「じぶんの天職って何だろう?見つけたいけど分からない」
今日は天職の見つけ方を公開します。ここを読んでいるということは、少なくとも現状に不満を持ちながら働いており、じぶんに合った仕事をしたいと考えているはず。
ぼくが20代のころは、上司や先輩からとにかく怒鳴り散らされたので「天職なんて存在するのだろうか」と仕事に対しては思ったもの。
絶望にも近い感覚で、一生このままツラい仕事を続けなければいけないのだろうか・・と転職を繰り返しました。次こそは、次こそは天職にありつけるように・・と。その転職結果が、下記の職歴を生みました。
- フットサル会場設営(2日)
- ラーメン屋(4日)
- ピザ屋の配達 (3ヵ月)
- スーパーマーケット(6か月)
- データ入力(1ヵ月)
- 住宅展示の看板もち(単発を繰り返す)
- 交通量調査(単発を繰り返す)
- 着ぐるみでのイベント運営(1日)
- 就労支援員(8か月)
- 工場勤務(1日)
- 介護職員(2年)
かなり短いスパンで辞めていますね(汗)見つからない天職・・終わりのない転職ロード・・。年長者に言わせれば、「そりゃこんな短期間で辞めてりゃ天職なんて見つからないw」と思われるかもしれません。
でも違うんですよ。本当は、ぼくの転職の仕方に問題があったのです。これがどういうことか分からない人が多いんです。
天職を探すために転職しても、類似業を往復すると意味がない
ぼくの経歴を見て気がつく方はお察しがイイです。まさにぼくが天職を見つけられない人生だったので・・。20代を一気に捨てたとさえ思います。
と言いますのも、ぼくは「じぶんに合う仕事をやりたい」と言いつつも全然チャレンジしてなかったんですね。いつも似たような仕事を選び、無難に採用されそうなものを選ぶだけ。
資格や経験が不要で、とりあえず雇われやすい業種に応募する。
誤解の無いように伝えておくと、この仕事の探し方が悪いんじゃないんですよ。これで働いている方は立派ですし、継続できているなら問題ない。
でもぼくは、不器用でチームプレーが苦手。しかもこれといった勉強もしないまま、結局似たような作業系の仕事ばかりを選択していたのです。
職場も業種も違うんですけどね。それでも、「仕事の大きな枠組み」で見ると傾向として「軽作業」ばかりをやっていたんです。細かい仕事の繰り返しでルーティン化するようなことと言えばいいでしょうか。
これでは天職を探せるどころじゃないんですよ。同じような仕事をして、同じような生活をループさせる。
安定すればいいのですが、じぶんがこれはダメだ・・ついて行けないと思うのにやり続けた。
これが最悪のパターン。ここは、勝負の一手として全くやったことの無い業種にチャレンジしなければいけなかったのです。
いませんか?「作業が苦手」と言いつつ、いつも作業職にばかり転職しちゃう人。これでは全く転職の意味がない。
どうして同業種・類似職の往復がダメなのかを解説しますね。
似たような仕事をやるほど得られる新鮮味は無くなっていく
まず、ある程度の仕事の空気に慣れてしまうと新鮮味を感じなくなります。
これの何が不味いのかというと、じぶんの中にある仕事への感受性が働かなくなるんですね。「今日もこんな感じかー」と思うだけになる。
幸せにその仕事を遂行しての、「今日も同じ」ならいいのですが・・。苦痛に歪んで、やっと一日が終わって「今日も同じだった」では救われない。
ぼくの場合、ひたすら野菜をラッピングしたり、ひたすらデータ入力したり。交通量調査などもですが、根本的には「ループ作業」ばかりしていたわけです。
もうこの作業を一定量やると、「面倒だな」とか「またか・・」と思うようになって落ち込んでいました。つまり、ぼくは根本的に不器用なことに追加して、作業が嫌な人間だったんです。
似たような仕事をやるほど、こういった感覚がマヒしまいます。類似職をしているから、こんなものか・・と新鮮味も少なくなり「作業が嫌なんだ」ということに気がつけず「仕事全般に嫌」と思い込むようになっていました。
もし、色んな仕事をしつつ「これが嫌」を見つけられていたら20代を捨てる結果にはならなかったと後悔しています。どんな仕事でも新鮮味というのは、一定量は浴びた方が良いのです。
似たようなことをしてると思うなら、全く別の業種に行くといった具合に。
職選びへの「こだわり」は捨てるべき!
とは言えども、新鮮味を探して全く未経験の仕事をやるのも怖いという意見はわかります。ぼくも怖いのですが、結果的にじぶんで会社を立ち上げてやっていく道に進みました。
それまでのぼくは、じぶんは頭も悪いし、何か特別な資格もスキルも無いから・・と言われるがまま、勧められるがままに作業仕事に従事し続けたんです。じぶんで考える仕事なんて、やる前からできないに決まっていると決めつけて。
でも、これがいちばん天職から離れる思考だったと今は思います。やってみないとわからないんですよ、本当に。パソコンを触って、ひたすら勉強して頭を使うということがこんなに楽しいと知りませんでした。
それまではのぼくは、ニート歴も長かったしフリーターだし・・パソコンだの営業だのは四大卒の人間のやる仕事だと決めつけていたわけです。
結果、作業仕事しかないとこだわり続けて20代は作業仕事を狙いました。(※作業仕事が悪いわけではありません。相性が良いかどうかの問題です)
たとえば、デスクワークを中心にやってきたので今更になって肉体労働がムリという人ほど、決めつけたこだわり意識を捨てて体力仕事をやってみる価値はあります。逆に肉体労働の人も、データ入力などからデスクワークをやるのもアリ。
「こういう職場でしか働けない」と決めつける人もいれば「理系職・文系職」と勝手に分けて考える人もいます。20代だから経験も少ないのでそうなりますよ。それは仕方がない。
そこで、チャレンジとして異業種に飛び込むのが大事。
これもぼくの話ですが「介護など、汚くて絶対嫌だ」と思いつつもやってみたら「すごく感謝された」という思い出が残ってますね。結果、2年も続いています。これも発見でした。
嫌なイメージとして介護を見ていたのに、やってみると違ったのです。まあ・・体力的にキツいので続いて無いですがw それもチャレンジしたことで得られた手ごたえは忘れません。
よく言われることですが「未経験であることは怖いこと」であると同時に、可能性でしかないわけです。
特にやったことがない業種で諦めそうなものほど、転職の希望リストに入れてみることをオススメします。じぶんで踏み切れない方は、転職エージェントや派遣会社などで希望を言うのもいいでしょう。
じぶんがやったことが無い仕事ほど、天職になる可能性を秘めていると思えば求人を見る目も変わりますから。
「働いてみたいな」←このやる気をムダにしてませんか?
仕事探しって面倒ですよね。ぼくも「働きたくないけど、働く意思はある」という状態で20代は悩んで来ました。
しかし、思い返せばこの悩んだ時間がムダだったとも反省。悩むと「今はまだ」とか「明日から」と先延ばしするんですよね。結果的に次の日も、先延ばしをする後悔ループ(苦笑)これが続くと、せっかくやる気を出しかけたのに悩んで苦しんだにも関わらず進展がないという最悪の状況に陥ります。
だから伝えたい。「僅かであろうとやる気があるなら、今この瞬間に行動すべき」と。何も就活はやる気MAX状態でなくてもいいんですよ。ちょっとハロワに行く、ネット求人サイトを見る。なんでもいいんです。今あるだけのやる気を大事に使いませんか?という話。
精神的に疲れていると、仕事探しどころじゃないのは誰もが経験しているはず。
それなら今ある「やる気の範囲」で行動する。その中で出来る限りのことをやれば、後悔のない明日がある。この考え方を心がけて求職活動をされてみて下さい。
たとえば、僅かな労働意欲がある方ならリクナビのチェックなどは出来るはず。もちろん、部屋の中で出来ます。おすすめ理由は3つ。
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ぼくの経験からも、こういう小さな行動をするだけで「後悔なき明日」を迎えられます。迷っているなら、たった5分の登録から始まる1歩をまず踏み出すと、今のやる気もムダになりません。ガンバです!
