「介護なら誰でもできるらしいけど、どういう仕事をするの?」
「経験や資格なしでも採用されるって本当?」
ぼくは、ひきこもりニートの経験もあり仕事探しにはいつも困っていました。20代なのに、経歴が酷くどこにも相手にされないという・・。
そのため、自然と「未経験かつ資格もスキルも要らない」という介護職が視野に入るようになりました。(実際、就活してると「介護なんてどう?」と言われることが増えていたので)
介護は厳しいイメージから避けていましたが、結果的に20代後半で採用され3年ほど働いた経験があります。(11回の転職のラストが介護でしたw)
そこで、ぼくと同じような20代の方に向けて「誰にでも始められる介護スタッフ」の話を書いてみたいと思います。経験談なので、じぶんが働いた職場を含めて実態をリアル暴露しちゃいますw
介護をしてみたいけど、仕事内容に不安があるという方はチェックしてみて下さい。
介護の職場は、大きく分けて3つある
介護の職場は基本的に以下3つに分けられます。
細分化すると、本当に分かりにくいので大まかなイメージとしてとらえて下さいw
施設型老人ホーム(24時間体制)
大きな介護施設を見たことがある方はイメージしやすいかと。施設型老人ホームは、その施設内ですべてお年寄りが生活をしている場所になります。
勤務も24時間体制なので、シフトで日勤と夜勤に分けられるなどの働き方になりますね。夜勤があるため、介護職の中では給料が高めになるのが特徴的。
大きな病院のような施設もあれば、民家のようなところもあるなど幅広いスタイルで施設運営されています。
ぼくは、夜勤が肉体的にハードだと感じたので避けました・・w
通所型介護施設(デイサービスなど)
こちらはデイサービスになります。1日の間でも、日中をメインにお年寄りの介護をするというもの。利用者家族が、昼間だけお年寄りを預けるための施設と考えるといいでしょう。
ちなみに、うちの祖母は元気ですけど通っています。健康のために、介護予防にもなるので元気な人もバリバリいますよw
そのため、職員が朝から利用者の元に迎えに行って、夕方になると送る生活になります。
日中勤務のみなので、一般的に働いている人と変わらない勤務シフトで働けます。夜勤なども特にありません。
ぼくが働いたのもデイサービスです。日勤オンリーなので働きやすいのですが、給料面では介護労働の中でも下になりやすいという特徴はありますね。
ヘルパー派遣
介護が必要なお年寄りの家に、ヘルパーとして派遣される仕事があります。主には、派遣先のお年寄りができないことを助けるという具合です。
上記の施設だと、身体の不自由な利用者のサポートなどをメインにやるのですが、ヘルパーは家事手伝いの意味も含まれてきます。食事の準備、掃除洗濯などを代行することも多いですね。
ぼくはヘルパー資格の勉強として、訪問先についていくことをした経験があります。
就労の選択肢としては特になかったので、やることはありませんでしたが。
どうしても単発時間で働くため、主婦層の「隙間時間のパート」という認識が強かったからです。男性として稼いでいる人は、ごく少数に限られるのも特徴ですね。
介護職の仕事内容はどんなことをするのか?
ぼくはデイサービス中心で働いたと言いましたが、研修やお手伝いも含めて、いくつかの職場を見てきました。
その中での一般的な介護労働の実態を体験談としてまとめてみます。
食事介助
食べることが困難な方も多いので、サポートに回ることは多いです。じぶんで食べられる方でも、視野が狭くなっていたりすると目の前のお皿に気がつかなくなっていたりしますね。
利用者さんによって、まるで違ってくるのですが対応を覚えれば簡単です。喉などを詰まらせないか注意しつつ、お茶を汲んだりしつつ・・。
認知症などで、食事を口に運ぶことができない人などは、付きっきりで食事を手伝う必要があります。
むかしの人なので、食事を残さないためにポケットに詰め込んだりする人も。こういったことをチェックすることもあります。
やはり食べ物なので、ポケットに放置して腐ったものを口にすると危険ですからねw
入浴介助
介護の定番として入浴介助もあります。じぶんで衣服の脱ぎ着ができない人から、全てじぶんでできるけど足元がフラフラなのでサポートのいる人まで。
入浴は事故と隣り合わせですから、もちろん気の抜けない仕事でした。
冬場などは早く着替えさせないと寒いですので、かなり忙しい仕事となってきます。職場によりますが、入浴がいちばんハードワークになるとも言えます。
ぼくは男性ですが、おばあちゃんなど女性が相手の場合は困ることも。
人によっては恥ずかしさがあるため、サポートを嫌がられることもありました。そういう時は、女性スタッフが主に対応してましたね~。
排せつ介助
介護というと、「排せつ介助」をどうしても行う必要が出てきます。これについては、介護職で無い人も知っている仕事ですよね。よく、「下の世話も必要」という印象で語られますのでw
確かに、排せつ介助はインパクトがありますよね。トイレをした後、じぶんで拭けない人に変わって拭く必要があったりします。おむつ交換などもやはり重要です。
最初は抵抗があっても、だんだんと慣れてくるのは人間の適応性だと思います。
しっかり手を洗うなどしておけば、そんなに問題はないですから。体力的に消耗することもなく、慣れたら楽勝だとぼくは思います。
レクリエーション活動
健康のために、動かないお年寄りたちと軽い運動をしたり、頭の体操をしたりします。まあ、お年寄りのための遊びですね。
子どものお遊戯みたいなので、「私に何をやらせるのか!」とキレる人もいたり(汗)
「こちらも仕事なので・・」とは言えないので、何とか遊んでもらう工夫をすることになります。活発な遊びは、生活の質を向上させますので。
逆に、お年寄り世代の人の遊びを教えてもらえるのは勉強になりますよ。むかし話的に、色んな遊びをレクチャーしてもらえるのは介護職の特権でしょう。
ぼくは何気に、お年寄りとの遊びを楽しみにしていました。利用者さんは認知症もあるので、トランプなど複雑なルールだとめちゃくちゃになることもありますがw
介護は誰でもできる・・というより、「誰でも職に就ける」が正解
ざっくりですけど、これらが介護のイメージです。実際に働いてみないと分からないというのが、現場で働いていた個人としての感想です。
仕事の内容は、基本的に誰でも出来るかというとビミョウです。よく、誰でも出来ると言われるんですけどね。正確には、「誰でも職に就ける」ですね。
なぜなら、仮にヘルパー資格などを持っていても、実践的な介助はやってみないと分からないからです。
そういう意味で、「誰でもできる」という面と「誰でも職に就ける」という面があるため未経験者には優しい業界になります。
人でも足りておらず、20代の若さで「介護をやってみようかな」と思うならふつうに採用されますから。
ただ、給料面でいうと介護職は少ないということが言えます。夜勤のある職場で働くことや、介護福祉士などを目指して資格手当を狙うなどする改善が必要となるでしょう。
ぼく個人は、「どうしても仕事がない」という切羽詰まった状況で介護に飛び込みました。同じような状況の方なら、未経験で働けるところで試してみるのもアリでしょう。嫌なら辞めればいいだけですから。
リクナビNEXT
などでは、いくらでも「未経験者からの介護職」が募集されていますので、興味があれば応募するといいですよ。20代はふつうに雇われますのでw
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少しデメリットがあるとするなら、少しでもいいので介護現場で働いた経験がある方が良いということです。ホワイト環境ほどいい人材を見極めたくなるものなので、そういった意味で経験者向けとも言えます。
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「働いてみたいな」←このやる気をムダにしてませんか?
仕事探しって面倒ですよね。ぼくも「働きたくないけど、働く意思はある」という状態で20代は悩んで来ました。
しかし、思い返せばこの悩んだ時間がムダだったとも反省。悩むと「今はまだ」とか「明日から」と先延ばしするんですよね。結果的に次の日も、先延ばしをする後悔ループ(苦笑)これが続くと、せっかくやる気を出しかけたのに悩んで苦しんだにも関わらず進展がないという最悪の状況に陥ります。
だから伝えたい。「僅かであろうとやる気があるなら、今この瞬間に行動すべき」と。何も就活はやる気MAX状態でなくてもいいんですよ。ちょっとハロワに行く、ネット求人サイトを見る。なんでもいいんです。今あるだけのやる気を大事に使いませんか?という話。
精神的に疲れていると、仕事探しどころじゃないのは誰もが経験しているはず。
それなら今ある「やる気の範囲」で行動する。その中で出来る限りのことをやれば、後悔のない明日がある。この考え方を心がけて求職活動をされてみて下さい。
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