「引きこもりニートした時期がマイナス要素になってしまう」
ウツも重なって引きこもり&ニートを経験したぼくですが、就活の際にはどうしてもこの経歴が気になってしまいました。世間的に見れば、マイナスに作用してしまうからです。
ですが、馬鹿正直にマイナス経歴を書き続けても企業にイイ印象は抱かれないまま。「正直」は社会における正義ですが、正直だけでは生きていけないんですよね・・。
そこでお伝えしたいのは、マイナス要素のある経歴なら「マイナス面を改善した説明を書け」ということです。これさえ書ければ、面接で聞かれても堂々とできますので。
ぼくの実体験と書き方をまとめたので、参考にして下さい。
マイナス要素を抱えたままではいけない。「改善の説明」を書く方法
20代でもぼくのようにストレートに就職できなかった人は、何かと後ろめたい経歴を持っています。ぼくは引きこもり・ニートに加え、不登校から中退も経験しているので(汗)
もう経歴的に、スタートラインよりもさらに後ろから出発する感覚で苦しかったですね・・w
でも、「マイナス要素がありました」という記載だけで終わってはいけないんです。その過去を踏まえて今があるという「改善の説明」を添えねばなりませんよ。
履歴書には埋めにくいのですが、自己PRを書ける場所や別の用紙に書く方法でも構いません。ここは好みの問題で選んでください。
そんな履歴書の「マイナス要素に対するフォロー」を、ぼくは次のように書いてきました。
① 学歴問題:高校中退について
ぼくの場合、まず高校を中退したところから説明が必要でした。20代前半などは、直近の経歴を見られるのでかなり苦しかったですね。そのため、高校中退については正直に理由を書いていました。
人の視線が気になり、いつも誰かに見られているような不安に耐えられなくなり辞めました。特に音読すると声が震えるため、周りから笑われることが怖かったです。
しかし今は、時間も過ぎたことであの頃が何だったのかというくらい問題ありません。視線を気にしないよう、少しずつ人の中に入っていくなど努力してきたことが良かったのだと思います。
これは本当の理由です。ぼくは音読恐怖で高校を中退しています。ただ、そのまま書いても「怖い」とか「人の視線が気になる」というだけでは、働き始めても同じ結果を辿るのでは?と思わせてしまう。
そのために、努力をして改善してきたことを書いてしまえばいいのです。少なくとも、働く前にぶつかった壁を越えたからこそ就活しているわけなので。そこは少々誇張しても書いて大丈夫ですよ。
重要なことですが、「なぜ問題が起こったのか」という説明だけで終わらないこと。その問題を、どのように改善できたのかを書いて初めてセットで評価されます。
企業が知りたいのは今の状況。「今は改善できています」という保証を伝えることが重要ですよ。
② 空白期間の問題:ニート問題について
ここをお読みの方だと、ニートなど空白期間について悩まれている方も多いはず。ぼくも働いては離職を繰り返したので、定期的に空白になっていました。
空白期間についても、ぼくは素直に書いていました。ここでウソを織り交ぜていくと、後の説明がややこしくなるのでw
上手く仕事ができなかったことから、怒られたりすることで自信を失っていました。その結果に次の仕事探しが遅れてしまいました。しかし、振り返ってみると「働き方」の基礎が出来ていなかったと反省しています。
これから働く際には、分からないことをそのままにしない・先輩や周りの人に助けを求める・じぶんの頭で考えて行動する。これらのことを、プロ意識を持って頑張る大切さを過去の職場で学んでいます。過去の経験があったおかけで、今を頑張れるようになりました。
これも本当なのですが、働いてみて失敗するたびにぼくは仕事から長期離脱をしていました。20代で罵声を浴び続けていたので、「働くのって怖い」となったんです。
でも、それらは職場がブラックだったことや働き方を知らなかったのが大きいんですね。「職場の悪口」を伝えるのはダメなので、じぶんが悪かったことを書けば一丁上がりです。
(参照:職場の悪口を伝えてはいけない)
履歴書をフォローするコツは、ちょっとオーバーな改善状況を書く
改善状況の書き方をレクチャーしましたが、人によっては過去の不安やマイナス状況を克服できていない人もいますよね。そういう人は、多少オーバー表現で改善状況を書いて下さい。
確かに、「経歴的にマイナスになったことは正直に書け」と言いました。しかし、その後についてはどういう状況でも、働きたい意思が重要になるんですね。
働きたいのに、「今も不安です」と書いていては決まる仕事も決まらないので。そこはウソも方便。とにかく働く気持ちはあるんですから、就職できる方向に持って行くのが大事。
本音と建前ですが、働きたいのだからオーバー気味にでも「改善できました」と伝えるべき。これを経歴書に書いた上で、面接でも同じように堂々と言えばいいんです。
20代で就職が億劫になっている人は、入社前に「完璧なじぶん」を用意しがち。でも完璧なんてありえないんですよ。それこそ、「働く中でどんどん改善されたらいいな」くらいの話でもいいのです。
まずは、履歴書を書いて面接を突破する。ここを目標に進むことから。働く中で変わっていくことは、本当に多いですからね。
入職前に不安なことも、働き始めると慣れてしまうわけですから。応募が怖くても一回応募すればハードルが下がっていきますよね。要は慣れの問題。
まず1歩を着実に歩んでいける就活を身につけることをオススメします。
(参照:ニートの履歴書)
(参照:ニートの職務経歴書)
(参照:フリーターの履歴書)
(参照:フリーターの職務経歴書)
「働いてみたいな」←このやる気をムダにしてませんか?
仕事探しって面倒ですよね。ぼくも「働きたくないけど、働く意思はある」という状態で20代は悩んで来ました。
しかし、思い返せばこの悩んだ時間がムダだったとも反省。悩むと「今はまだ」とか「明日から」と先延ばしするんですよね。結果的に次の日も、先延ばしをする後悔ループ(苦笑)これが続くと、せっかくやる気を出しかけたのに悩んで苦しんだにも関わらず進展がないという最悪の状況に陥ります。
だから伝えたい。「僅かであろうとやる気があるなら、今この瞬間に行動すべき」と。何も就活はやる気MAX状態でなくてもいいんですよ。ちょっとハロワに行く、ネット求人サイトを見る。なんでもいいんです。今あるだけのやる気を大事に使いませんか?という話。
精神的に疲れていると、仕事探しどころじゃないのは誰もが経験しているはず。
それなら今ある「やる気の範囲」で行動する。その中で出来る限りのことをやれば、後悔のない明日がある。この考え方を心がけて求職活動をされてみて下さい。
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働きたい、面接を受けたいと思った時に「登録からやらないとダメなのか」という心理ハードルを下げるためにもまずは求人チェックが有効です。
ぼくの経験からも、こういう小さな行動をするだけで「後悔なき明日」を迎えられます。迷っているなら、たった5分の登録から始まる1歩をまず踏み出すと、今のやる気もムダになりません。ガンバです!
