「ニートやフリーターをしていると老後貯金も貯まらず不安」
「今から老後資金を準備するのは大変」
20代から老後資金のことを考えさせられるような話が多いですよね。「老後までに○○万円貯めておかないと老後破産します!」なんてニュースもよく目にします。
でもこれおかしいなーと思うんですよ。なぜなら「老後資金の不安論」って以下のような問題の延長だからです。
「定年を迎えると収入が途絶えるから貯蓄が無いと生きていけない」←これです。
逆説的にいうと「65歳で定年を迎えると働かなくていい状態が待っている」と思い込んでいる人がすごく多いということ。もしくは、働きたくても働けなくなると考えている人が多いことでしょうね。
この定年思考がおかしいので、ぼくなりの考えをまとめさせていただきました。今の時代は、20代から老後を心配するなんてナンセンスですよ。
20代の若者は80歳まで働くと考えた方が良い
今の20代は、65歳とか70歳でリタイアするという思考を持ち過ぎだと思うんですよ。ぼくも30代ですが、「労働は65歳で終わり」みたいな概念で生きていたので分かるところがあります。
でも、無条件に65歳で仕事が終わることを受け入れてしまうから老後不安が起こるんです。
そうではなく、「65歳以降もぼくたちの世代は働くのがふつうになる」と考えた方が自然です。
現に今はシニア向けの求人なども増えていますし、何より定年なんて終身雇用と同じで「現代には無い」と言っても過言ではありません。
そこで考えたいのが、健康寿命が延びた今「80歳くらいまで働くのが当たり前」と変わりゆく社会をイメージすることです。定年思考は終わり、80歳まで働く前提で生きる。
この考えを持つだけで、老後不安なんて20代のころから抱える必要はないんですよ。
80歳まで働くと考えられたら、20代の老後不安なんて吹き飛ぶ
たとえば、80歳まで働くと思えば少なくともお金の面での不安は減りますよね。もちろん、歳を重ねている分だけ現役時代のようには働けないので焦りもあると思いますが。
そこは貯金を今からしておいても遅くは無いです。ただ、むやみやたらに「○千万も貯金しないといけない」というよくある問題を考えることはない。
「定年だから働かない」という時代が終わるため、収入を得ようとする方向に進むんです。変な話、どこか「65歳まで進めばゴールが待っている」と思ってる人が多いんですね。
そうではなく、ずっと働くという世界を意識すると行動も変わるはず。スキルを身につけたり、65歳以降に通用する人材になるように働いたり。
ぼくも気乗りはしないですが、定年で労働が終わるとは思っていないので。
気持ち的に一生働くことをイメージしているので、多少の不安はあれど「65歳定年後は収入が減って怖い」みたいな恐怖心なんて吹き飛んでいます。
大事なのは、一歩一歩を積み重ねて生きていくこと
ニートのころは、スタートダッシュに遅れて絶望し、フリーターとして働き始めても老後不安は消えませんでした。ただ、今回述べたような考え方ができるようになってからはラクになっています。
「どうせ一生働くし、マスコミが言ってるような過剰な貯金は要らないや」と。
そのためには、嫌々で働くことより如何にして楽しく働ける環境を作るかを考える必要も出てきます。今、自営業でやっているのもこの考えの延長で、楽しさを追求しようと奮闘中。
20代では嫌なことも経験しまくったおかげで、30代半ばの今は「これが好き、これは嫌い」が明確になっています。20代は苦しんだけど、ニートながら確実に一歩一歩を踏んで経験を重ねてよかったと思うんですよ。
「労働は定年(65歳)まで」と考えると、20~30代の人でも人生が短く感じて焦りも生まれやすくなります。でも、人生80年まで働くと考えたらどうでしょう?
少なくとも、今からスタートを切ることに遅いという概念にはならないはず。
カンタンなことからでいいので、まずは小さなスタートを切ってみることが老後へのベストな不安解消術。20代転職については当ブログもサポートしているので、ぜひ頑張ってみて下さい。
動けば1ヵ月以内に就職していたり、求職活動に慣れているなど若い人ほど変化を感じられるはずですから。頑張らなくていいので、まずは小さな行動を起こして未来を変えてみることをオススメします。
「働いてみたいな」←このやる気をムダにしてませんか?
仕事探しって面倒ですよね。ぼくも「働きたくないけど、働く意思はある」という状態で20代は悩んで来ました。
しかし、思い返せばこの悩んだ時間がムダだったとも反省。悩むと「今はまだ」とか「明日から」と先延ばしするんですよね。結果的に次の日も、先延ばしをする後悔ループ(苦笑)これが続くと、せっかくやる気を出しかけたのに悩んで苦しんだにも関わらず進展がないという最悪の状況に陥ります。
だから伝えたい。「僅かであろうとやる気があるなら、今この瞬間に行動すべき」と。何も就活はやる気MAX状態でなくてもいいんですよ。ちょっとハロワに行く、ネット求人サイトを見る。なんでもいいんです。今あるだけのやる気を大事に使いませんか?という話。
精神的に疲れていると、仕事探しどころじゃないのは誰もが経験しているはず。
それなら今ある「やる気の範囲」で行動する。その中で出来る限りのことをやれば、後悔のない明日がある。この考え方を心がけて求職活動をされてみて下さい。
たとえば、僅かな労働意欲がある方ならリクナビのチェックなどは出来るはず。もちろん、部屋の中で出来ます。おすすめ理由は3つ。
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働きたい、面接を受けたいと思った時に「登録からやらないとダメなのか」という心理ハードルを下げるためにもまずは求人チェックが有効です。
ぼくの経験からも、こういう小さな行動をするだけで「後悔なき明日」を迎えられます。迷っているなら、たった5分の登録から始まる1歩をまず踏み出すと、今のやる気もムダになりません。ガンバです!
