「仕事をしていると同時進行での就活はしんどい」
「転職したいけど、仕事を辞めないとゆっくり会社選びができない」
就活や転職活動をする際には、”完全に無職じゃないとできない”という人がいます。ぼくもなのですが、仕事をしていると精神的な疲れや、会社との兼ね合いで動きにくいのです。
そのため、「次の仕事を見つけないまま仕事を辞めると大変だぞ」という価値観に苦労させられてしまうということ。
もちろん、仕事を辞めたまま転職活動をすると「無職」として見られるデメリットがあることは理解しています。
「なぜ会社を辞める必要があったのですか?」
この質問に対して、適切な返答ができるように使える口実を用意しました。ぜひお役立て下さいませ。
仕事を辞めて転職活動しても、「適切な理由」を言えば問題ない
ぼくは、たったの1度も在職中に転職活動をしたことがありません。述べているように、精神的な疲れに弱く、会社と同時進行で進められない不器用さがあったからです。
そこで、ぼくは転職のたびに「色んな理由」を伝えるようにしてきました。11回の転職を上手く乗り越えてこれたのは、まさにこの理由がヒットしていたからです。
面接官も人間ですから、仕事を辞めているからと言って機械的に弾くことはありません。そのためには、しっかりと「適切な退職理由」を伝えることが重要なんですね。
これは、無職やニート状態といった空白期からの就職にも言えること。ぼくの使った理由は次の3パターンです。
① スキルアップの必要を感じた
「転職活動のために会社を辞めた」と聞くと、「なぜ同時にやらないのか」と突っ込まれることを恐れる人は多いです。
その場合、もっともらしい理由として「スキルアップの時間が必要だった」と伝えるのも手。
「会社を辞めた理由に悪口を使うな」でも書いていますが、「スキルアップのために無職になり、そこから転職活動をしている」と伝えることも可能です。
分かりやすく「スキルアップを目指す」というのは使いやすいですよ。無職からでも、「しばらく勉強に時間を費やしたかったので」といえばそれらしい理由になります。
強いていうなら、ここで軽い資格の1つでも取得できれば、示しにもなりますから。
ぼくのケースでいうと、「介護転職の前にヘルパー講座に通っていました」という理由が該当します。資格やスキルアップは、言い訳にすら聞こえない鉄板トークなのでぜひ活用するといいですよw
② 「会社に対しての恩義を軽率にできない性格だ」と伝える
これもまた鉄板です。
「なぜ在職中に転職活動をしないのですか?」と聞かれれば、じぶんの性格が影響していたことを伝えると良いです。具体的には次のような言い方がベスト。
会社と同時進行で就活をしてもよかったのですが、大事に育てて仕事を与えてくれた会社だったため性格的に申し訳なくできませんでした。
前職を全うする責任を強く感じておりましたし、実際に最後まで仕事をこなしております。また職務が残っている状態だと、採用が決まった場合も次の会社に迷惑が掛かると思いました。
雇って下さる企業さまに対して恩を感じる性格であるがゆえ、しっかり向き合える状態て就活をしています。
少し頑固なイメージはありつつも、このように言えば会社都合に動いてくれる人材というアピールができます。
実際は「不器用だから1つ1つ就活する」というのがぼくのホンネでしたがw これだけ言えば、会社側に尽くせる良きイメージに変わることは間違いないのです。
もし不安なら、つい最近の成果を伝えるのもいいでしょう。仕事を投げ出さないイメージにとどめを打つという具合に。
「実際に、辞める直前まで前職では○○の仕事も任されるほど頑張っていました」など添えるだけでインパクトは変わりますから。
③ 「経済的に最低限の余裕がある」という事実をタイミング次第で伝える
また「経済的に最低限の余裕を持っている」と伝えておくと違います。
企業側もプライバシーに踏み込めないので聞きませんが、「もし無職が続いたらお金はどうするのですか?」ということを気にしています。お金が必要で、人々は働くわけですから。
それを見越した上で、次のような言葉で答える用意をしておくとベストです。
長期にわたり勤められる環境をしっかり探そうと思ったため、離職しての就活になりました。そのため、就活が仮に長引いても生活に影響がでない貯蓄はしております。
収入が無い状態で焦りながら仕事を探すより、じっくりと企業さまと向き合うことが重要だからです。就活をきっちり行うことが、将来への投資となると考えております。
このように、「生活はどうしてるのか?」に対する答えを、聞かれずとも答えられると便利です。
企業も、採用を迷った時に「無職だから急いで決断した方が良いのかな?」と思うかもしれません。そうなると、面倒な人物に見られることもあるからです。
「実家暮らしで、経済面で余裕を持っている」といった伝え方でも良いのです。行き当たりばったりでは無く、「計画的な余裕があるから就活できている」と分かれば問題なしですよ。
「仕事をしながら」がしんどいなら、辞めてから転職活動をしても問題はない
一般的な就活マニュアルでは「次の仕事を見つけてから辞めろ」がふつうです。このマニュアルがウザいんですが(笑)
だからといって、あれこれ言ってもどうにも出来ない人たちもいます。アタマではわかっていても、仕事をしながら・・という転職がツライ人はいるんです。ぼくもですが、キツイものはキツイ。
そういう時ほど、正常な判断も失って就活しがち。転職で良い環境を目指すつもりが、転職活動が苦痛で適当な会社に決めてしまう・・そして転職失敗なんて目もあてられませんよね?
そうならないように、しっかりじぶんペースを作ることをオススメします。辞めてから就活・転職活動をしても、今回お知らせした口実を利用すればいいだけですから。
仕事を辞める決断がつかない方は、家でもできる小さなことを転職活動にするのも手です。何もしないより前進を心がけて下さい。(参考:何もしなかった日を無くす転職術)
「働いてみたいな」←このやる気をムダにしてませんか?
仕事探しって面倒ですよね。ぼくも「働きたくないけど、働く意思はある」という状態で20代は悩んで来ました。
しかし、思い返せばこの悩んだ時間がムダだったとも反省。悩むと「今はまだ」とか「明日から」と先延ばしするんですよね。結果的に次の日も、先延ばしをする後悔ループ(苦笑)これが続くと、せっかくやる気を出しかけたのに悩んで苦しんだにも関わらず進展がないという最悪の状況に陥ります。
だから伝えたい。「僅かであろうとやる気があるなら、今この瞬間に行動すべき」と。何も就活はやる気MAX状態でなくてもいいんですよ。ちょっとハロワに行く、ネット求人サイトを見る。なんでもいいんです。今あるだけのやる気を大事に使いませんか?という話。
精神的に疲れていると、仕事探しどころじゃないのは誰もが経験しているはず。
それなら今ある「やる気の範囲」で行動する。その中で出来る限りのことをやれば、後悔のない明日がある。この考え方を心がけて求職活動をされてみて下さい。
たとえば、僅かな労働意欲がある方ならリクナビのチェックなどは出来るはず。もちろん、部屋の中で出来ます。おすすめ理由は3つ。
リクナビをお勧めする理由

- 求人数は業界トップクラス。全国どこでも仕事が見つかる
- 20代にうれしい「未経験・初心者OK」の求人情報が豊富
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就活の面倒臭さを、とにかく飛ばせるのがリクナビです。ネット登録した瞬間から非公開求人を含む、全国トップクラスの求人案件を見ることが可能。これにより、仕事を探したけど何もないという状況が確実に減ります。
もちろん、未経験や初心者向けに安心して働ける求人は豊富。登録するだけなので、電話が掛かってくるなどの心配も不要ですよ。
スカウトメールなど登録するだけで、未経験スペックでも働かせてもらえる案件のお知らせが来るなど便利のひと言。
働きたい、面接を受けたいと思った時に「登録からやらないとダメなのか」という心理ハードルを下げるためにもまずは求人チェックが有効です。
ぼくの経験からも、こういう小さな行動をするだけで「後悔なき明日」を迎えられます。迷っているなら、たった5分の登録から始まる1歩をまず踏み出すと、今のやる気もムダになりません。ガンバです!
