- 「フリーターから正社員に就職できる気がしない」
- 「ずっとニートをしていたので手遅れ。企業からは嫌がられると思う」
ニート、フリーターといった期間が長引くと不安で就活すら出来なくなることもありますよね。ぼくは特に、そういう傾向がありました。もうダメかな・・という心境。
そのため、「全くじぶんは社会に相手にされない」という思考が強固になっていました。仕事を辞めたいと思っても、次が無いと思い込んでブラックに染まりやすくもなる悪循環。
でも、ある時に知り合いの方に仕事を誘われ、「まだじぶんに価値は残っている」と思うきっかけがありました。客観的に仕事に誘われると自信も持ちやすくなります。
結果的に、この方に仕事をさせて頂いています。これが転機となり、ぼくは仕事を本格的にやれるようになったのです。
でもこの話を聞いても、「そんな都合のいい話は、偶然だから自分には関係ないね」と読者の方は思うかもしれません。
しかし、たとえニートでもぼくみたいに「仕事をやってみないか」と声を掛けてもらう方法があります。それが、派遣会社を利用すること。
派遣に登録すれば、おおよそ就活の舞台におけるじぶんの価値が見えてきます。
ニートだろうが、フリーターだろうが就活モテ確認をするべき
最近、「タラレバ娘」という結婚できないアラサー女子のドラマを見ているのですが、ここにヒントは詰まっていました。
3人組のアラサー女子は、結婚できない状況ながらも、男性のいる飲み会に参加してチヤホヤされる「モテ確認」を行っていました。これの意味するところは、まだまだじぶんたちはイケるという確認。
結婚できていないことで不安になっても、「じぶんたちの価値を認める男性はまだまだいる」とモテ確認することで安心できているのです。安心だけでは困るのですが(笑)
就活も同じで、今のじぶんを評価して「働いてくれませんか?」と認めてくれる人がいるのは重要です。これを就活モテ確認と言えばいいでしょうか。
「働き口がじぶんには無い」と思いがちな、ニートやフリーターの人は、客観的な査定を受けるとこれらの確認ができます。
そんな場所が無いから困っているという人は、簡単に見つけることが可能。それが、派遣会社であり転職エージェントの利用です。(ブラック企業回避にも役立つ派遣会社)
派遣会社、転職エージェントは「客観的に人材の価値」を見てくれる
働くときにだけ利用したくなる派遣会社、転職エージェントですが、これらは就活市場でのモテ確認にも使えます。(求人サービスのあれこれ)
登録してヒアリングしてもらうだけで、勝手に向こうから「こういう仕事があるのですが、興味は無いでしょうか?」と提案してくれるのです。
「じぶんなんか相手にされない」と思いがちな方もいると思うのですが、ぼくが実際に派遣登録してきた中ではふつうに紹介されています。
もちろん、ニートやフリーターという状態から。特殊なスキルや資格が無くても、登録者に適した仕事を提案してくれるので便利。
これは、客観的に人材評価を行ってくれる専門のキャリアアドバイザーがいるからなんですね。素晴らしいのは、提案だけを見て「じぶんはまだ働き口がある」と安心できること。
「もうダメだ・・どの企業も相手にしてくれない」と思うことも格段に減るのですから。これらの提案された仕事を吟味するため、数社を掛け持つ人も多くいるのです。
ただ「紹介されるのはわかったけど、受かるかどうかは別でしょ?」と思う方もいますよね。これには明確な答えがあるのでお答えしておきます。
もちろん、採用される可能性のある仕事しか紹介されない
アドバイザーから提案される仕事は、採用される可能性が高いものばかりという点も注目です。
「人材会社は、働いてもらってナンボ」というシステムで運営されているので、ムダに面接を受けさせることを嫌います。
つまり、人材派遣の担当者から見て、「この人なら問題ないだろう」という人材にしか声を掛けないということ。紹介される=採用も見えているのです。
そのため、派遣登録して、もしも仕事を提案されるようなら、「じぶんには価値がある」と受け取って問題なし。その数が多ければ多いほど、仕事には困らない証拠にもなります。
ぼくは、こういった経験を一切せず、1つの企業にしがみつくしかありませんでした。
もっと早くに、こういった仕組みがあることを知っていれば・・20代はもう少しマシな仕事探しが出来ていたかもと悔やんでいます。
就活市場で、じぶんに価値があることを知れば、仕事を辞めたい時に辞められますし、次も見つけやすくなります。ぜひ、人材派遣を活用されるといいですよ。
【20代向けおすすめ派遣会社4つ】都会から地方住まいまで対応
20代で仕事を探しているけど、一般求人サイトより派遣会社を使いたい人のためにまとめてみました。順位を4つ個人的な判断で並べているので参考にどうぞ。
1位 マイナビスタッフ ~都会住まいの方ならここ~
- 東京・大阪を中心とした、都会向けの求人が非常に強い
- 一般職を全般に扱うため、仕事の偏りが少ない
- 求人数は大手に比べれば負けるも、未経験者のフォロー態勢は万全
都会で派遣会社を利用したいなら、マイナビスタッフは要チェック。扱われている業種は一般職がキホンとなっており幅が広く、「1ヵ月以内の単発」~「紹介予定派遣」まで働き方も自在に選択可能。
求人数が大手サイトと比較すると少ない傾向があるも、20代未経験からでもしっかりフォローする姿勢がある。登録者に対する、セミナー開催など仮に仕事が見つからなくても損が無い。
登録はこちら⇒マイナビスタッフ
2位 ランスタッド ~地方の仕事もしっかりカバー~
- 未経験など20代若者が困るポイントをカバーした豊富な求人
- 地方在住でもしっかり登録会が開催されており便利
- スキルアップサポートの充実
未経験からでも始められる仕事が充実しており、20代で働き始める若者をしっかりカバー。全国区の派遣サイトとしても地盤をしっかり固めており、地方でも不利を感じさせないところが良い。
販売、デスクワークとまずは基本的な仕事をそろえており、いわゆる「キツイ仕事」とは距離を置いた派遣会社。製造や軽作業などもあるので、まずはここからスタートするのも悪くない。
登録はこちら⇒ランスタッド
3位 ヒューマンリソシア ~ニートだったぼくを真剣に対応してくれた派遣会社~
- 登録スタッフに適性があると思えば、どんどん仕事を提案してくれる
- 面接の練習など、個別に時間を割いて手伝ってもらった経験アリ(ニート時代)
- 大手会社とも契約しているため、安定企業に入れるチャンスもある
ぼくは大手メーカーのパソコンオペレーターを紹介してもらった経験あり。スタッフに適性を感じれば、たとえ未経験ニートでも積極的に提案してくれるため、思いもしなかった仕事を紹介されることも。
面接練習など、個別の時間を割いてくれるなど他社に負けないサポート姿勢。大手企業との契約があるのは強く、安定を求めているのであればまずは相談。
登録はこちら⇒[ヒューマンリソシアテキスト]
4位 派遣スタイル ~求人数は多く地方・都会のバランスが取れている~
- 派遣サイトとしては非常に求人が多く、テンポよく探せば仕事に困らない
- 地方にも強いため、全国的な目で見ると利用しやすい
- ただし、案件別に派遣会社に登録する必要がある
派遣スタイルは、求人サイト的に仕事をチェックしていき、気に入るようであれば登録して働くシステム。少し手間だが、案件別に派遣登録するのが面倒でなければふつうにオススメ。
派遣サイトというより、求人サイトに近いので仕事数も豊富。地方にも強く一定の仕事は見つけられる。ただしサポートは、登録した派遣会社によって違うのでこの順位。
登録はこちら⇒派遣スタイル
「働いてみたいな」←このやる気をムダにしてませんか?
仕事探しって面倒ですよね。ぼくも「働きたくないけど、働く意思はある」という状態で20代は悩んで来ました。
しかし、思い返せばこの悩んだ時間がムダだったとも反省。悩むと「今はまだ」とか「明日から」と先延ばしするんですよね。結果的に次の日も、先延ばしをする後悔ループ(苦笑)これが続くと、せっかくやる気を出しかけたのに悩んで苦しんだにも関わらず進展がないという最悪の状況に陥ります。
だから伝えたい。「僅かであろうとやる気があるなら、今この瞬間に行動すべき」と。何も就活はやる気MAX状態でなくてもいいんですよ。ちょっとハロワに行く、ネット求人サイトを見る。なんでもいいんです。今あるだけのやる気を大事に使いませんか?という話。
精神的に疲れていると、仕事探しどころじゃないのは誰もが経験しているはず。
それなら今ある「やる気の範囲」で行動する。その中で出来る限りのことをやれば、後悔のない明日がある。この考え方を心がけて求職活動をされてみて下さい。
たとえば、僅かな労働意欲がある方ならリクナビのチェックなどは出来るはず。もちろん、部屋の中で出来ます。おすすめ理由は3つ。
リクナビをお勧めする理由

- 求人数は業界トップクラス。全国どこでも仕事が見つかる
- 20代にうれしい「未経験・初心者OK」の求人情報が豊富
- 登録のみで非公開求人を全てチェックできる
就活の面倒臭さを、とにかく飛ばせるのがリクナビです。ネット登録した瞬間から非公開求人を含む、全国トップクラスの求人案件を見ることが可能。これにより、仕事を探したけど何もないという状況が確実に減ります。
もちろん、未経験や初心者向けに安心して働ける求人は豊富。登録するだけなので、電話が掛かってくるなどの心配も不要ですよ。
スカウトメールなど登録するだけで、未経験スペックでも働かせてもらえる案件のお知らせが来るなど便利のひと言。
働きたい、面接を受けたいと思った時に「登録からやらないとダメなのか」という心理ハードルを下げるためにもまずは求人チェックが有効です。
ぼくの経験からも、こういう小さな行動をするだけで「後悔なき明日」を迎えられます。迷っているなら、たった5分の登録から始まる1歩をまず踏み出すと、今のやる気もムダになりません。ガンバです!
