人生って運ゲーなんですよね。今ここを読んでいるニートの方にも声を大にして伝えたいんですが。
ちょっと運が悪く、ニートにならざるを得なかったとぼくは考えています。
にもかかわらず、世の中には「ニートは努力が足りない」と努力信仰を押し付ける人がいるんですが。ぼくに言わせてもらえば、ハッキリいってキモイです(苦笑)
もちろん、ニートだから努力をしなくていいとは言っていません。
あくまで人生は運ゲーであるということを認めた方が、今後の活動にいい影響を与えると経験から言えます。
ニートになった自分を責めてしまう
努力しているのになかなか報われない
こういう思いを抱いている人は、ちょっと読んでみて頂ければと思います。人生が運ゲーと言える理由や、この運をどう扱うかのコツもあるので参考にどうぞ。
人生が運ゲーであると思う理由
偉くなった成功者みたいな人って、みんな努力論を語るんですよね。「おれは○○をして頑張ったw」みたいな話。
負け犬の遠吠えになるので、ニートのぼくは言えませんが。いや、それは運の影響の方が大きくない?といつも思うんですよ。
「人生は努力で決まる」VS「人生は運で決まる」
これが争ったら、事実レベルで運が勝つわけです。例えを出していきますよ。
親を選べない(家庭環境)
まず親を選べない点です。
家庭環境も含むと考えてもらって構いません。極端な例でいうと、ごくありきたりな家に生まれるか政治家や芸能一家に生まれるか。
こうなると周りにいる大人のレベルは違ってきますし、金銭的な裕福度や受ける教育は明らかに違いがでます。
毎日生きて行くだけのお金を稼ぐ親を見て育つか、生活には困らず社会的にいかに認められるかを目指す親を見て育つか。
これは、どちらが良い悪いの話じゃないんですよ。社会に対して目を向ける上で必要な視野が、段違いに変わるという事です。
ぼくの場合は、「会社に行かずに事業を起こしていい」という事を知ったのは30歳を過ぎてからでした。
なので今は一人でやっているわけですが。
親が社長をやっていたり、そういった環境にいると当たり前に刷り込まれるのかもしれませんけどね。
ごく一般的な会社員だったウチの両親には、会社に行く事が全てだと教えられてきました。
マジ、生まれてくる環境から運ゲーだと思う訳です。
初期能力値にかなり影響を与えるので、これを「人生はみんなフェアだ」みたいに捉えてる人はおかしいですよ。
運ゲーだって認めましょうよ?
努力の必要性に気づく時期が人によって違う
もちろん、生まれた環境を嘆いても仕方がないです。
初期値が多少低くても、そこから努力で巻き返すということが誰にでも与えられたチャンスですから。
ただ、これも難しいところで「何とかしなくちゃいけない」と努力の必要性に気づく時期が人によって違うんですよね。
これもぼくは人生は運ゲーと思う理由になります。
一例だと次のような努力は、社会で上手くやっていくために必要なんですよ。
希望する仕事に就くために学ぶ(スキルや資格など)
人間関係を構築して人脈を築く
あくまで一例ですが、こういった事実に気づけることが当たり前では無いんですね。
特にニートをやっていたぼくには分かるんですが、何を頑張ればいいか分からない人も多いので。
学生時代からやりたい事を見つけて、それに向かって邁進出来ている人はいいですけどね。
特にやりたい事もなく興味は薄い。
そういった中で、どうやって努力が必要だと感じろと言うのか。そういうところも人生が運ゲーたる所以だと言いたいです。
「人生は努力だ」と声高々にいう人たちは、すでにレールに乗れている
こういった事実を突きつけても、「人生は努力で決まる」みたいな生ぬるいことを言ってる人はいます。
「俺は頑張った!努力した!だから認めろ!」こう言ってくれた方が潔いんですけどw
そういう人に限って、すでに生まれながらに人生の良いレールに乗れています。
親が何をやっている人か聞いたら、それなりに社会的地位を持っている人だったり。親がそれなりだと、子どもは嫌でも影響を受けますからねw
好きな事を存分にやって幼少期を過ぎ、その延長を生きている人もいます。
シンプルに野球選手などは、野球ができる環境にあったので続けられますよね。
読書習慣などがあり勉強家な人でも、家に本がたくさんあり読書の重要性を親が知っていたり。
学ぶ意欲の無い人って、親が影響してる方が大半ですから。
こういう人たちが、「人生は努力だ」と言っても説得力に欠けると思うからキモイなと。
確かにニートであっても、努力は必要だと思いますしやるべきなんですが。努力崇拝してる人の話を聞いていると、ズレを感じちゃうんですよねー。
だからこそ、運ゲーを認めてその運を自分の力でどうにかせねばいけません。
努力崇拝してる人のまねをすると、結果的に精神的にやられる方が多いということが経験から言えます。
ニートは「人生の運」を意識した行動を取れ
最後になりますが、人生は運ゲーであることに間違いはないんですね。ただそれでも生きて行かないといけません。
ニートの方で、今ここを読んでいてもです。
そこでおすすめなのは、「人生の運」を少しずつ向上させることです。
ニートになっていると「あの時○○でなければ」とか色々と後悔したりもしますよね。そういった時に、「今から出来る事」を意識する必要があるんです。
×ニートになって仕事がない。人生オワタ
○ニートになって仕事が無い。今からどうすればいいのか?
こうやって、前向きに考えて行く必要があるんですね。後ろ向きに考えると、伸びる運も全く伸びないんですよ。
ぼくも何年もニートしていた頃は、とにかく停滞しっぱなし。ニートになった不遇を嘆き、行動することもありませんでした。
ただ、そういう考えだと流れは悪いまま。運も悪くなりますし、何かやっていれば向上したはずの運も捨てているような物。
社会に出るスキルが無いニートなら、そのスキルをどうすれば身につけられるかを考えるんです。
そうすると、人生の運は何もしなくても少し向上してきます。
重要なのは「努力をしよう」じゃないんですね。何か人生に変化がでるよう、それを見越して行動しようという感覚。
例えばぼくが30歳を過ぎてやるようになったことだと
読書量を増やし、少しでも社会的に有利に生きる知恵を探す
同じ働くでも、自分なりの働き方が無いか探す
こういう事を少しですがやっていたおかげで、地味に運の流れが変わったように思います。
読書は知識を豊富にしてくれますし、自営業も始められましたし。
もっと早く気づけていれば・・・と思う事はありますが、それでも引きこもりニートで生きていた時代に比べれば運もよくなっています。
もしも、今の段階で「人生は運ゲー」と嘆いているなら少しでも運UPは狙おうって話です。
運との向き合いというと変な話ですが、たまにはこういうのも書いてみました。ぼくは運信仰してますw
停滞する人生を変えるためのお守り
(参考:ニートから始める履歴書の書き方)
(参考:ニートから始める職務経歴書の書き方)
「働いてみたいな」←このやる気をムダにしてませんか?
仕事探しって面倒ですよね。ぼくも「働きたくないけど、働く意思はある」という状態で20代は悩んで来ました。
しかし、思い返せばこの悩んだ時間がムダだったとも反省。悩むと「今はまだ」とか「明日から」と先延ばしするんですよね。結果的に次の日も、先延ばしをする後悔ループ(苦笑)これが続くと、せっかくやる気を出しかけたのに悩んで苦しんだにも関わらず進展がないという最悪の状況に陥ります。
だから伝えたい。「僅かであろうとやる気があるなら、今この瞬間に行動すべき」と。何も就活はやる気MAX状態でなくてもいいんですよ。ちょっとハロワに行く、ネット求人サイトを見る。なんでもいいんです。今あるだけのやる気を大事に使いませんか?という話。
精神的に疲れていると、仕事探しどころじゃないのは誰もが経験しているはず。
それなら今ある「やる気の範囲」で行動する。その中で出来る限りのことをやれば、後悔のない明日がある。この考え方を心がけて求職活動をされてみて下さい。
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