「フリーター人生の末路は、想像している以上に悲惨」
20代からずっとフリーターのぼくは正社員経験なし。そんなじぶんが、フリーターを辞めるに至ったのには理由があります。それは、「不安定な仕事を続けた人の末路」を多く見て来たから。
バイトやパートをしていると、正社員とは違った視点で社会が見えます。
言い方は悪いですが、類は友を呼ぶ。ぼくが不安定なバイトをする環境なら、周りにいる人も年齢問わず不安定な人というわけです。
「フリーターを続けるとどうなるか?」を心配している20代の方に向けて、少しでも早く正社員を目指した方が良いという話をします。
「人生の末路」という書き方は脅すようで申し訳ないのですが、見てきた現状が悲惨だったのでこう書かさせて頂きました。
フリーターの末路が悲惨なのは、「ふつうの生活」に制限が付きまとうこと
「フリーター人生の末路なんてあるわけねーよw」と強気でいたぼくも、「これはバイトを辞めて正社員を目指さねば」と思わされた場面はいくつもあります。
特に、日常生活の中に制限が付きまとう場面を見た時は。ずっとフリーターをしていた先輩を見ていると、「おれは早く脱出せねば・・」とも焦らされました。
事故をしても、病院に行くお金が無い
とあるバイク事故を起こした人がいました。40代の男性ですが、それまで定職には就かずにその日暮らしのような生活。
この人があるとき、前方不注意による交通事故を起こしてしまいます。バイクだったんですが、完全に本人が悪い状況でお金は出ません。
バイクは大破して、本人も怪我をしています。これはどう見ても病院に・・というケースだったんですよ。血とか出てますし・・。
それが、フリーターゆえにお金が無く保険などに入っていなかったんですね。ここで「ええ!?」って感じだったんですが、ぼくも親に保険を払ってもらっていたので何も言えませんが・・。
病院に通いたくても、勤務に関係ない事故だったので労災も下りず。
お金が無いことで通院できない状況になっていました。命に別状は無くても、事故を起こしてダメージを負った身体に違いはありません。
今後、もし身体に後遺症でも・・と考えたら、何とか病院で検査くらいはしておくべきなのですが・・。金銭感覚的に、「意味があるか無いかわからないところにお金は使わなくなる」とのこと。
闇金ウシジマくんっぽい世界というか、本当に世間的に言われる「ふつうのお金の使い方」が出来なくなるのは末路感が漂っていましたね。
生活保護で生計の半分をもらい、人生を監視されている人
また、若いころから安定した仕事に就けず、生活保護を貰っている人にも出会ったことがあります。この方は50代。病気もあって正社員でフルタイムを頑張れないことで生活保護を受けていました。
最初に話を聞いた時は、「うわ・・マジかよ・・羨ましいな」と思ったのが正直な感想。ただ、そのルールを聞いていると全然羨ましいと思えなくなりましたね。
この方の生活保護は、バイトで足りない分を貰うと言ったルール。本人さんは働く気はあるけど、病気でバイトをするしかない。でもそれではやっていけない・・ということで、生活保護を数万もらっていました。
もちろん、何もせずにダダ貰いするわけではありません。役所に対して所得証明は毎月行っていますし、相談員の方から近況を聞かれたりとマークされっぱなし。
なんだか人生を監視されているように思えたのですが、不正受給する人が出ないようにシステム化してるとこうなりますよね。ここまでして生活保護が貰いたいかというと・・ぼくは思わなかったです。
もっと怖いのは、貯金しちゃダメなルールがあること。生活保護を貰うんだから、貯める余裕がないでしょという理屈なんでしょうけど・・。
保護費が打ち切りになったら、これもまたヤバいことになると直感で思いました。貯金できないと、自立するにも難しくなるように思えたのですが(汗)
不安定なバイト生活は20代までにすべき
事例的に述べましたが、フリーターをしていた当人らは本当に良い人たちなんですよ。だからこそ印象に残ってしまう。真面目に働いていても、フリーターという保証なき世界に生きるだけで追いつめられるわけです。
こういった現状を見た時に、「ニートは脱出できたし、もうひと踏ん張りせねば」と思い立ちました。
正社員になるなり、じぶんで会社を立ち上げるなり。何でもいいんです。
「今がとても不安定で、フリーターとして生きると将来が困る」
こう思う人は動いて下さい。正社員だったら、20代という若さだけで採用されやすいのは言うまでもありませんから。20代から仕事を探すのと、30代、40代になって探すのではどちらが有利かは言うまでもなし。
社会の仕組みを学んだり、ニートになって挫折したりしつつバイトをやるのはいいんですよ。そこまで来れた人は、次を目指すことが重要になるという話です。
ぼくも20代転職を応援している身。若い人には絶望的になったり悲観視することなく未来を切り開いて行って欲しいと思います。
「働いてみたいな」←このやる気をムダにしてませんか?
仕事探しって面倒ですよね。ぼくも「働きたくないけど、働く意思はある」という状態で20代は悩んで来ました。
しかし、思い返せばこの悩んだ時間がムダだったとも反省。悩むと「今はまだ」とか「明日から」と先延ばしするんですよね。結果的に次の日も、先延ばしをする後悔ループ(苦笑)これが続くと、せっかくやる気を出しかけたのに悩んで苦しんだにも関わらず進展がないという最悪の状況に陥ります。
だから伝えたい。「僅かであろうとやる気があるなら、今この瞬間に行動すべき」と。何も就活はやる気MAX状態でなくてもいいんですよ。ちょっとハロワに行く、ネット求人サイトを見る。なんでもいいんです。今あるだけのやる気を大事に使いませんか?という話。
精神的に疲れていると、仕事探しどころじゃないのは誰もが経験しているはず。
それなら今ある「やる気の範囲」で行動する。その中で出来る限りのことをやれば、後悔のない明日がある。この考え方を心がけて求職活動をされてみて下さい。
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