「仕事ができずフリーターなのは、毒親の影響が大きい」
仕事ができない人って一定数いますが、生育過程の問題も大きく関係するとぼくは思っています。特に就労できているのに、フリーターから昇格できない人とか。
ぼくもそうだったのですが、せっかくニートから脱出したのに致命的に仕事ができず非正規ライフを送って20代を終えました。自営業を始めたので、正社員経験の無い人生です(汗)
20代の頃は「仕事ができないのはじぶんの能力不足」と嘆いていましたが・・でも元凶を考えると「これ毒親のせいだよなー」と思うことも多いんです。というか、毒親のせいだw
「あ・・このケース、確かにじぶんも当てはまるかも?」という方は、対策論もまとめているので参考にして下さい。
毒親は子供の成長チャンスを奪っている
ここでいう毒親は、仕事面におけるシチュエーションで足枷となる人たちを指します。
一般的な毒親の定義を述べて行けば、「もっとヤバいのがいる」とか言い出す人もいますが・・。「仕事に支障が出る」という側面で考えてみました。「成長のチャンスを奪う親」という言い方が適切ですね。
仕事ができずフリーターから抜け出せないのは「個人の能力」と切って捨てるのは簡単です。
いやいや、毒親に育てられると仕事ができない人になるケースもあるよ!!
① ニート・フリーターといった存在に否定的
「基本のき」ですが、ウチの親はニート・フリーターという存在に否定的です。ぼくが不登校で高校を中退したり、引きこもった時も否定的でした。そうなると、肯定感が育たないんですよね。
ありのままのじぶんが全く親に肯定されないので、「このままじゃダメなんだ」とダメな視点でしか自己を見れません。
「じゃあ外に出れば肯定される場所もある」という人もいますが、親に否定されて育ったことがない意見。そんなにカンタンな問題じゃないんです。
家というスタート地点から否定するのは毒親そのもの。たとえばマラソン選手がスタートを切る段階で「42キロは厳しいと思うよ?」とコーチに言われ続けたらどうでしょうか。
気分よく走れないですよね。最悪、レース中にトラブルがあったら「やっぱりコーチの言う通りかも・・」とネガティブパワーも生まれやすくなります。
そういうことです。「お前はやれる」と言ってくれる親か、「お前はダメだ」と言ってくる親か。その後の人生への影響は計り知れない物があります。
対策論
基本的に親のいうことは無視することです。「毒親だな」という感覚で見ることで、「この人の育て方で良い人材が育つはずがない」と割り切って見ておく。
働くには、健全なメンタルが必要だとぼくは思ってるんですね。みんなカンタンに働いているようでどこかしら心のよりどころを持っている。
マインドコントロールじゃないですが、「じぶんはダメだ」という毒親の呪縛から抜け出すと、仕事ができない人もプレッシャーくらいは多少緩和されますから。
そこから伸び伸び働けるように、じぶんを責めないことが大切です。
② 親子の会話が、考えればわかる質問で成り立っている
我が家の会話は、考えればわかるような質問で成り立っています。ふつうの家庭が分からないのですが、とにかくどうでもいい質問ばかりが会話の中心に来ているのです。
- 「(普通の魚を見て)これどうやって食べるの?」(食事を前にした会話の1シーン)
- 「今日の天気はどう?」(外を見れば分かるのになぜか聞く)
挙げるとキリがないのですが、何かと質問主体で会話が始まります。本当にどーでもいいことばかりを質問する。
これが習慣になっていると、職場で仕事をする際にも「些細なことで聞くような人材」になっちゃうんですよね。ぼくだけかもしれませんがw
「人に聞かなければ仕事が進まない」とか「自己判断ができない」という人材が、指示待ち人間とか揶揄されたりするんですが・・。そこに至る理由があると思うんですよ。
特にぼくの家庭は親のこだわりが強く、何かと親の考え主体でやらないといけないことも多かったので。それで質問してから作業に取り掛かるクセもついていました。
「質問すれば答えてもらえる環境」に慣れると、職場に入るとかなりしんどいです。みんな忙しいですから、わざわざ答えてくれないですから。
対策論
対処策としては、「仕事とはじぶんで考えて行動するものだ」という思考習慣を作ることです。ぼくみたいに考える力があまりない人も世の中にはいるんですね。
しかし正社員で働いているような人は、じぶんの頭でフルに考えて作業をこなします。逆にその人たちの指示を受けるのが非正規スタッフです。
つまりじぶんで考え、じぶんで行動の指針を持つようになれば外部評価も上がり正社員になれるということ。家庭の中で、何かと質問が多く親の答えに沿って動いている人は注意が必要です。
③ 物事の段取り(答え)を先に教える
先ほどの話と似ていますが、答えを先に教えられるような育ち方をした人もそれなりにハンデを背負うことになります。特に、毒親は勝手に子供のやることに口を出す習慣がありますので。
ぼくも働いて気づいたのですが、仕事ができない人というのは、じぶんで答えを見つける術を知らない人たちでもあるんですね。それまでは、誰かに答えを教わってきたというか。
例外なく我が毒親も、物事の段取りには口を出していました。新聞を紐でくくる際に、「こうしなさい」と段取りを教えてしまう。皿の洗い方ひとつでも、「こうやって洗え」と。
会社に入れば「あれやっておいて」だけで、具体的にやり方まで教えてくれる人は少ないですよね。そういう時に、答えだけ聞いて育った人はパニックを起こすんです。
結果的にその場で初めて考えるので、余計に仕事も遅くなり「できない人」の烙印を押される。
「畜生!毒親あぁぁ!」と親のせいにしてはいけないと言う人もいますが、事実レベルでこうなってる人は多いとぼくは感じています。
対策論
とはいえ、過去の事を悔やんでも仕方がなく。いきなりはムリでも、じぶんで物事を解決する思考力を鍛えることが重要です。
仕事の場面に限定すると訓練しにくいのですが、日常でやればいいというのが持論としてあります。たとえば、親に口出しされる人は口出しされそうな場面を避けてじぶんで考えるなどですね。
聞き分けの良い親なら「じぶんで考えるから思考する習慣をつけさせろ!」と言っても良いでしょう。うちの毒親はそういうのが分からないため、黙ってぼくは思考する習慣を作ってるんですがw
ぼくがブログをやっているのも、考える力を付けるためというのは大きいですね。ブログまで親が指示してくることは無いので(笑)
些細な物事でも「自力で解決する思考力」を持てば正社員になれる
ダラダラと毒親の話を書いてみましたが、「仕事ができない」と思い込んでいる人ほど日常を見直してみて下さい。知らず知らずのうちに、親御さんから思考の機会を奪われているのかもしれません。
ぼくの友人でも、じぶんで思考することが苦手な人は多くいます。ニート出身・フリーター継続中の30代の人たちですが、ぼくと重なるところを多く持っているので(汗)
仕事ができない悩みは、「じぶんで考えて行動すれば解決できる」というと極論に聞こえますが・・。その仕事ができない理由を考えていくことで抜け出す道はきっと見えてきます。
その中で、毒親のせいかな?と思う部分があれば述べてきたような対策を打ってみるといいですよ。
実践的に行動できる場が職場なので、お金を得ながら働ける訓練所感覚で就活してみるのもオススメです。20代就活のサイトですが、親との関係も絡んでいるケースが多いのでまた書きたいと思います。
「働いてみたいな」←このやる気をムダにしてませんか?
仕事探しって面倒ですよね。ぼくも「働きたくないけど、働く意思はある」という状態で20代は悩んで来ました。
しかし、思い返せばこの悩んだ時間がムダだったとも反省。悩むと「今はまだ」とか「明日から」と先延ばしするんですよね。結果的に次の日も、先延ばしをする後悔ループ(苦笑)これが続くと、せっかくやる気を出しかけたのに悩んで苦しんだにも関わらず進展がないという最悪の状況に陥ります。
だから伝えたい。「僅かであろうとやる気があるなら、今この瞬間に行動すべき」と。何も就活はやる気MAX状態でなくてもいいんですよ。ちょっとハロワに行く、ネット求人サイトを見る。なんでもいいんです。今あるだけのやる気を大事に使いませんか?という話。
精神的に疲れていると、仕事探しどころじゃないのは誰もが経験しているはず。
それなら今ある「やる気の範囲」で行動する。その中で出来る限りのことをやれば、後悔のない明日がある。この考え方を心がけて求職活動をされてみて下さい。
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