「転職における面接マナーが、きちんと出来ているか不安」
「ユーチューブで動画チェックしているので面接対策は十分」
ぼくが転職活動をしていたころは、一人で面接マナーを学ぶには苦労がありました。今でこそググれば何でも出てくるように、動画も出てくるので分かりやすいのですが・・。
「面接対策」として一通りのマナーを調べるために動画を使う人も多くなりましたね。実際、すでに面接対策の動画はちゃんとしているので、ぼくはチェックしておくべきだと思っています。
しかし、これはある程度の年齢が過ぎた人というか。あくまで以前からしっかり面接できていた人のチェック用途向けだと考えています。
なぜなら20代では社会的経験が少ないため、学んでも効果が半分くらいしか得られない人もいるから。その根底にある問題は、せっかく知った面接の知識・マナーなのに、誰にもチェックしてもらえないところにあります。
動画の唯一のデメリットとも言えるので、動画で学ぶなら「ここに気をつけて学ぶべき」という話をします。
動画で学べない面接マナーのポイント
動画で学んでも、その面接は誰にもチェックしてもらえないと書きました。これが、もし面接のプロにチェックしてもらえるならいいんですよ。
ぼく自身、面接は一定の知識を持っていましたし、礼儀のなった若者だと思い込んでいたので(自称) 社会に出る際のマナーにだけは自信がありました(汗)
ただ、面接の舞台となるとやっぱり違うんですよ。そこには、緊張もあれば突発的な質問もあります。時には、高圧的な態度の面接官に当たり、練習したことも忘れそうになったり・・。
そうならないためにも、他者からチェックはしてもらうべきです。
特に気をつけるべきポイントは、下記にまとめました。
ネット動画を見て、面接を実際に練習しているじぶんがどう応対できているか。これを考えながら読んでみて下さい。
声の大きさ・張り
落とし穴ですが、声の大きさは気をつけた方が良いです。ぼくは、面接練習を人材派遣の営業さんに受けさせてもらったのですが・・。もう突っ込まれまくり(苦笑)
20代という若さもあって、今ひとつハキハキ応答することが出来ていなかったんですよ。
「いやー・・けっこう声出してるつもりなんだけどな~」なんて思うのはじぶんだけ。
本や動画でマナーを知っても、実際にハキハキ言えてるかどうかはわからない典型例です。特に、自己採点は無駄に高くなる傾向があるので、良くできたなと思うほど怪しむべき。
「意識的に声は張る」ということを意識してください。本番は、練習の3割減のボリュームになっていると思うくらいの方が声は出せますよ!
背筋がなってない
これもふつうに知識として学んでいる人は多いですが、実際問題として背筋からキチンとなる人は少ないです。「面接は見た目」という意識を持てと過去に書いていますが、まさに背筋も査定ポイント。
ぼくが23歳のころ、集団面接セミナーに参加していたこともありますが、若者らしいというか。
見た目になんか自信が無さそう・・な感じに見える猫背の人がいたり、後姿から漂う覇気の無さが見え隠れする人も多くいました。でもみんな、じぶんは大丈夫と思っているんですね。
こうやって客観的に書いて、分かってる風な口を利いているぼくも「背筋をもう少し伸ばしましょうか」と注意されてきました(苦笑) 面接に挑む姿勢は、予想以上に悪いと考えるくらいがベストの良い事例でした。
転職面接を「恥ずかしい」という意識になるまで練習していない
面接は練習して、本番でもそつなくこなせて初めて意味があります。でも一人だと練習しますか?
もちろん、最初から最後まで面接官になりきった家族や友人がチェックしてくれれば違いますが。やっぱりプロを前にするわけでも無いと、適当に済ませがち。
「恥ずかしい」という気持ちも、20代のころは面接練習に出てくるので、やはりプロ視点でのチェックは必須です。プロを前に、芝居がかるくらい練習しておけば「恥ずかしい」という意識の中でやり取りもできます。
これによって、初めて面接に向けて学べたと言えるんですね。ぼくは母親に面接の質問を頼みましたが、母親もなぜか恥ずかしがることがありました。練習にならない・・w
場数を踏んだ人と、踏んでない人は明らかな差に繋がります。そこを埋めるのが練習。動画では学べない、本だけでは足りないポイントなのです。十分な練習をして挑むことをオススメします。
20代向けの転職セミナーでも、特に面接に時間をかけてくれる制度のあるところはオススメです。一定の知識やマナーは調べられますが、面接チェックはじぶんではできないので。
面接チェックしてもらえる場所は、求人サービスならどこでもオッケーです。やることが大事。特にオススメは、「先方企業が何を望んでいるか」を教えてくれる派遣会社もしくは転職エージェントです。
人材関係の会社は、企業側が面接に何を求めているのかを知っています。同時に、質問されることまで把握しているのも強み。
面接直前で教えてもらえるのも強みなので、もし利用するなら「仕事探しと同時」にやると効率的です。目標ありきの無駄のない面接練習にもなるので、20代はどんどん活用してみると良いですよ。
「働いてみたいな」←このやる気をムダにしてませんか?
仕事探しって面倒ですよね。ぼくも「働きたくないけど、働く意思はある」という状態で20代は悩んで来ました。
しかし、思い返せばこの悩んだ時間がムダだったとも反省。悩むと「今はまだ」とか「明日から」と先延ばしするんですよね。結果的に次の日も、先延ばしをする後悔ループ(苦笑)これが続くと、せっかくやる気を出しかけたのに悩んで苦しんだにも関わらず進展がないという最悪の状況に陥ります。
だから伝えたい。「僅かであろうとやる気があるなら、今この瞬間に行動すべき」と。何も就活はやる気MAX状態でなくてもいいんですよ。ちょっとハロワに行く、ネット求人サイトを見る。なんでもいいんです。今あるだけのやる気を大事に使いませんか?という話。
精神的に疲れていると、仕事探しどころじゃないのは誰もが経験しているはず。
それなら今ある「やる気の範囲」で行動する。その中で出来る限りのことをやれば、後悔のない明日がある。この考え方を心がけて求職活動をされてみて下さい。
たとえば、僅かな労働意欲がある方ならリクナビのチェックなどは出来るはず。もちろん、部屋の中で出来ます。おすすめ理由は3つ。
リクナビをお勧めする理由

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就活の面倒臭さを、とにかく飛ばせるのがリクナビです。ネット登録した瞬間から非公開求人を含む、全国トップクラスの求人案件を見ることが可能。これにより、仕事を探したけど何もないという状況が確実に減ります。
もちろん、未経験や初心者向けに安心して働ける求人は豊富。登録するだけなので、電話が掛かってくるなどの心配も不要ですよ。
スカウトメールなど登録するだけで、未経験スペックでも働かせてもらえる案件のお知らせが来るなど便利のひと言。
働きたい、面接を受けたいと思った時に「登録からやらないとダメなのか」という心理ハードルを下げるためにもまずは求人チェックが有効です。
ぼくの経験からも、こういう小さな行動をするだけで「後悔なき明日」を迎えられます。迷っているなら、たった5分の登録から始まる1歩をまず踏み出すと、今のやる気もムダになりません。ガンバです!
