「会話が苦手な人でも、介護職はできる?」
これは、ぼくが介護をやっていた時に友人に言われた言葉です。ちょうど友人が失業して、次の仕事を探していたので相談を受けたんですね。彼は介護をやってる人に聞くのが早いという感覚なのでw
実際、介護はお年寄りとの会話(コミュニケーション)を中心に業務が行われます。そのため、一般的にも「介護は会話ができた方が良い」と言われてるんですね。
ただ質問してきた友人に限らず、仕事を探してきても応募を迷う人ってこういう感じだと思うんですよ。
「応募予定の業種から求められる能力に不安がある」という経験は誰にでもありますよね。
料理人に例えるなら、「不器用だけど勤まりますか?」みたいな質問。20代の方ほど、未経験の仕事に触れるため同じような悩みを抱える傾向があります。
これに対する答えは、「やってみなければわからない」という簡単な答えなのですが・・。それじゃあ読む意味が無いので、勇気づける話を実体験からさせて頂きます。
苦手意識は、仕事を目の前にすると大きなものに膨らむのが特徴
ここを読んでいるみなさんは、何が苦手なのでしょうか?この記事に触れているという事は、多少なりとも苦手意識を抱えているはず。
特に、ぼくの友人のように「これから働こうか」という段階で「○○が苦手なんだよな・・」と考えてしまうと不安で仕方が無いですよね。
しかし、ここに労働における苦手意識の罠が潜んでいることを覚えておいてください。それは、「苦手意識とは仕事を目の前にすると大問題だ」と捉えがちになること。
仕事という環境で、お金をもらいながらやらねばいけない責任感から、少し苦手なレベルでも「通用するのかな?」と不安になるもの。そのせいで、過度な苦手意識に変わることも多いのです。
ぼく自身も、これまで色んな仕事をしてきましたが、どの業種にも「○○が得意な方が良い」という特徴はあったので、いつもピンチ感を膨らませてました(汗)
- データ入力ならタイピング速度が求められる
- 工場労働なら手作業なので、手際が良い方が有利
- 介護職は体力が無いと続かない
挙げればキリがないのですが、あらゆる業種には「特性」があるのです。
これについて、1つ1つ得意でなければいけないと思う人ほど追いつめられるということですね。なんでもできると自信満々な人の方が、世の中少ないのに不思議なものですw
この心理状態は、「誰にでも起こるもの」と知っておけばまずはクリアでしょう。
逆に知らないと「雪だるまのように、じぶんで苦手意識を膨らませてしまう」と意識しておくこと。これで幾らかは苦手意識を悪化させないようにできます。
個々の苦手意識と、リアルで求められる能力差は必ずある
ぼくの経験上ですが、それでも苦手意識は出てきます。しかし、ここで注意すべきは「個々の苦手意識とリアルで求められる能力には必ず誤差が出る」ということ。
例えば、ぼくは派遣会社からデータ入力の仕事を紹介されたことがあります。当時は20代も真っ只中。自信もありませんから、データ入力というスピードを求められる仕事に不安がありました。
しかし、いざ紹介されてテストタイピングをすると「平均より少し早く打てている」という評価をもらいます。引きこもってチャット廃人をやっていた甲斐があったようですw
それまでは、タイピングの仕事というと「お金を貰うのだから、すごく早くないといけない」という思い込みがあったのです。ブラインドタッチが出来ないとダメ!みたいな。
こういったことは、みなさんも経験されたことはないでしょうか。出来なきゃいけないハードルを上げ過ぎるという経験ですね。
つまり、個々の苦手意識というのはあくまで主観に過ぎないということです。その主観で物事を判断して不安になるなら、まずは実際に働いてみようよ!となりますよね。
「リアルで求められる能力は、実際に働いてみるまでわからない」というのは、どういった仕事にも言えることです。不安や苦手意識だけで、じぶんにはムリだと諦めることがいちばん不味い・・。
特に1度もやったことの無い仕事だと、正直「やってみないとわからない」のが本当のところなんですよ。誰もがみな最初は未経験なのですから。
もし、今回述べたような仕事への不安が苦しくて仕方がないなら、適性診断などをやってみるのも手です。グッドポイント診断(登録必須)
などは、非常に厳密なデータを出してくれる強み診断ツール。
行動するきっかけになる、「個人の特性」を出してくれるので試してみることをオススメしておきます。
「働いてみたいな」←このやる気をムダにしてませんか?
仕事探しって面倒ですよね。ぼくも「働きたくないけど、働く意思はある」という状態で20代は悩んで来ました。
しかし、思い返せばこの悩んだ時間がムダだったとも反省。悩むと「今はまだ」とか「明日から」と先延ばしするんですよね。結果的に次の日も、先延ばしをする後悔ループ(苦笑)これが続くと、せっかくやる気を出しかけたのに悩んで苦しんだにも関わらず進展がないという最悪の状況に陥ります。
だから伝えたい。「僅かであろうとやる気があるなら、今この瞬間に行動すべき」と。何も就活はやる気MAX状態でなくてもいいんですよ。ちょっとハロワに行く、ネット求人サイトを見る。なんでもいいんです。今あるだけのやる気を大事に使いませんか?という話。
精神的に疲れていると、仕事探しどころじゃないのは誰もが経験しているはず。
それなら今ある「やる気の範囲」で行動する。その中で出来る限りのことをやれば、後悔のない明日がある。この考え方を心がけて求職活動をされてみて下さい。
たとえば、僅かな労働意欲がある方ならリクナビのチェックなどは出来るはず。もちろん、部屋の中で出来ます。おすすめ理由は3つ。
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スカウトメールなど登録するだけで、未経験スペックでも働かせてもらえる案件のお知らせが来るなど便利のひと言。
働きたい、面接を受けたいと思った時に「登録からやらないとダメなのか」という心理ハードルを下げるためにもまずは求人チェックが有効です。
ぼくの経験からも、こういう小さな行動をするだけで「後悔なき明日」を迎えられます。迷っているなら、たった5分の登録から始まる1歩をまず踏み出すと、今のやる気もムダになりません。ガンバです!
