- 「ニートだから良い会社には入れない」
- 「職の経歴がない人材にキャリアは積み上げられない」
ニート状況に陥ると、世間的なキャリア論を諦めてしまいますよね。決めつけで悪いのですが、事実ニートになったぼくは人生を投げた時期がありました。
20歳の段階で、「キャリアなんてじぶんの人生には関係ない」と思うようになっていましたので。〇歳で就職、〇歳で資格取得、〇歳で肩書が~という未来なんて想像できるわけがありません。
これは、ニートの悲観像なので仕方が無いのですが・・。
しかし、このニート状態から磨き上げられるキャリアがあるとすれば実行してみたいと思いませんか?まだ20代のみなさんですから、圧倒的に有利な状況にあります。
これからの不安定な時代に必要な、「ニート向けのキャリア論」とでも言えるでしょう。
就活マニュアル本は「外面的キャリア論」を元に作られている
今、読んでいる本に書かれていたのですが、ニートは「世間的なキャリア論しか考える道がない」と思い込んでいます。
これを、外面的キャリアと本では書かれていました。(参照:自分に適した仕事がないと思ったら読む本)
外面的キャリアとは、まさに述べているような「〇歳で~」という一般ルートです。経歴書などに書ける、見えるキャリア像と言えばいいでしょうか。
このキャリア像を元に、何もかもを考えてしまうからニートは不利を受けるのです。そもそもの話でキャリアも糞も、働いてないのですから落ち込んで当たり前ですよw
ぼくも薄々はわかっていたんです。外面的キャリアを追っても意味がないことを。これら外面的キャリアは、ある種の憧れとも言い換えられます。
ふつうの会社に入って、ふつうに生活して・・特に疑問を持つことなく働ける環境。上に向いて進める状況。ラップみたいですがw憧れなんですよね。
でも憧れているだけでは、話しも進まないです。
そこで本書で書かれているのが、「内面的キャリア」を磨くことでした。内面的キャリアについては、ぼく自身も知らない間に磨いていたとも言える内容でしたね。
これからの就活に必要なのは「内面的キャリア」の形成である
内面的キャリアとは、目に見えない間に形成されるキャリアのことです。例えば、ぼくはニートから脱出して、ピザ屋の宅配を頑張った経験があります。3ヵ月で辞めてますがw(11回の転職の中にピザ宅配経験)
たった3ヵ月とはいえど、次のような仕事は実際に経験することができました。
- 電話対応
- バイクで配達
- ポスティング
- 配達先での接客対応
- 「ニート経験があっても雇われる」という事実を知る
たった3ヵ月でも、これらの事を会得しているのです。世間的には「3ヵ月で辞めただけの人」かもしれませんが、確かな実績が内面に出来上がっているのです。
「内面的キャリア・外面的キャリア」と書いている福澤さん自身も、同じように落ちこぼれている経歴から、見事に内面的キャリアを見つけ出すことに成功しているエピソードをつづっています。
ぼくも、これからの時代はこの「内面的キャリア」をどのように培えるかが勝負になると考えていますね。不安定な時代に、挫折して仕事を失うことはもはや当たり前。デフォですよ。
そこから、いかにリスタートを切って、内面的キャリアを形成できるかが重要だということです。
外面的なキャリアと違い、内面はじぶんの気持ち一つで磨けるものですから、やる気も十分に湧きやすいのは特徴的ですよね。
「内面的キャリア磨き」とは、自信をつける方法論の1つ
ニート状況にあったぼくが、なかなか社会に顔を出せなかったのは「自信が無かったから」という側面もありました。
全くスキルも無ければ、経験もないわけですから仕方が無いのですが・・。しかし、ここから自信をつけたければ、述べてきたような内面的キャリアを磨く道に進まなければいけないのです。
もちろん、一筋縄ではいかないので、思ったような成果はすぐには出ないです。しかし、この内面的キャリア磨きのいいところは、少しの行動でもキャリアとして扱われることです。
外面的なキャリアは3ヵ月では認められにくいのですが、内面的キャリアは価値判断の基準が自分の内側にあるからですね。しっかり行動を起こして、1日でも何かをすれば磨かれる便利さがあるのです。
ぼくは、自信をつけることは簡単ではないと思っている人間ですが、この内面的キャリアであれば十分に可能だと実体験から言えます。
自信は長期スパンで見えてくるものですが、内面的なキャリアはたった3ヵ月で頑張った分だけ実感できるのですから。
たとえば、ぼくは恥ずかしげもなく経歴書を出しています。「よくもこんな履歴書を、堂々とごまかして書けるもんだな」とぼくのブログを見て笑う人もいるでしょう。
ですが、磨いた内面的キャリアがあるからこそ見せられるのも事実なのです。今となっては財産の一部として、ブログで公開できるのですから。
20代であれば、ニートであろうとまだまだ成長盛りです。ぜひ、内面的キャリア形成を目指してみて下さい。
「働いてみたいな」←このやる気をムダにしてませんか?
仕事探しって面倒ですよね。ぼくも「働きたくないけど、働く意思はある」という状態で20代は悩んで来ました。
しかし、思い返せばこの悩んだ時間がムダだったとも反省。悩むと「今はまだ」とか「明日から」と先延ばしするんですよね。結果的に次の日も、先延ばしをする後悔ループ(苦笑)これが続くと、せっかくやる気を出しかけたのに悩んで苦しんだにも関わらず進展がないという最悪の状況に陥ります。
だから伝えたい。「僅かであろうとやる気があるなら、今この瞬間に行動すべき」と。何も就活はやる気MAX状態でなくてもいいんですよ。ちょっとハロワに行く、ネット求人サイトを見る。なんでもいいんです。今あるだけのやる気を大事に使いませんか?という話。
精神的に疲れていると、仕事探しどころじゃないのは誰もが経験しているはず。
それなら今ある「やる気の範囲」で行動する。その中で出来る限りのことをやれば、後悔のない明日がある。この考え方を心がけて求職活動をされてみて下さい。
たとえば、僅かな労働意欲がある方ならリクナビのチェックなどは出来るはず。もちろん、部屋の中で出来ます。おすすめ理由は3つ。
リクナビをお勧めする理由

- 求人数は業界トップクラス。全国どこでも仕事が見つかる
- 20代にうれしい「未経験・初心者OK」の求人情報が豊富
- 登録のみで非公開求人を全てチェックできる
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スカウトメールなど登録するだけで、未経験スペックでも働かせてもらえる案件のお知らせが来るなど便利のひと言。
働きたい、面接を受けたいと思った時に「登録からやらないとダメなのか」という心理ハードルを下げるためにもまずは求人チェックが有効です。
ぼくの経験からも、こういう小さな行動をするだけで「後悔なき明日」を迎えられます。迷っているなら、たった5分の登録から始まる1歩をまず踏み出すと、今のやる気もムダになりません。ガンバです!
