間がムダだったとも反省。悩むと「今はまだ」とか「明日から」と先延ばしするんですよね。


結果的に次の日も、先延ばしをする後悔ループ(苦笑)これが続くと、せっかくやる気を出しかけたのに悩んで苦しんだにも関わらず進展がないという最悪の状況に陥ります。

だから伝えたい。「僅かであろうとやる気があるなら、今この瞬間に行動すべき」と。


何も就活はやる気MAX状態でなくてもいいんですよ。ちょっとハロワに行く、ネット求人サイトを見る。なんでもいいんです。今あるだけのやる気を大事に使いませんか?という話。


精神的に疲れていると、仕事探しどころじゃないのは誰もが経験しているはず。


それなら今ある「やる気の範囲」で行動する。その中で出来る限りのことをやれば、後悔のない明日がある。この考え方を心がけて求職活動をされてみて下さい。


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ぼくの経験からも、こういう小さな行動をするだけで「後悔なき明日」を迎えられます。迷っているなら、たった5分の登録から始まる1歩をまず踏み出すと、今のやる気もムダになりません。ガンバです!

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