- 「面接では○○の仕事をメインにする約束をしたのに・・」
- 「”残業ナシ”の話はどこへ?サビ残ばっかりなんだけど・・」
就職は結婚と似たようなもので、一発で条件にマッチした会社に入れるとは限りません。そういった会社に当たってしまった場合は、ババを引いたと諦めて捨てるべきと書きました。
ただ、どういった基準で辞めればいいのかを迷われる人もいると思います。
人によって基準は違うのですが、特に辞めた方がいいのは、「入社前に話していた勤務内容や労働条件が変わる会社」です。これは、ぼくも20代では痛い目に遭いました。
体験談を踏まえて、「約束を破る会社はすぐにでも辞めるべき」という話と、根拠を書いておきます。20代くらいだと、「ああ・・こんなものかな」と騙されるケースもありますから。
入社前に質問した事実と異なる会社?信用できないんだけどw
「こんなことなら入社しなかった」という話はよくある話です。
もちろん企業に対して質問できていなかったり、大事な話をうやむやにして契約していた場合は論外。この場合はどちらが悪いという話にはなりません。お互いさまです。
問題なのは、応募する段階や面接の場で質問して答えてもらって納得していたケースです。しっかり疑問を企業側が解決した上で入社したのに、「あれ?こんなはずでは・・」となれば危険信号。
「世間を知らない20代だから、都合の悪いところを伏せていた」と言われても文句は言えません。仮に「残業なし」と聞いていたとして、毎日が残業なら騙されたと思いますよね。
契約の段階で、言ってくれていれば問題ないのに。
こういった信用にかかわる部分をないがしろにされては、安心して働けるものも働けないのです。
「条件通りにいかない会社」を安易に受け入れては、ブラック企業に直行です。安易に受け入れてはダメな理由もあるのです。
① 面接前の約束も守れない会社が、労働法を守れるわけがない
入社後に会社を辞めるのは、双方にとってリスクです。せっかく時間を割いて就職へつないでも、辞めた&辞められたの関係になると無意味な時間へと変わります。
この無意味な時間を起こす原因を、企業側が率先して作ってはダメでしょう。
ぼくは、とある仕事に就きたくて、入社前に「1年後に資格取得して目指す仕事がある」と約束して入社した経験があります。もちろん、面接時にしっかり伝えました。
会社側も了承していたにも関わらず、1年後に資格取得のために受験で会社を休むといったのですが・・。なぜか、逆ギレされることがありました。
前兆として、就労中に「資格取得は考え直した方が良い」と足止めされるなどが続いていたことがありました(汗)今にして思えば、この段階で会社を辞めておくべきでした。
この会社は、面接前の約束が守れていないことはもちろん、賃金未払いなどふつうに労働法を守らない会社でも有名でした。
入社前の約束を守れない会社が、何を守れるのか考えた方がいいのです。ちなみに、その数年後にこの会社は倒産しています。これが現実だとぼくは思いました。
② 都合のいい話だけで乗り切り、マイナス面は従業員に負担させる
「ウチは残業が無いから」とはよく言えたもので、残業の有無をハッキリさせて雇用する企業もあります。サビ残が当たり前になっているところも多く、気にしている20代の人は多いですよね。
そのため、面接の段階で「残業などはどうなっていますか?」と質問する人もいるわけです。しかし、現実は守られていないことも多々あります。
こういう都合のいい話で、その場の面接を乗り切っている会社は問題です。最初から、「残業はあるんですよ」と言ってくれれば誠意は感じますが・・。
それにも関わらず、嘘をついて社員を招き入れ、実態は残業ばかりだったなんてケースも。これだと、マイナス面はすべて従業員の負担になるわけです。
会社存続のために戦力は入れるけれど、マイナスになることは部下に被らせる。最低の会社なので、入社早々に異常事態に気がついたら辞めても問題はありません。
ぼくは、毎日のように早朝から1時間早く出社、定時からサビ残2時間が常態化した会社で働いたこともあります。
こういう目に遭わないように、特に20代は話を詰めて入社しましょう。
どうしても譲れないところは1~2個に絞って聞いておく
一例として書かせていただきましたが、面接だけで会社を知るには無理のある企業も多くあります。外から見えない会社は、ブラック企業のチェック方法でも書いているので読んでみて下さい。
20代だと、就活ノウハウがほとんど確立されていません。そのため、向こうの言いなりで就職してしまうことがほとんどです。
「求人票に書いてあったから」「面接で質問したら大丈夫だと言っていたから」といった話で入社する人のなんと多いことか。これが、離職率の増加にも繋がってしまうということです。
あまりにも就労前からガチガチに条件を詰めてしまうと、お互いに決まる物が決まらないという状況もあるので注意が必要ですけどね。
「どうしても残業はキツイ」とか、「○○の業務をやるつもりで入社する」という条件があるなら、入社前に意思を伝えしっかり詰めておくことです。もちろん、特にない方が企業も喜んで採用しますが・・。
そのため、言い過ぎてもいけませんので、1~2個に絞って納得のいく回答をもらうような就活を目指しましょう。「20代にしては、上手く質問するな」と思わせると、デキると思わせるメリットもありますよ。
「働いてみたいな」←このやる気をムダにしてませんか?
仕事探しって面倒ですよね。ぼくも「働きたくないけど、働く意思はある」という状態で20代は悩んで来ました。
しかし、思い返せばこの悩んだ時間がムダだったとも反省。悩むと「今はまだ」とか「明日から」と先延ばしするんですよね。結果的に次の日も、先延ばしをする後悔ループ(苦笑)これが続くと、せっかくやる気を出しかけたのに悩んで苦しんだにも関わらず進展がないという最悪の状況に陥ります。
だから伝えたい。「僅かであろうとやる気があるなら、今この瞬間に行動すべき」と。何も就活はやる気MAX状態でなくてもいいんですよ。ちょっとハロワに行く、ネット求人サイトを見る。なんでもいいんです。今あるだけのやる気を大事に使いませんか?という話。
精神的に疲れていると、仕事探しどころじゃないのは誰もが経験しているはず。
それなら今ある「やる気の範囲」で行動する。その中で出来る限りのことをやれば、後悔のない明日がある。この考え方を心がけて求職活動をされてみて下さい。
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ぼくの経験からも、こういう小さな行動をするだけで「後悔なき明日」を迎えられます。迷っているなら、たった5分の登録から始まる1歩をまず踏み出すと、今のやる気もムダになりません。ガンバです!
