「うわ・・すぐ辞めた仕事が多くて職務経歴を埋められない」
「どの仕事を優先的に書いていいのか分からない」
転職し過ぎた人って、その後が困るんですよね。ぼくは、20代の段階でかなり転職していたので職務経歴書の作成はいつも悩んでいました(汗)
経歴書なので、「じぶんの強み」になる部分を書けばいいのですが、転職が多すぎるとどの会社を優先的に書けばいいのか分からない。
しかし、そんな悩める会社エピソードにも優先順位をつける方法があるんです。それは、これから応募する企業と関連付けできるエピソードが書けるかどうか。
「書きやすい経歴を書いてしまえばいい」ってもんじゃない
転職が多いと、やっぱり書きやすいエピソードのある経歴を書くと思うんですね。たとえばぼくなら、スーパーのエピソードなどはいつも書いていました。
野菜をカットして、パッケージして。そのまま品出しをする話を書けばいいだけですから。
と言い切りたいところなのですが、書きやすいからと何でもかんでも同じように書いちゃダメだったのです。これで落とされたことも多くあります(笑)
大事なのは、「応募先の企業と関連付けできること」と書きましたが、エピソード的につながらなければ面接官に疑問を持たせるだけなのです。
たとえば、介護施設を受けたいぼくが、いくらラップで野菜を巻くことをアピールしても意味がないですよね。
手先の器用さアピールとも少し違うし、スーパーで働いていたら書いて当たり前だからです。
このように、関連が無いと、面接官も「ああ・・書きやすい経歴を埋めてきただけなんだな」と思うだけ。誰でも採用するつもりの会社でもない限り、まったくインパクトが無いのです。
だからといって、何でも書いていたら優先順位もつかず、ダラダラ書くだけになります。そこで「前職とこれから応募する企業とを関連付けする」という手順が重要なのです。
過去の話と、これからの仕事をつなぐコツをつかむこと
ぼくは、当時は仕事をしたくなかったので、嫌々ながらカウンセリングも受けながら仕事探しや職務経歴書を作っていました。
そこで、専門の就活カウンセラーに相談していたところ次のような話をしていたのです。
「スーパーの作業は不器用で効率も良くないんですが、お年寄りのお客さんからは良いお兄ちゃんとして大事にされてたんですよねw」
何気ない話をしていたのですが、このエピソードは「介護にも使える」と言われました。「お年寄りの扱いは、スーパーでも発揮されていたので今後も役立つはずである」と。
確かに、介護をやる前にお年寄りとの相性を伝えるエピソードとしては万全の状況です。お年寄りからの支持は、過去にあったと言い換えられるわけですから。
過去の仕事の中でも、このようにお年寄りと関わる話があったおかげで介護職にアピールする材料が揃いました。
介護とスーパーに、共通点を見出した瞬間でもあります。これを一人で考えていると、なかなか繋がりも見えなかったところです。
この出来事がきっかけとなり、ぼくはじぶんの経験をどんどん別業種とリンクさせられるようになりました。
今ではもう困ることもありません。「関連させられるエピソードだけに絞ればいい」というコツをつかんでいるからです。
人は、人と話をしている中で気がつくことが多い
ぼくのように、人生に挫折して転職も多くなってくると、職務経歴書の作成ですら混乱してきます。そんな時に、誰かに話しながら「その話は使えるよ」と言われると助かるのです。
特に、就職したいと考えつつも20代くらいだと「じぶんには売りが無いから」と悲観しがち。これは、ただ経験が少ないだけなのですが、誰かに後押しを受けることも時には必要となるでしょう。
そこで、ぼくと同じようにプロに相談しつつ「経験の引き出し」を探し出すのです。
たとえば、転職エージェントや派遣会社のアドバイザーは、人の体験談を上手く引き出して使えるレベルに落とし込んでくれます。
「あれ?そのお話は、ふつうに書ける体験ですよ」と言われると、気がつかなかった就職先との繋がりエピソードが発見できることも多いですから。
応募するために、毎回のように経歴書に苦労される方がいますが、そういう時ほど誰かに話す中で気がつく材料を求めるべきです。
20代であれば、20代専門のエージェントはありますし、一般的に人気しているDODAなどもプロの就活アドバイザーがついていますから。(20代が使うべき転職サイト一覧)
優先順位がついた職務経歴書の書き方は、1度でも身につければ人生も楽になります。その後も転職したとして、一人でどんどん作れるようになりますから。
そのためにも、アドバイザーやカウンセラーと相談する道はオススメですよ。
「働いてみたいな」←このやる気をムダにしてませんか?
仕事探しって面倒ですよね。ぼくも「働きたくないけど、働く意思はある」という状態で20代は悩んで来ました。
しかし、思い返せばこの悩んだ時間がムダだったとも反省。悩むと「今はまだ」とか「明日から」と先延ばしするんですよね。結果的に次の日も、先延ばしをする後悔ループ(苦笑)これが続くと、せっかくやる気を出しかけたのに悩んで苦しんだにも関わらず進展がないという最悪の状況に陥ります。
だから伝えたい。「僅かであろうとやる気があるなら、今この瞬間に行動すべき」と。何も就活はやる気MAX状態でなくてもいいんですよ。ちょっとハロワに行く、ネット求人サイトを見る。なんでもいいんです。今あるだけのやる気を大事に使いませんか?という話。
精神的に疲れていると、仕事探しどころじゃないのは誰もが経験しているはず。
それなら今ある「やる気の範囲」で行動する。その中で出来る限りのことをやれば、後悔のない明日がある。この考え方を心がけて求職活動をされてみて下さい。
たとえば、僅かな労働意欲がある方ならリクナビのチェックなどは出来るはず。もちろん、部屋の中で出来ます。おすすめ理由は3つ。
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働きたい、面接を受けたいと思った時に「登録からやらないとダメなのか」という心理ハードルを下げるためにもまずは求人チェックが有効です。
ぼくの経験からも、こういう小さな行動をするだけで「後悔なき明日」を迎えられます。迷っているなら、たった5分の登録から始まる1歩をまず踏み出すと、今のやる気もムダになりません。ガンバです!
