「ニート歴が長い・・人生に失敗してしまった・・」
「ちゃんと計画的に働いていればよかったと後悔してる・・」
現ニート、もしくはニート歴がある人は大小なり後悔があると思います。ぼく自身も、高校中退から6年ほどニート生活を続けました。
その後も、バイトを始めてはすぐ辞める生活。(転職歴11回)
もう20代はニート歴の方が圧倒的に長いので、正直なところ「おれは人生を失敗したんだ」と後悔してばかりでした。
でも、34歳の今になって考えると「ニート経験はいいことでは無いけど、20代の時にやっておけてよかった」とも思ってるんですよ。後悔はあっても、後悔する必要はないものなんです。
「後悔する必要はない」と言い切れる理由は、ニートになった人間にしかわかません。解説します!
「人生を無傷で生きることは不可能」という真実
「ニート=失敗」と捉える人は、その逆にいる成功している人生を描けると思うんですね。成功と言っても、決して大金持ちではないふつうの成功です。
でも、その成功の人生ってなんでしょう?
きっと、何年にも渡って辞めずに続けられる安定した会社に就職することだと思います。
少なくともぼくは思ってました。辞めたとしても、すぐ転職してる人生が浮かぶ具合に。
でも、これらの人生って当たり前のようだけど実はすごく難しいんです。言うなれば「無傷」で生きているような、絵に描いたような社会人生活。
今は大卒で就職した人ですら、就職から3年以内に3割は辞めている時代。(出典ウィキペディア:七五三現象)
さらに3年以上になれば、もっと辞めています。
こう考えると、逆に安定した人生を送り続けることなんて不可能に近いことが分かりますよね。実際、20代はよくてもその後に人生が狂わないとも言い切れません。
今であれば大きい会社でさえ潰れますから。
このように、穏便に生きることもすごく難しい人生であることに34歳のぼくは遅ればせながら気がついています。
20代の間に「ニートという経験」をするのも悪くはない
「人生は山あり谷あり」とは言ったもので、本当にその通りだと思います。実際、社会に出て働きつつも1度も辞めてない人ってどれくらいいるのでしょうか?ごく少数ですよね。
そういう意味では、失敗も程度の問題で何かしらツライ経験は回避できないものと言えます。
ただし、ニートという経験はそんな中でも特別にハードな時期なんですよw
- 働きたいけど事情があって働けない
- 「人生を巻き戻したい」ほどに、精神的な苦しみと後悔に襲われる
- いざ企業に応募しても、面接にすらたどりつけない
ニートの方は、こういった経験をしていると思います。それでも、長期的に人生を見るとこのニート歴というのがムダにはならないんですよ。
なぜかというと、まさに絶望のどん底を経験中だから。
ぼくは、高校中退から20代もずっとニート経験を積み続けてきましたが、それがあるから「働けるだけでありがたい」という境地にいるんです。そこには、バイトも派遣も正社員も関係なく。
「ただ、お金を稼ぐことができる身体がある」ということがありがたい。
ネガティブな感覚で生きているようですが、実際にどん底で働けなかったニート期を経験しているからこそ感じ取れること。これは、ニート経験が無い人にはわからないんです。絶対に。
ニート経験の無い人などは、「ニートしたいww」など軽はずみで言っちゃう人も見かけますけどね。そんなにニート経験が甘くないことをぼくは知っているので言える事なのだなと思っちゃいますが。
それくらい、ニート経験というのは悪い物ではないと考えておくといいのです。
幸いにも20代は復帰のチャンスに恵まれ過ぎた環境であることはブログでも書いている通り。救済措置を受けやすい世代なんですよw
歳を重ねる前にニートをすることは大きな経験
20代でニートを経験してしまうと、「2度とこんな思いはしたくない」という馬力が出てきます。少なくとも、ぼくは働けるようになってからはそう思い生きています。
ぼくも社会に見捨てられない程度の20~30代(若年者層)でどん底に落ちたのは、逆に運が良かったとも言えます。これが40~50代までトントン拍子で生きていたらどうだったか。
社会的な受け皿が弱い中に放り出されていたら・・。
生きていけることは間違いないですが、歳を重ねている分、就職の道も狭くなりますし、ニートという現実を背負うには酷な状況。「若者だから」という言葉も通じない。
そう考えると、20代の間に落ちるところに落ちて失敗しておいて、ある意味ではよかったとぼくは考えているのです。
「失敗は若い時に」と言いますが、まさにニートこそ20代でやっておけばいいのです。
「2度とニートの時のような苦しみは味わいたくない」という思いを持てるのは、ニートをやって失敗したと悔やんだ人だけが持てる特権。これは、今後の人生で活力になるので忘れないように持っておくべきです。
ニートが就職した先には、「働ける」という幸福が待っているとお伝えして終わります。
「働いてみたいな」←このやる気をムダにしてませんか?
仕事探しって面倒ですよね。ぼくも「働きたくないけど、働く意思はある」という状態で20代は悩んで来ました。
しかし、思い返せばこの悩んだ時間がムダだったとも反省。悩むと「今はまだ」とか「明日から」と先延ばしするんですよね。結果的に次の日も、先延ばしをする後悔ループ(苦笑)これが続くと、せっかくやる気を出しかけたのに悩んで苦しんだにも関わらず進展がないという最悪の状況に陥ります。
だから伝えたい。「僅かであろうとやる気があるなら、今この瞬間に行動すべき」と。何も就活はやる気MAX状態でなくてもいいんですよ。ちょっとハロワに行く、ネット求人サイトを見る。なんでもいいんです。今あるだけのやる気を大事に使いませんか?という話。
精神的に疲れていると、仕事探しどころじゃないのは誰もが経験しているはず。
それなら今ある「やる気の範囲」で行動する。その中で出来る限りのことをやれば、後悔のない明日がある。この考え方を心がけて求職活動をされてみて下さい。
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