「無職ニートはいくら自己啓発書を読んでも無駄ですよ!」
こんな事を言うと怒られるかもしれません。世の中にいる99%の無職ニートには自己啓発書はムダになります。
と言っているぼく自身も、20代の頃はバンバン自己啓発書を読んできた一人。むしろかなり読み込んだタイプだと思っています。
読んだらやる気も上がりますからね(苦笑)
なんでこんな話をしているのかというと、友人のニートに自己啓発書ばかり読んでいる人がいるからなんですね。
彼を見ていると、自己啓発書とはなんぞやと思わされるんですよ。
経営者の話や、中国古典を読んでは僕に内容を教えてくれるんですね。ただ、それが役立っているのか?というと微妙。
本当に自己啓発書を役立たせたい人のために、無職ニートに注意喚起として書いてみます。正しい使い方を知らない99%の人に向けて。
自己啓発書は読んだ瞬間のやる気をアップさせる特効薬
自己啓発書って読んだことがある方ならわかるんですが、一種のカンフル剤なんですね。
読んだ瞬間はみなぎるやる気が溢れてくるので、充実した時間を過ごした気になるんですが・・。
就活や転職活動などの最中であれば、これから頑張ろうと思うはずですし、一歩を踏み出す勇気も沸いてくる気が起こります。
そう考えると、高々1000円ちょいで買えるなら安いとは思います。まさにやる気アップの特効薬。
ただ、瞬間的にやる気が必要な状態にあるかどうかは別。
無職ニートになっていると、その時はやる気が溢れるかもしれませんが「就活という目標」を達成するまでには少し足りない。
これから2~3日を頑張って、そのまま就職してしまう道があるなら役立つんですが。ここに自己啓発書の落とし穴があります。
自己啓発書も読み過ぎると、傷の舐め合いで終わってしまう
ニートの友人は僕と同い年ですが、読んでその瞬間はすごく高まってるんですね。読んだ感想を聞いたりしていると
- 頑張らないといけないと思った
- 少しでも努力をしないといけない
こんな事を無職ニートの彼もいう訳です。
かれこれ数年ニートをしている人が言っているので、確かにやる気は出てるんだと思いますが。
しかしこういった発言の先に、全く行動が伴わない彼を見ていると「自己啓発書を読むという傷の舐め合いが起こっているな」と思うんですよ。
無職ニート同士で、「こんな状態はヤバいから早く頑張ろうな」と言い合っているだけにしか見えない。
頑張る気になれているのは良い事ですが、行動に移せないなら意味がありません。具体的に求人を探して、応募し始めて効果があるとも言えるでしょう。
実際、ニートの友人はこういった感じになっていますが世間には同じような人がもっといます。
自己啓発書ってやる気マインドを刺激してくれる反面、ただの宗教っぽくもなり得るんですよ・・。
宗教にハマると「この考えは良い事だ」という満足感だけで日々が終わっていきます。
そうではなく結果。結果を重視したら、今読んでいる自己啓発書に意味があるか一目瞭然ですよ。
無職ニートは、まず目に見える行動という結果を出そう
もちろん、やる気が出ていることが悪いと言うつもりはありません。大事なのは結果を出そうということです。
結果と言っても、無職ニートからスタートするなら強烈な物事でなくていいんです。
ポイントは自己啓発書を読んで「やる気になった」で終わらせないこと。やる気の次にある行動1つを起こしてこそ結果なんですね。
「就活を頑張らなければ!」と思ったのであれば、就活を実際にやるんですよ。求人票を見て応募する、面接にいくという行動。
別に受かる受からないは関係なく、「行動した」という結果を残すんです。すると、結果的に行動出来た自分が出てくるので次につながります。
今日も本を読んでやる気になったような気がする・・で終わっている状況から抜け出す。
これが自己啓発書の本当の役立て方だと、何冊も読んできたぼくだからこそ思います。
1%になるのは簡単である
こう考えると、自己啓発書を読んでやる気になっても行動出来ない人は相当数いると思いませんか?
ぶっちゃけ、これだけ自己啓発書が売れるのも、手軽にやる気を求める人がいるからです。
ただ本はたくさん売られているのに、読んで行動出来ている人は少数です。99%の人は読んだら満足して終わっているでしょう。
だからこそ、無職ニートの人はチャンスがあるとも言えます。先ほど述べた行動を起こすだけで結果がでるんですから。
1%の人に入るかどうかは、今から行動できるかどうかと考えれば簡単じゃありませんか?
「やる気は出てるけど不安が強い」といった迷いで行動できない自分は出てくると思います。これを乗り切れるかが最初の関門。頑張りどころ。
自己啓発書をやめられない人もいると思うので、最後にとびっきりの啓発技を書いておきますね。
「強制的な自己啓発」を受ければ行動は起こせる
ちなみに、読書は受け身の手段です。そのため、読んだ当事者が行動できるかどうかに問題があるから99%の人が動けない。
これを強制的な状態に持って行けば行動力は上がります。
おすすめなのは誰かに相談して、行動を促してもらう方法です。特に無職ニートに対して相談を受けてくれる人は、常識があれば前向きな話をしてくれますよね?
「○○が問題なら、○○を改善して就活してみては?」と言われたら、何だか相談に乗ってもらった手前行動しないといけない気もしてくるはず。
そういった流れが自己啓発的に効果を発揮するということはよくあります。おすすめなのは求人サービスに行って、相談をしながら仕事を探すこと。
不安ややる気の無い自分の気持ちを、自己啓発的にポジティブにしてくれますし、そこから仕事の斡旋を受ける事も期待できます。
読んだら終わりの本に比べて、話して終わりにならない強制感も悪い物ではありません。斡旋を断る事もできますからねw
ぼく自身も人材会社で、ニート時代に相談に乗ってもらってそのあと流れで面接に行ったこともありました。不本意ながら乗せられた感はありますが(苦笑)
今だとネットで相談付きの求人コンサルサイトも見つけられますし、色んなところから救いの手は差し出されています。
せっかく自己啓発書を読むだけのやる気があるならムダにしないで下さい。
ここを読んだあなたも、1%の行動する側に移れるよう元ニートのぼくも応援しています。
行動を起こすキッカケに20代向け求人チェック
「働いてみたいな」←このやる気をムダにしてませんか?
仕事探しって面倒ですよね。ぼくも「働きたくないけど、働く意思はある」という状態で20代は悩んで来ました。
しかし、思い返せばこの悩んだ時間がムダだったとも反省。悩むと「今はまだ」とか「明日から」と先延ばしするんですよね。結果的に次の日も、先延ばしをする後悔ループ(苦笑)これが続くと、せっかくやる気を出しかけたのに悩んで苦しんだにも関わらず進展がないという最悪の状況に陥ります。
だから伝えたい。「僅かであろうとやる気があるなら、今この瞬間に行動すべき」と。何も就活はやる気MAX状態でなくてもいいんですよ。ちょっとハロワに行く、ネット求人サイトを見る。なんでもいいんです。今あるだけのやる気を大事に使いませんか?という話。
精神的に疲れていると、仕事探しどころじゃないのは誰もが経験しているはず。
それなら今ある「やる気の範囲」で行動する。その中で出来る限りのことをやれば、後悔のない明日がある。この考え方を心がけて求職活動をされてみて下さい。
たとえば、僅かな労働意欲がある方ならリクナビのチェックなどは出来るはず。もちろん、部屋の中で出来ます。おすすめ理由は3つ。
リクナビをお勧めする理由

- 求人数は業界トップクラス。全国どこでも仕事が見つかる
- 20代にうれしい「未経験・初心者OK」の求人情報が豊富
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就活の面倒臭さを、とにかく飛ばせるのがリクナビです。ネット登録した瞬間から非公開求人を含む、全国トップクラスの求人案件を見ることが可能。これにより、仕事を探したけど何もないという状況が確実に減ります。
もちろん、未経験や初心者向けに安心して働ける求人は豊富。登録するだけなので、電話が掛かってくるなどの心配も不要ですよ。
スカウトメールなど登録するだけで、未経験スペックでも働かせてもらえる案件のお知らせが来るなど便利のひと言。
働きたい、面接を受けたいと思った時に「登録からやらないとダメなのか」という心理ハードルを下げるためにもまずは求人チェックが有効です。
ぼくの経験からも、こういう小さな行動をするだけで「後悔なき明日」を迎えられます。迷っているなら、たった5分の登録から始まる1歩をまず踏み出すと、今のやる気もムダになりません。ガンバです!
