「パワハラを受けることで愛を感じていませんか?」
あまり思い出したくないのですが、ぼくはパワハラを受けていた時期があります。どんなパワハラかというと罵声系ですね。仕事のデキないぼくは、とにかく罵声を浴びていました。
- 「このバカが!」
- 「少しは頭を使え!」
- 「お前は何をやってもダメだ!」
こんなのが日常茶飯事。もう朝起きて仕事に行く段階でかなりウツ。こういうことが起こると、真っ先に精神をやられますよね。でもここまでの状況になっても、「辞めるという選択」に移らないんです。
明らかにパワハラなんだけど、そんなことになってるじぶんを認めたくない心理というべきか。「なんとか見込みがあると思われて、愛のムチを打たれているんだ」と思い込もうとしたり。
そう思わないとやっていけなかったんです。今、パワハラに苦しんでる20代にはこうなって欲しくないので伝えます。そんなクソ企業はお辞めなっ!
「言ってもらえる内が華」という幻想にしがみつき過ぎ
パワハラ罵声を浴びていると、言う側も予防線を張るんですね。「言われなくなったら終わり。言われる間が華だよ」と。ナニコレ気持ち悪い。
DV男がさんざん彼女を殴ったあとに、「愛してるからこそなんだよ」と言い訳してるみたいな気持ち悪さ。職場なら尚更そう思いますね。
「お金が動く場所だから、厳しく言わざるを得ない」と言ってくれた方が伝わるのに。
というように、パワハラ(ぼくのケースでは罵声)は決して正当化させてはいけないんですね。
20代くらいだと、学生時代の部活ノリとかも残っているので従順になりがちなのでキケン。パワハラを受け続けることは仕事じゃありません。サンドバックになりたいなら別ですが。
たまにでもオカシイのに、常態化するようなパワハラが起こる会社はさっさと辞めた方が良いです。昭和のスポ根ドラマじゃあるまいし、幻想でも見てるんじゃないかと。
パワハラを浴びて得られる物がないのに頑張るのはバカである
ぼくもバカだのアホだの言われてきましたが、いちばんバカだったのはパワハラを受け入れて辞めなかったことです。そういう意味では、本当にバカだなーと自覚してますね。
とにかくパワハラを受けるとデメリットが大きいんです。パワハラを受けないとやる気が出ない人は仕方ないですが、そういう体質の人って稀じゃないですか。
例えばリスクとして、ぼくが20代でパワハラを長期的に浴びたのは不味かった。
ブログに書いている通り性格がねじ曲がった人間になっていったので、お分かり頂けるかと思いますが(笑)
- 精神的に不安定になると次の仕事を探すことに苦労する
- 働く中で人を信じられなくなる
- 就職=怖いという先入観が生まれやすくなる
こういったことが起こりました。今、ぼくが自営業で仕事をしている理由もこれらのことが影響しています。もう人と関わることに対して、信用できない状態になってるんです(汗)
「お金を貰うために仕事にいけば、みんなにイジメられる」と被害妄想を抱えているところもあるんですが・・。精神的に病んで、就活を繰り返していたりと20代は散々でした。
だからこそ、「パワハラを浴びて耐えるのはバカだ」と言っているんですよ。「パワハラと戦うのは時間のムダ」とも書いたことがありますが、残って働くことで得られる物なんて無いですよね。
ぼくはそういう意味でも、パワハラが常態化しちゃってるようなところは早々に離職すべきと考えます。20代なら人生もまだ先は長いので、パワハラなんかで潰れてたら勿体ない!
パワハラ被害に遭わないように働く方法は、第三者の介入
パワハラの話をしてきましたが、これも働き方次第で被害に遭わない道も選択できます。完璧に封じることは不可能ですが、方法としては第三者が介入する余地の高い場を選ぶこと。
例えば派遣会社だと、企業と直接やり取りして入職するわけではありません。転職エージェントなどもそうですね。企業への連絡を代行してくれる、担当者である「第三者」がいて就職が成立します。
こういった第三者が介在している意味は大きく、仕事に問題があれば派遣やエージェント担当者を通じて意思疎通をすることも出来るんですよ。相談フォローも請け負ってくれますから。
「あの人は仕事が遅いけど、なんで出来ないの?」と企業が思ったら担当さんに伝わるわけです。そうすることで、やんわりとした物言いに変換して「企業さんからもう少し仕事を急ぐようにと言われています」と聞くことも可能。
これは直接企業と契約していると、キツイ言葉で言われがちなんですよね。こういった点が第三者を頼る魅力と言えます。
正社員を目指すならDODAなどが、20代獲得に力を入れているのでオススメですね。
また、「正社員はいきなりキツイ」と思いがちな人は、派遣会社からスタートすることをオススメします。下記にサイトをまとめているのでチェックされてみて下さい。
パワハラなんかで人生のロスするのがいちばん勿体ないよという話でした。
【20代向けおすすめ派遣会社4つ】都会から地方住まいまで対応
20代で仕事を探しているけど、一般求人サイトより派遣会社を使いたい人のためにまとめてみました。順位を4つ個人的な判断で並べているので参考にどうぞ。
1位 マイナビスタッフ ~都会住まいの方ならここ~
- 東京・大阪を中心とした、都会向けの求人が非常に強い
- 一般職を全般に扱うため、仕事の偏りが少ない
- 求人数は大手に比べれば負けるも、未経験者のフォロー態勢は万全
都会で派遣会社を利用したいなら、マイナビスタッフは要チェック。扱われている業種は一般職がキホンとなっており幅が広く、「1ヵ月以内の単発」~「紹介予定派遣」まで働き方も自在に選択可能。
求人数が大手サイトと比較すると少ない傾向があるも、20代未経験からでもしっかりフォローする姿勢がある。登録者に対する、セミナー開催など仮に仕事が見つからなくても損が無い。
登録はこちら⇒マイナビスタッフ
2位 ランスタッド ~地方の仕事もしっかりカバー~
- 未経験など20代若者が困るポイントをカバーした豊富な求人
- 地方在住でもしっかり登録会が開催されており便利
- スキルアップサポートの充実
未経験からでも始められる仕事が充実しており、20代で働き始める若者をしっかりカバー。全国区の派遣サイトとしても地盤をしっかり固めており、地方でも不利を感じさせないところが良い。
販売、デスクワークとまずは基本的な仕事をそろえており、いわゆる「キツイ仕事」とは距離を置いた派遣会社。製造や軽作業などもあるので、まずはここからスタートするのも悪くない。
登録はこちら⇒ランスタッド
3位 ヒューマンリソシア ~ニートだったぼくを真剣に対応してくれた派遣会社~
- 登録スタッフに適性があると思えば、どんどん仕事を提案してくれる
- 面接の練習など、個別に時間を割いて手伝ってもらった経験アリ(ニート時代)
- 大手会社とも契約しているため、安定企業に入れるチャンスもある
ぼくは大手メーカーのパソコンオペレーターを紹介してもらった経験あり。スタッフに適性を感じれば、たとえ未経験ニートでも積極的に提案してくれるため、思いもしなかった仕事を紹介されることも。
面接練習など、個別の時間を割いてくれるなど他社に負けないサポート姿勢。大手企業との契約があるのは強く、安定を求めているのであればまずは相談。
登録はこちら⇒[ヒューマンリソシアテキスト]
4位 派遣スタイル ~求人数は多く地方・都会のバランスが取れている~
- 派遣サイトとしては非常に求人が多く、テンポよく探せば仕事に困らない
- 地方にも強いため、全国的な目で見ると利用しやすい
- ただし、案件別に派遣会社に登録する必要がある
派遣スタイルは、求人サイト的に仕事をチェックしていき、気に入るようであれば登録して働くシステム。少し手間だが、案件別に派遣登録するのが面倒でなければふつうにオススメ。
派遣サイトというより、求人サイトに近いので仕事数も豊富。地方にも強く一定の仕事は見つけられる。ただしサポートは、登録した派遣会社によって違うのでこの順位。
登録はこちら⇒派遣スタイル
「働いてみたいな」←このやる気をムダにしてませんか?
仕事探しって面倒ですよね。ぼくも「働きたくないけど、働く意思はある」という状態で20代は悩んで来ました。
しかし、思い返せばこの悩んだ時間がムダだったとも反省。悩むと「今はまだ」とか「明日から」と先延ばしするんですよね。結果的に次の日も、先延ばしをする後悔ループ(苦笑)これが続くと、せっかくやる気を出しかけたのに悩んで苦しんだにも関わらず進展がないという最悪の状況に陥ります。
だから伝えたい。「僅かであろうとやる気があるなら、今この瞬間に行動すべき」と。何も就活はやる気MAX状態でなくてもいいんですよ。ちょっとハロワに行く、ネット求人サイトを見る。なんでもいいんです。今あるだけのやる気を大事に使いませんか?という話。
精神的に疲れていると、仕事探しどころじゃないのは誰もが経験しているはず。
それなら今ある「やる気の範囲」で行動する。その中で出来る限りのことをやれば、後悔のない明日がある。この考え方を心がけて求職活動をされてみて下さい。
たとえば、僅かな労働意欲がある方ならリクナビのチェックなどは出来るはず。もちろん、部屋の中で出来ます。おすすめ理由は3つ。
リクナビをお勧めする理由

- 求人数は業界トップクラス。全国どこでも仕事が見つかる
- 20代にうれしい「未経験・初心者OK」の求人情報が豊富
- 登録のみで非公開求人を全てチェックできる
就活の面倒臭さを、とにかく飛ばせるのがリクナビです。ネット登録した瞬間から非公開求人を含む、全国トップクラスの求人案件を見ることが可能。これにより、仕事を探したけど何もないという状況が確実に減ります。
もちろん、未経験や初心者向けに安心して働ける求人は豊富。登録するだけなので、電話が掛かってくるなどの心配も不要ですよ。
スカウトメールなど登録するだけで、未経験スペックでも働かせてもらえる案件のお知らせが来るなど便利のひと言。
働きたい、面接を受けたいと思った時に「登録からやらないとダメなのか」という心理ハードルを下げるためにもまずは求人チェックが有効です。
ぼくの経験からも、こういう小さな行動をするだけで「後悔なき明日」を迎えられます。迷っているなら、たった5分の登録から始まる1歩をまず踏み出すと、今のやる気もムダになりません。ガンバです!
