「書類選考に通過できず、面接にすら進めない」
不採用はキツイですが、面接にすら進めず書類選考で弾かれるのもツラいですよね。会心の仕上がりで提出しても、あっさり書類返却なんて就活あるあるです。
でも、書類選考に通らずにもがいている人って伸びしろがあるんですね。なぜなら企業が書類選考でダメ出しをしてくれているからです。
「アナタの履歴書・職務経歴書では書類選考すら通過できませんよ」
こう言ってくれているわけです。要は、履歴書の書き方が悪いだけ。この点を無視して、ひたすら応募している人はぜひ履歴書の見直しをやるべき。せっかく企業からヒントとしてダメ出しされているのですから。
20代という若さで、面接に進めないなら逆にダメ出しされた履歴書を改善すればいい。これだけで、一気に面接に呼ばれるようになります。
面接に行けない=書類選考(履歴書)でミスが出ている証拠
企業が不採用を出す以前に、面接にも呼ばないというのは明らかに書類選考で弾かれていると説明しました。ここで考えたいのは、「繰り返し書類選考で落ちる理由」です。
これには、落ちて当然の履歴書を書き続けている可能性を考える必要があります。送っても送っても企業の目に止まらない。これは明らかな書類のミスがあると見るべき。
所詮まだ20代の若者なのですから、企業ウケする内容が書けているようで書けてないなんてザラにあるんですよ。みんな就活専門のプロじゃないので仕方ありません。
それなら、書き方を少しでも改善して企業が気にかけてくれる内容に変えてみる。
例えば、志望動機がありふれた言葉に思えたら変えてみる。経歴に空白があるなら埋めてみる。
こうやって、面接に進めない間は書き換えていく作業が必要です。野球でいうなら「打てない・・なぜだ・・」と言いながら全く打撃フォームの改善をしないようなもの。
試行錯誤して、最適な打撃フォームに変えていくことが求められることは言うまでもありません。
履歴書のここを見直せ!【返却されたら書き直してみたいポイント3つ】
と言っても、返却される書類を全て書き直すのは面倒です。「どこがダメなのか」と考えた上で、直してみるといいポイントを3つ提示しておきます。
① 経歴について
ニート・フリーターの20代だと、この段階で引っかかっている可能性があります。ぼくも空白期間などを背負ってきたので分かるんですね。
正直に書き過ぎて、じぶんが不利になる条件に立たされていないかチェックすべき。
マイナスに受け取られる可能性のある部分は、少々消してもいいですよ。
「ごまかしても大丈夫!」という内容を別記事に用意しているので参考にどうぞ。(参照:元フリーター経歴のごまかし方)
② 志望動機について
志望動機もありがちな話だと「話す価値すらない」と見られてはダメです。履歴書は基本的に使いまわしていいのですが、志望理由など「企業ごとに変えないといけないポイント」はしっかり見る必要があります。
「これ、別の会社でも使える志望動機だな」と思われたら、その段階ではねられると思っておくくらいがちょうどいい。
例えるなら、出会う女性すべてを口説いているようなアプローチだと、相手女性も「誰にでも言ってるなw」と察して去るようなもの。
女性を口説くつもりで、一社一社を丁寧に分けて書きましょう。
③ 強み・長所がまったく見えてこない
履歴書・職務経歴書は、見ず知らずの人にじぶんの良さをアピールする書類です。そのため、じぶんがどういう強みを持っているのか。長所があるのかを伝えられないと意味がありません。
ぼくが落とされていたころは、この強みや長所がボケていたんですね。ふつうに「特技:ゲーム」とか「長所:優しい」とか書いてた最悪のレベルww(もう黒歴史です汗)
そこでじぶんのどういう部分が職場に入ることで活かせるかを伝える必要があります。企業も人材確保するなら「この人のここを見込んで採用する」という決め手が欲しいわけです。
突拍子もないことを書かなくてもいいので、最低限の強みや長所を書けるようにしてください。ここは、リクナビの長所・強み発見ツール「グッドポイント診断(登録必須)
」を使えばすぐに作れるので参考にどうぞ。
「選考書類の何が悪いのか」が理解できないなら、プロ目線の活用を視野に
ポイントとなる部分は抑えましたが、どう見ても悪いところが見つからない人もいるはずです。そういう時には、プロの就活アドバイザーに聞いてしまうのが手っ取り早いです。
ぼくだと派遣会社などに履歴書を持って行き、「この書き方なんですが・・」と相談したりもしていました。20代なので、一人で完璧に仕上げられる方がありえないし面倒だからです。
何度も書き直し応募しながらコツを掴むのもアリですが、「効率的に早く仕上げてしまいたい人」には直接プロに頼む道をオススメしたいですね。
これはどこでも良いので、添削サービスのあるところへ行くべき。オススメは求人数も多いアドバイザー付きのDODA、もしくは派遣会社で担当さんと作り上げる道です。
まずは動いて、とにかく失敗している可能性の高い履歴書を見直してください。
【20代向けおすすめ派遣会社4つ】都会から地方住まいまで対応
20代で仕事を探しているけど、一般求人サイトより派遣会社を使いたい人のためにまとめてみました。順位を4つ個人的な判断で並べているので参考にどうぞ。
1位 マイナビスタッフ ~都会住まいの方ならここ~
- 東京・大阪を中心とした、都会向けの求人が非常に強い
- 一般職を全般に扱うため、仕事の偏りが少ない
- 求人数は大手に比べれば負けるも、未経験者のフォロー態勢は万全
都会で派遣会社を利用したいなら、マイナビスタッフは要チェック。扱われている業種は一般職がキホンとなっており幅が広く、「1ヵ月以内の単発」~「紹介予定派遣」まで働き方も自在に選択可能。
求人数が大手サイトと比較すると少ない傾向があるも、20代未経験からでもしっかりフォローする姿勢がある。登録者に対する、セミナー開催など仮に仕事が見つからなくても損が無い。
登録はこちら⇒マイナビスタッフ
2位 ランスタッド ~地方の仕事もしっかりカバー~
- 未経験など20代若者が困るポイントをカバーした豊富な求人
- 地方在住でもしっかり登録会が開催されており便利
- スキルアップサポートの充実
未経験からでも始められる仕事が充実しており、20代で働き始める若者をしっかりカバー。全国区の派遣サイトとしても地盤をしっかり固めており、地方でも不利を感じさせないところが良い。
販売、デスクワークとまずは基本的な仕事をそろえており、いわゆる「キツイ仕事」とは距離を置いた派遣会社。製造や軽作業などもあるので、まずはここからスタートするのも悪くない。
登録はこちら⇒ランスタッド
3位 ヒューマンリソシア ~ニートだったぼくを真剣に対応してくれた派遣会社~
- 登録スタッフに適性があると思えば、どんどん仕事を提案してくれる
- 面接の練習など、個別に時間を割いて手伝ってもらった経験アリ(ニート時代)
- 大手会社とも契約しているため、安定企業に入れるチャンスもある
ぼくは大手メーカーのパソコンオペレーターを紹介してもらった経験あり。スタッフに適性を感じれば、たとえ未経験ニートでも積極的に提案してくれるため、思いもしなかった仕事を紹介されることも。
面接練習など、個別の時間を割いてくれるなど他社に負けないサポート姿勢。大手企業との契約があるのは強く、安定を求めているのであればまずは相談。
登録はこちら⇒[ヒューマンリソシアテキスト]
4位 派遣スタイル ~求人数は多く地方・都会のバランスが取れている~
- 派遣サイトとしては非常に求人が多く、テンポよく探せば仕事に困らない
- 地方にも強いため、全国的な目で見ると利用しやすい
- ただし、案件別に派遣会社に登録する必要がある
派遣スタイルは、求人サイト的に仕事をチェックしていき、気に入るようであれば登録して働くシステム。少し手間だが、案件別に派遣登録するのが面倒でなければふつうにオススメ。
派遣サイトというより、求人サイトに近いので仕事数も豊富。地方にも強く一定の仕事は見つけられる。ただしサポートは、登録した派遣会社によって違うのでこの順位。
登録はこちら⇒派遣スタイル
「働いてみたいな」←このやる気をムダにしてませんか?
仕事探しって面倒ですよね。ぼくも「働きたくないけど、働く意思はある」という状態で20代は悩んで来ました。
しかし、思い返せばこの悩んだ時間がムダだったとも反省。悩むと「今はまだ」とか「明日から」と先延ばしするんですよね。結果的に次の日も、先延ばしをする後悔ループ(苦笑)これが続くと、せっかくやる気を出しかけたのに悩んで苦しんだにも関わらず進展がないという最悪の状況に陥ります。
だから伝えたい。「僅かであろうとやる気があるなら、今この瞬間に行動すべき」と。何も就活はやる気MAX状態でなくてもいいんですよ。ちょっとハロワに行く、ネット求人サイトを見る。なんでもいいんです。今あるだけのやる気を大事に使いませんか?という話。
精神的に疲れていると、仕事探しどころじゃないのは誰もが経験しているはず。
それなら今ある「やる気の範囲」で行動する。その中で出来る限りのことをやれば、後悔のない明日がある。この考え方を心がけて求職活動をされてみて下さい。
たとえば、僅かな労働意欲がある方ならリクナビのチェックなどは出来るはず。もちろん、部屋の中で出来ます。おすすめ理由は3つ。
リクナビをお勧めする理由

- 求人数は業界トップクラス。全国どこでも仕事が見つかる
- 20代にうれしい「未経験・初心者OK」の求人情報が豊富
- 登録のみで非公開求人を全てチェックできる
就活の面倒臭さを、とにかく飛ばせるのがリクナビです。ネット登録した瞬間から非公開求人を含む、全国トップクラスの求人案件を見ることが可能。これにより、仕事を探したけど何もないという状況が確実に減ります。
もちろん、未経験や初心者向けに安心して働ける求人は豊富。登録するだけなので、電話が掛かってくるなどの心配も不要ですよ。
スカウトメールなど登録するだけで、未経験スペックでも働かせてもらえる案件のお知らせが来るなど便利のひと言。
働きたい、面接を受けたいと思った時に「登録からやらないとダメなのか」という心理ハードルを下げるためにもまずは求人チェックが有効です。
ぼくの経験からも、こういう小さな行動をするだけで「後悔なき明日」を迎えられます。迷っているなら、たった5分の登録から始まる1歩をまず踏み出すと、今のやる気もムダになりません。ガンバです!
