「面接に行きたいけど、何だか怖いし不安が強い」
これはぼく自身の無職期の思いです。同じ感覚のニートの方は多いはず。面接に行く気はあるんですよ・・ですが怖いし不安が強く出てしまう。
たとえば
- 上手くしゃべれるタイプでは無いので緊張する
- 空白期間を聞かれてつっこまれたくない
- 面接官がじぶんのことをどう見ているのか気になる
挙げればキリが無いんですが。こうやって、面接を異常に怖がっては不安な気持ちを抱えてしまうんですね。しかし、これに対しては今は解決策を持っています。
たぶんほとんどの方は、「面接対策してしっかり準備する事」と思っているかもしれません。もちろんそれは大事なことです。しかしいくら準備しても怖いものは怖い。
そこで徹底的にやるべき事を1つ挙げておきます。これから面接を考えている人はぜひ覚えておいてください。キーワードは「場慣れ」です。
面接が不安で怖い理由は、「場慣れ」していないから
面接が不安になったり怖くなったりする理由は、確かに上手くしゃべられるか緊張したり、空白期間を気にする事にあります。
しかし、この理由は「あくまで今だけ」という事にお気づきでしょうか?
僕は過去に、「面接は技術と準備」で挑むことを伝えましたが、同時に場数を踏むことも書いています。
で、大半の方はこの場数を踏んでない事に問題があるんですね。
今もこうやってググってぼくのブログに来ていますが、ググるだけで終わっていませんか?ここを考えて欲しいんです。
確かに「対策らしき話」は知識として頭に入れていると思うんですよね。ぼくもニート時代は、一応ですけど対策するために色々と準備はしました。
でも面接前は絶対に怖いですし、いくら準備しても緊張で苦しいのは変らなかったんですよ。これは皆さんも同じ心境だと思うので、共感していただけるはず。
この後、ぼくはどんどん面接を受けて行くようになるんですが、気が付けば別にどうにも思わなくなっていました。
明らかに最初の数回にくらべて、10回を超えて行った面接は何か慣れてるんです。
さすがに舐め切った態度にこそなりませんが、「まあ面接ってこんなものだよね」と思うようになったんです。
「場慣れする」というのは、回数をこなしていない人にはすごい事のように感じるんですが。
いやいや、それはみんなが同じ道を通るだけだからと言いたい。
20代ニートよ思い出せ。何ごとも最初は下手くそだったでしょ?
面接は数をこなし、何度も受けていれば段々「楽勝」になっていきます。
もちろん、企業との相性もあるのでいくら楽勝になると言っても採用されるかは別問題ですよ。
ぼく自身、面接が怖かった頃は人材サービス会社に行くのも不安でしたし、ハロワで何か言われるんじゃないかと恐る恐る顔を出していた頃が懐かしく思います。
でも、人生ってそういうもので最初は何ごとも緊張や不安が付き物なんですよ。
ましてや上手くいく人なんてごく一握り。大半は下手くそで失敗するもの。
20代のニートの人にも言えますが、過去を振り返って最初から上手くいったことってありますか?
- 勉強をすればスムーズに理解できていた
- ゲームをすると初見でクリアできていた
- 女性と関われば上手くデートに誘えていた
何でもいいんですが、「最初」ってかなり下手ですよね。その最初の1回~数回は当然ながら失敗ばかり。だから緊張しますし、不安も出てくるということ。
これが10回20回と重なることで、だんだん緊張感も和らいでいきます。就活や面接の場にも置き換えられるという事実をしっかり認識しましょう。
極論だけど、丸腰で面接に挑み続けていても場慣れする
つまり回数を重ねるごと、場慣れして面接不安が消えてくわけです。
怖いとか不安に思っていた20代のころのぼくも、今から面接に呼ばれたら普通に対応できますね。なんなら準備無しでもw
めっちゃ極論を書いていますが、本当に面接って不安視する方が損ですよ。受かるときは受かる、受からない時は受からないので。
だから面接準備すらしない丸腰であろうと、結果的に「とりあえず会社に出向いて話してみないと分からないよね」という感覚になっていきました。
これはかなり場慣れしてしまって、落ちる事すら当たり前に考えられるようになった境地なんですが(汗)
それくらい、場慣れした際には怖さが消えます。
「面接の場慣れ」って、具体的にどうなるの?
ちなみに、面接の場慣れをすると具体的にどんな変化があるかをお伝えします。
一例ですけど
面接官の前で上手く話せなくていい事が分かる
場慣れしてしまうと、面接官の前で上手に話さなくていいと理解できます。
「え?きちんと答えないといけないのでは?」と思うかもしれませんが。ニートで行動しない頃は特に思いますよね。
しかし、面接官と言っても一企業の人間です。特別すごい人にでも見えるかもしれませんが、採用する立場で仕事をしているだけの人。
就活者は言葉や態度をこれでもかと磨いていると思いますが、意外と面接官がきちんとできてなかったりしますw
そういう環境を見てしまうと、意外と「上手く話せなくてもいいんだな」と理解するようになります。
履歴書や職務経歴書は、そこまで読まれていない事実を知る
そして書類関係もわざわざ悩まなくていいと知りました。
「あれ?空白期間につっこまれないぞ?」とか「中退してるのに気にならないのかな?」と思うほど、スルーされる事も多いです。
もう面接官も大抵の人間を見てきているので、掘り下げる必要が無さそうなところは掘り下げません。
ニート期間があろうとなかろうと、目の前の人を見ているので。
過去をほじくり返されるかもしれませんが、採用する気がある会社なら「大変だったね」で終わりです。
場慣れすると「もっと読まれるのかと思った・・」と拍子抜けしますよ。
だからこそ、ぼくはニート向けの履歴書や職務経歴書の書き方を勧めるわけです。
「不採用になる確率」の方が高いと分かる
不安や怖さが無くなる理由の中でも大きいのは、この「不採用率が高い」という事実が分かるからです。
当たり前の事実として、受ければ採用される人の方が少ないのが基本。
だけど「面接で落とされて凹む」という人は多くいます。いえいえ、気にしない方が良いんですって。
会社も出来るだけ応募した人の中からいい人材が欲しいんですよ。その中から選ぶので、大半の人が落とされるんです。
応募するニート側も、「多くの求人をふるいにかけている」という過程があって面接を受けているんです。どこでも受けないじゃないですか。
これがマッチングしないから不採用になるだけです。確率的には落ちて当たり前と分かるようになれば、変な緊張感はどんどん無くなりますね。
場慣れしたニートに怖いものは無くなる
最後になりますが、述べてきたように場慣れしてしまうと強いです。本当に面接までの準備や練習がめっちゃ雑になりますからねw(良い事ではないですよw)
しかし、緊張感こそあれど良い具合に心配事が消えて行きます。場数を踏んだだけ、何だか最初の頃のしんどさがウソのように思えてくるんですね。
みなさんも、最初は緊張したけどもう慣れた事の1つや2つはお持ちのはず。
「ニートだから」と億劫になっている人も、こうやって場慣れして行った先に「面接=日常」になるわけです。
ドラゴンボールで悟空が、常時スーパーサイヤ人になる事で身体への負担を減らしたような感覚。
「今日も面接か」と思ってしまうくらい、まずは企業に応募する事から始めてみるとドンドン変わりますからね。
と言っても、100人ここを読めば1人行動するかどうかくらいの話をしているのも事実。行動するってそれだけ大変な努力ですからね。
そこでまずは「場慣れの道(初級)」に進んでみたい人だけでも動いてみましょう。熱のある間に、ハロワでも求人サイトでも登録してみる事。
ここで動いた人と、動かなかった人で未来が変わる事は言うまでもありません。未来を変えたい人は、まずは1つ行動してみることをオススメします。
当ブログでも20代向け求人サイトをまとめているので必要な方は利用してください。
「働いてみたいな」←このやる気をムダにしてませんか?
仕事探しって面倒ですよね。ぼくも「働きたくないけど、働く意思はある」という状態で20代は悩んで来ました。
しかし、思い返せばこの悩んだ時間がムダだったとも反省。悩むと「今はまだ」とか「明日から」と先延ばしするんですよね。結果的に次の日も、先延ばしをする後悔ループ(苦笑)これが続くと、せっかくやる気を出しかけたのに悩んで苦しんだにも関わらず進展がないという最悪の状況に陥ります。
だから伝えたい。「僅かであろうとやる気があるなら、今この瞬間に行動すべき」と。何も就活はやる気MAX状態でなくてもいいんですよ。ちょっとハロワに行く、ネット求人サイトを見る。なんでもいいんです。今あるだけのやる気を大事に使いませんか?という話。
精神的に疲れていると、仕事探しどころじゃないのは誰もが経験しているはず。
それなら今ある「やる気の範囲」で行動する。その中で出来る限りのことをやれば、後悔のない明日がある。この考え方を心がけて求職活動をされてみて下さい。
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