「コネがあれば就職も出来るのに」
芸能界などで2世タレントが出ているのを見ると、「コネだな」と思っちゃいますよね。政治の世界などでも多いので、見ている側としては羨ましい・・。
しかし、現実社会でもコネは多く存在しています。「世話になった得意先の息子さんが仕事を探しているから」なんて理由で、書類審査なしで面接を受けられたり。
まだ社会経験もなく、全くコネが無い20代にしてみればチート行為みたいで気分良くはありませんよね。ぼくも、全く面接に受からなかったころはコネが欲しくて仕方がなかったので。
でも、ある時からぼくにもコネが舞い込むようになりました。「けっきょくお前もコネかいw」って話なんですが(汗)でも、コネを得る側に回ればいいだけの話なんですよ。
どうやってコネを作ったのかを方法論としてお伝えするとともに、コネ利用によるメリット・デメリットを説明しておきます。
コネで仕事を見つける方法は「とにかく人に頼ること」
コネを使って働く方法ですが、人に頼らなければ始まりません。バイトにせよ、正社員にせよ。有名な会社に行きたければ、さらに強いパイプが必要。
そこで重要なのが、とにかく人に頼るという行動です。今、全くコネが無い人は周りにいる人たちに頼ってなかったりするケースが多いんですよ。
「じぶんにコネなんて存在しない」という思い込みは捨て、まずは試しにお願いしてみる。特別に会社経営とかをしている人じゃなくていいんです。友達周りでもいいですし、友達がいないなら親でもいい。
アクションとして、「今のじぶんは仕事がなくて困っているんだ」という姿勢をアピールし、頼み込むことでツテは生まれますから。誰にも言わなければ、コネがあってもなくても存在しないということ。
意識的に、まずは声に出していくことが重要。
それでは、ぼくのコネをまとめてみました。流れた仕事もありますが、メリットやデメリットも書くので参考にして下さい。
【近所のスーパーでのバイト】
ぼくはニート脱出当時、近所のスーパーで働いている友人に「バイト募集をしていないか」と聞いていたことがあります。できれば近所のスーパーで働きたかったのですが、ツテが無いので友人を通して聞いてもらうことに。
すると、現時点での募集をしていなかったスーパーが、「朝から昼の部であればパートとして受け入れても良い」という話になりました。ニートだったにも関わらず、口約束で採用の道が開かれたということです。
ただ、このスーパーは朝8時には準備が始まるため、ぼくは早朝シフトを嫌って断りました(汗)昼間に働きたかったダメ人間ですみません・・w
試しに聞いてみると、意外とこういう話はあるのでまずは尋ねることをオススメします。
★友人に頼むメリット・デメリット★
軽いノリで聞けるのは、友人に頼むメリットの1つ。スーパーだったので、すぐにバイト採用担当の人が出て来たのですが、色々とラフな感じで条件を話してくれたのは良かったです。
デメリットがあるとすれば、友人紹介であるがゆえにバイトスタートになりがちなところですね。正社員にいずれなれる会社ではあったのですが、完全なバイト枠と限定されたので紹介してくれる人の権力に寄りますね。
【若者の就労支援員】
こちらは、引きこもりニートとして相談に通っていたところから誘われました。何年も通っていながら仕事を辞めて繰り返す状況のぼく。
「社会不適合者」っぽさから「もうどこにも雇われない」と嘆いていたら相談員さんが、仕事をくれることになったという感じです。
他にも、派遣会社の知り合いがいるからということで、直接派遣に登録させてもらったこともあります。「働く場所がない」と相談できるような場所に行くことも、長い目で見るとコネに繋がる道です。
★相談員に頼むメリット・デメリット★
就職に悩んでいるといった話で通っていれば、一定の理解を得られたうえで仕事を紹介されるので頼もしいです。仕事に対する自信の無さを、早期に埋めてもらえるというメリットは便利。
ただし、相談機関は相談機関なのでよっぽど特殊なケースで無いと、仕事を貰うために通うには効率が悪いデメリットですね。
ぼくも「通い詰めて数年」みたいなベテラン枠だったので、何とか手を差し伸べられたということ。なので、何年も通うようなカウンセリングを受けているなら思い切って「仕事が欲しい」と言うべきです。
【父親の職場の後輩】
また、「仕事がない」ということで父親の職場にいる後輩の方がお世話をしてくれるという話もありました。誰もが知る上場企業の大手セキュリティ会社ですが、経歴問わずぼくを面接してくれると言います。
「上場企業に、無職ニートから入るチャンスがあるなんて!」と思いましたが、この当時は働くことが怖くてせっかくのお誘いを断っています・・。
思ったより大手で、父親経由している手前、すぐに辞められないプレッシャーがあったことは確かです(汗)
★しっかりした会社員に頼むメリット・デメリット★
父の職場の後輩さんですが、しっかりとした会社員に頼めばそれなりの仕事が用意されやすいです。正社員になりたいなど、コネとしては十分。
ただし、ぼくのケースだと父親の手前、すぐに辞められないプレッシャーを感じるデメリットがありました。こういうのを気にしないという人はいいんですけどね。
最強のコネ作りは「相談」+「斡旋」のある場所
ちなみに、いちばんコネで入社するチャンスが増えるのは「仕事の悩み相談」が出来る場所かつ「仕事の斡旋」が主体となっている場所です。
「そんな都合のいい場所はないぞ!」と思う方もいるかもしれませんが、相手をしてくれる人も人間です。相談が増えれば、情を持って接してくれるようになるのは当たり前。
これらの条件を満たすのは、まさに派遣会社や転職エージェントなんですね。
実際、求人サービスなら「仕事の悩み相談」に通うことは日常ですし、タイミング次第では「仕事も斡旋してくれるところ」なので。派遣や転職エージェントをただの求人サービスと捉えていては勿体ない。
ハロワークなどだと、個人的な主観で人材を優遇することは許されないのに対して、民間の人材会社ではふつうに優遇措置が受けられます。
ぼくも、今は潰れた派遣会社にお世話になった際に、率先してラクで稼げる看板持ちの仕事をもらう時期がありました。こういう繋がりを大事にする意味で、最強のコネは派遣・転職エージェントだと考えています。
友達や親が頼れなくても、専属コンサルタントがつけば助けてもらえるわけですからね。派遣やエージェントが嫌いな人以外は、ぜひ相談に行かれることをオススメします。
20代向けの求人サイトを利用するのも良し、下記の派遣サイトから選ぶも良し。「就活アドバイザーに相談して仕事を確保することもコネ」ということに気づくと、視野は広がるのでオススメですよ!
【20代向けおすすめ派遣会社4つ】都会から地方住まいまで対応
20代で仕事を探しているけど、一般求人サイトより派遣会社を使いたい人のためにまとめてみました。順位を4つ個人的な判断で並べているので参考にどうぞ。
1位 マイナビスタッフ ~都会住まいの方ならここ~
- 東京・大阪を中心とした、都会向けの求人が非常に強い
- 一般職を全般に扱うため、仕事の偏りが少ない
- 求人数は大手に比べれば負けるも、未経験者のフォロー態勢は万全
都会で派遣会社を利用したいなら、マイナビスタッフは要チェック。扱われている業種は一般職がキホンとなっており幅が広く、「1ヵ月以内の単発」~「紹介予定派遣」まで働き方も自在に選択可能。
求人数が大手サイトと比較すると少ない傾向があるも、20代未経験からでもしっかりフォローする姿勢がある。登録者に対する、セミナー開催など仮に仕事が見つからなくても損が無い。
登録はこちら⇒マイナビスタッフ
2位 ランスタッド ~地方の仕事もしっかりカバー~
- 未経験など20代若者が困るポイントをカバーした豊富な求人
- 地方在住でもしっかり登録会が開催されており便利
- スキルアップサポートの充実
未経験からでも始められる仕事が充実しており、20代で働き始める若者をしっかりカバー。全国区の派遣サイトとしても地盤をしっかり固めており、地方でも不利を感じさせないところが良い。
販売、デスクワークとまずは基本的な仕事をそろえており、いわゆる「キツイ仕事」とは距離を置いた派遣会社。製造や軽作業などもあるので、まずはここからスタートするのも悪くない。
登録はこちら⇒ランスタッド
3位 ヒューマンリソシア ~ニートだったぼくを真剣に対応してくれた派遣会社~
- 登録スタッフに適性があると思えば、どんどん仕事を提案してくれる
- 面接の練習など、個別に時間を割いて手伝ってもらった経験アリ(ニート時代)
- 大手会社とも契約しているため、安定企業に入れるチャンスもある
ぼくは大手メーカーのパソコンオペレーターを紹介してもらった経験あり。スタッフに適性を感じれば、たとえ未経験ニートでも積極的に提案してくれるため、思いもしなかった仕事を紹介されることも。
面接練習など、個別の時間を割いてくれるなど他社に負けないサポート姿勢。大手企業との契約があるのは強く、安定を求めているのであればまずは相談。
登録はこちら⇒[ヒューマンリソシアテキスト]
4位 派遣スタイル ~求人数は多く地方・都会のバランスが取れている~
- 派遣サイトとしては非常に求人が多く、テンポよく探せば仕事に困らない
- 地方にも強いため、全国的な目で見ると利用しやすい
- ただし、案件別に派遣会社に登録する必要がある
派遣スタイルは、求人サイト的に仕事をチェックしていき、気に入るようであれば登録して働くシステム。少し手間だが、案件別に派遣登録するのが面倒でなければふつうにオススメ。
派遣サイトというより、求人サイトに近いので仕事数も豊富。地方にも強く一定の仕事は見つけられる。ただしサポートは、登録した派遣会社によって違うのでこの順位。
登録はこちら⇒派遣スタイル
「働いてみたいな」←このやる気をムダにしてませんか?
仕事探しって面倒ですよね。ぼくも「働きたくないけど、働く意思はある」という状態で20代は悩んで来ました。
しかし、思い返せばこの悩んだ時間がムダだったとも反省。悩むと「今はまだ」とか「明日から」と先延ばしするんですよね。結果的に次の日も、先延ばしをする後悔ループ(苦笑)これが続くと、せっかくやる気を出しかけたのに悩んで苦しんだにも関わらず進展がないという最悪の状況に陥ります。
だから伝えたい。「僅かであろうとやる気があるなら、今この瞬間に行動すべき」と。何も就活はやる気MAX状態でなくてもいいんですよ。ちょっとハロワに行く、ネット求人サイトを見る。なんでもいいんです。今あるだけのやる気を大事に使いませんか?という話。
精神的に疲れていると、仕事探しどころじゃないのは誰もが経験しているはず。
それなら今ある「やる気の範囲」で行動する。その中で出来る限りのことをやれば、後悔のない明日がある。この考え方を心がけて求職活動をされてみて下さい。
たとえば、僅かな労働意欲がある方ならリクナビのチェックなどは出来るはず。もちろん、部屋の中で出来ます。おすすめ理由は3つ。
リクナビをお勧めする理由

- 求人数は業界トップクラス。全国どこでも仕事が見つかる
- 20代にうれしい「未経験・初心者OK」の求人情報が豊富
- 登録のみで非公開求人を全てチェックできる
就活の面倒臭さを、とにかく飛ばせるのがリクナビです。ネット登録した瞬間から非公開求人を含む、全国トップクラスの求人案件を見ることが可能。これにより、仕事を探したけど何もないという状況が確実に減ります。
もちろん、未経験や初心者向けに安心して働ける求人は豊富。登録するだけなので、電話が掛かってくるなどの心配も不要ですよ。
スカウトメールなど登録するだけで、未経験スペックでも働かせてもらえる案件のお知らせが来るなど便利のひと言。
働きたい、面接を受けたいと思った時に「登録からやらないとダメなのか」という心理ハードルを下げるためにもまずは求人チェックが有効です。
ぼくの経験からも、こういう小さな行動をするだけで「後悔なき明日」を迎えられます。迷っているなら、たった5分の登録から始まる1歩をまず踏み出すと、今のやる気もムダになりません。ガンバです!
