ぼく「○○ってどうすればいいんですか?」

上司「・・そんな事はじぶんで考えろ!」

ぼく「すみません・・」

 

前回、「わからない事はすぐに上司に聞け!」という話を書きました。(参照:わからない仕事はすぐに聞け)

書いている通り、わからない事をそのまま放置するのはあり得ません。

 

しかし、わからない事であるにも関わらず質問すると「じぶんで考えろ」と怒られることがあります。特に上司の機嫌が悪いわけでもないのに、この反応・・。自然と聞きたくなくなりますよね。

この状況に置かれやすくて困っている人は、どうすればいいのか悩みます。そこで、ぼくの経験談を元に、「考えろ」と突き放されるときの対処法をお教えします。

わからない事が、「本当にわからない事なのか?」を考えろ

仕事についてわからない事を聞いた時に「考えろ」と返されてしまう時は、イジワルを言われているわけでは無いケースがほとんどです。

なぜなら、「考えたらわかる」という意味を含んだアドバイスだからです。ぼくはこれがわからず、結果的にどの職場でも怒られてきました。

一例を挙げてみましょう。ピザ屋での宅配バイトの話です。

 

「ポスティングに行ってきて」と店長にチラシ配りを頼まれた際に、ぼくは「どこにチラシがありますか?」と尋ねるわけです。

いつも同じところに置いてくれていたらいいのですが、日によってまとめてある場所が違うので探さないといけません。

しかし、店長は「じぶんで考えろ」と言うだけ。つまり、ぼくに探せと言ってくるわけです。店長がチラシを移動させているにも関わらず・・。

 

当時は、「店長がチラシの場所を教えてくれてもいいのに」と思っていました。ですが、店長は店長でピザ生地や注文が入ったサイドメニュー準備などに集中しています。

そこで、探せばわかるだけのチラシのために、「わざわざ手を止めさせるな」という状況が生まれるということ。ぼくはこれが理解できずに、店長の手を止める質問をしていたというわけです。

 

邪魔をしているわけではないですが、こういった仕事中に手を止めるような質問は避けるべき。探せばわかるチラシですから、本当に見つからない時に聞けばいいのです。

学校教育では「わからない事はすぐに聞け」と教わり、社会に出ても「わからない事があればすぐに聞け」と教わります。

ただし、その質問までのプロセスは社会に出れば変わってしまう物と覚えておくといいです。単純なことですが、この単純なことが20代のぼくは考えたこともなかったという・・w

 

わからない時には、質問の仕方に工夫を入れろ!

上記で述べた、「チラシの在りかがわからない」と似たような・・「考えればわかる事」は質問し続けてましたね(汗)

20代のぼくは、今回書いているような話を知らなかったので質問グセがありました。馬鹿正直に、わからないと思った瞬間に聞く。これは本当にバカ扱いされるということ。

 

質問をするのはいいのですが、もっと言い方があります。よく、「工夫した質問をしろ」ということを言う人もいるので参考に出しておきます。

先ほどの、ポスティングのチラシが無かった場合にどう店長に聞けばよかったのか。それは、一生懸命にチラシを探したけど、無かったことを伝えた上で聞くが正解です

 

× 「チラシどこにあるんですか?」

この言い方が「聞くと怒られる人」の典型パターンです。なぜなら、全くじぶんで探した痕跡が無く、いきなり答えを求めようとしている姿勢なので嫌がられます。

ドラクエで言うなら、街の人に話を聞かずストーリーだけ進めようとしているようなもの。ドラクエをやったことがある方なら分かると思いますが、ヒントも集めなければクリアもできないという話。

じぶんで出来る限りのことをした上で、攻略法を質問するのが筋ですから。

 

 「■■と▲▲を探したけど見つからないのですが、チラシはどこですか?」

この言い方が正解です。ぼくは、いきなり答えを求めて来たので怒られていたわけです。「ググれかす」ではありませんが、わからないなりに取った行動も伝えれば答えてくれます。

店長からすれば、「そんなに探して見つけられなかったなら教えてやらないと・・」という気持ちにもなりますから。これは、どんな業種でも相手が人であるなら通用します。

これが、工夫された質問ということがおわかり頂けたでしょうか。わからない事を聞くと、いつも「考えろ」と言われる人ほど意識してみると良いですよ。

 

「なぜ考える必要があるのか?」を教えてくれない人は多い

しつこく書いていますが、ぼくは20代はどの職場でも「聞けば」怒られていました。質問の仕方も知らなければ、考えることもなかったからです。

言われるたびに、「答えてくれてもいいじゃんケチ!」とも思いました。

 

でも、介護をしていた時の上司が親身になってぼくを育ててくれたんですね。「すぐに聞くことを続けるのは、考える力が失われる」という具合に。

答えを何かと求めていると、結果的にその人の仕事に向き合うスキルが高まりません。問題にぶち当たると、周りにいる誰かに答えをもらうクセがつくんですね

 

「わからない事はすぐに聞く必要がある」のは大前提ですが、考えた上で聞くということまで教えてくれる人は少ないのも仕事の難しさです。

今回、せっかくこの記事を読んだということで、これからキャリアを積み重ねる20代の方には考えるクセを付けることをオススメします。

結果的に、仕事に工夫が生まれてプラスになる対処策ですから。


「働いてみたいな」←このやる気をムダにしてませんか?

仕事探しって面倒ですよね。ぼくも「働きたくないけど、働く意思はある」という状態で20代は悩んで来ました。

しかし、思い返せばこの悩んだ時間がムダだったとも反省。悩むと「今はまだ」とか「明日から」と先延ばしするんですよね。


結果的に次の日も、先延ばしをする後悔ループ(苦笑)これが続くと、せっかくやる気を出しかけたのに悩んで苦しんだにも関わらず進展がないという最悪の状況に陥ります。

だから伝えたい。「僅かであろうとやる気があるなら、今この瞬間に行動すべき」と。


何も就活はやる気MAX状態でなくてもいいんですよ。ちょっとハロワに行く、ネット求人サイトを見る。なんでもいいんです。今あるだけのやる気を大事に使いませんか?という話。


精神的に疲れていると、仕事探しどころじゃないのは誰もが経験しているはず。


それなら今ある「やる気の範囲」で行動する。その中で出来る限りのことをやれば、後悔のない明日がある。この考え方を心がけて求職活動をされてみて下さい。


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