「ロボットが人に代わって仕事をする未来がやってくる」
仕事の機械化が叫ばれる昨今、「人で無くてもロボットに任せればいい」という声が一部の労働現場で上がるようになりました。
色んな業種に影響すると言われていますが、介護にも白羽の矢は立っています。
ぼくも介護現場で働いていたのですが、気をつけていても腰に負担の掛かる業務などがあるんですよねw
現場レベルの話なので、いくら「負担の掛からない姿勢」といったマニュアルがあっても厳しいときは厳しいもの。
そういう負担軽減をする意味もあり、人材に代わる介護ロボの研究は進んでいます。それ故に、ロボットに介護職を奪われるのでは?と心配している人もいますよね。
テクノロジー界隈の人からすると「介護はオワコン」とも見えたりするようです。
しかし、これらは心配することはないですね。ぼくも介護現場で働いていたのでわかるのですが、介護をする上でたった1つのスキルを身につけてしまえばロボットに仕事を奪われないと言い切れます。
介護職をやろうか迷う人ほど、知っておくべき話なので参考にしてください。
介護は「表は肉体労働」で「裏はサービス業」という事実
そもそも論として、介護は仕事として2面性を持っているんですね。
やったことがある人ならわかるのですが、表向き大変そうな肉体労働に見えます。実際、お年寄りを抱えて移動させるなどは基本仕事。
ただし、モノを運ぶわけではないのでヤマトの宅配荷物みたいに扱うのは言語道断w 声掛けに始まり、一人の人間と接しているサービス業の側面が強く求められます。
そこをぶっ飛ばして、テクノロジー業界は「ロボットに任せればラクなのに・・」と言い出すんです。これは暴論で、利用者の立場からしても怖いですよね。
「え?ロボットにじぶんたちは扱われるの?」と。
いくら音声認識できたり、的確な行動を起こしてくれたとしても「人と人」の触れ合いがないのは怖いのです。
「ロボットに世話になることが当たり前」なら違和感もないのでしょうけど、認知症など混乱の引き金になり得るのは圧倒的にロボットでしょう。認知症対応は、絶対に人でなければいけません。
少なくとも、ぼくたちが生きている間には「ロボットが介護を担う」という現象は起こりえません。
「良くてサポートするレベル」
これが現場レベルで見る介護の真実です。そのため、ぼくは介護を「食いっぱぐれのない仕事」として断言してオススメもしています。
「人しか得られないスキル」はコミュニケーション(お年寄りとの会話術を学んでおけ)
基本的に、介護の仕事はサービス業だと書いた通り「コミュニケーション」が必要で、これが出来れば人材価値が上がります。
ここはロボットには絶対に対応できない分野なので極めるポイント。
コミュニケーションがロボットにできるなら、そもそも介護以前に他の仕事も潰れていきますw
それくらい、人間に与えられたスキルなのだと理解してください。
これは介護において特に重視されるスキルなのですが・・意外と苦手な人は多いです。だからこそ差をつける意味で目指すべき。
どんな会話をすればいいのかわからない人もいると思いますが、基本的に年を取ると「新しい事よりむかしの話」を好む傾向があるんですね。なので、むかしの話で合せられると強みになります。
むかしの話ができない20代くらいの若者なら、逆に「え?むかしってそんなことがあったんですか?w」と質問することで会話も成立するなどいくらでもやりようがあるんですよ。
利用者も世代的に似たような話をするので、その時代の利用者が生きていた話をマークするだけで人材価値は評価される仕組み。
これらを人間以外ができるとするならば・・そりゃぼくも土下座モノですよw
介護業界の未来は、ロボットと人材による二極化が起こる
このように、ロボットでは人間に勝てないということがおわかり頂けたかと思います。とはいえ、コミュニケーションサービスがなくても良い利用者も出てくるはず。(軽い介護が必要なケースなど)
そうなった時に、ロボットがサポートをメインでする介護施設と、人材サービスがメインの介護施設に分かれることは想定できます。
ではロボット施設に利用者を奪われるかと言うとそれもありません。
ロボットがやるため、格安で利用することはできると思いますが・・。それでも機械的に扱われてしまうことを気分良くは思えないのが年配者のココロ。
でもお金が無ければ機械的なサービスも頼らざるを得ない。世の中、身分相応のサービスがあるのと同じですよね。
逆に、述べてきた「頼れる人材」であればお金を多く支払ってでも面倒を見てもらいたい人たちは出てきます。
介護は日常生活ですから、いくら格安ロボット施設でも毎日ロボットによる対応を受けるのはキツイ。いくら格安でも、コンビニ弁当が続くのは地獄という感覚。
「お金を払って人のぬくもりを感じる」って高級なサービスだということなんですよね。
このように、コミュニケーション技術をしっかり身につけておけば、介護業界で仕事がなくなるなんてことは無いのです。
介護技術には差がつけづらいかもしれませんが、コミュニケーションが上手いと「あの人の介護が良い」という指名は必ず起こり得るもの。実際、ぼくもお年寄りから評価されて働けた口なので・・w
手に職がつき、これからも需要が伸びる介護を選ぶのもありだとお伝えしておきます。(参照:ぼくが実際に介護をしていたころの体験談)
20代からのおすすめ介護派遣サイトランキング厳選3つ
雇用主と直接契約を結ぶより、まずは派遣会社を通した方が賢明です。サービス残業にまつわる保証、職場内の様子などは派遣サービス仲介によって防げる問題ですからね。特に「労働環境を重視して働きたい」、「ブラック介護施設は嫌だ」という方ほど派遣システムをおすすめします。紹介予定派遣を使えば、どんな職場なのかを調べ切った上で正社員になることも可能なのはメリットです。
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かいご畑
・無料でキャリアアップを応援してもらえる
・無資格、未経験者がスタートしやすい
何といっても、働きながら無料で受講できる「キャリアアップ応援」は活用すべきです。介護の資格取得には、いくらかのお金が必要となるのですが・・。かいご畑に登録して働くことで無料になります。
「手に職がつくけれど、お金の面で負担するのは・・」と引っ込んでしまっている方は、かいご畑での就労がオススメ。無資格、未経験からのサポートを資格取得込みでしてくれるため、介護業界で働く気なら便利のひと言。
デメリットを上げるとするならば、地方に弱い点ですね。関東、関西、中部、福岡など都市部の方は積極的に使えるので、チャンスとして検討されるといいですよ。
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メドフィット介護
・転職エージェントが直接足を運んだ企業求人のみ掲載
・手際が良く、最短3日のスピード入職が可能
派遣の信頼ポイントはエージェントが施設を直接見ているかどうか。この点はものすごく大事です。見てくれていると、こちらから突っ込んだ質問にも受け答えしてもらえやすいですから。
全国的にも展開しており取り扱いの少ない地方にも力を入れています。一部地域は揃っていないのですが、それでも求人を取りに行っている姿勢は高評価。
ちなみに、仕事を早く始めたい方におすすめです。最短3日でのスピード入職を実現させているなど今すぐにでも働きたい方の要望も聞いてもらえます。非公開求人も豊富なので相談するだけでも価値アリ
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しろくま介護ナビ
・時間外労働が基本的にない
・意識的にホワイト求人を取り扱う努力をしている
「すでに介護業界で働いているけど、ブラックな職場でしんどい」という方は、今のスキルを無駄にせず、まずは相談してみて下さい。ホワイトに特化しているので、あなたの能力が報われる可能性が高いです。
時間外労働が多いことや、有給取得が困難な施設で働いている方は、思い切ってしろくま介護ナビで転職してしまうのはおすすめ。やはり働く環境が良いに越したことはありませんからね。
少しデメリットがあるとするなら、少しでもいいので介護現場で働いた経験がある方が良いということです。ホワイト環境ほどいい人材を見極めたくなるものなので、そういった意味で経験者向けとも言えます。
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「働いてみたいな」←このやる気をムダにしてませんか?
仕事探しって面倒ですよね。ぼくも「働きたくないけど、働く意思はある」という状態で20代は悩んで来ました。
しかし、思い返せばこの悩んだ時間がムダだったとも反省。悩むと「今はまだ」とか「明日から」と先延ばしするんですよね。結果的に次の日も、先延ばしをする後悔ループ(苦笑)これが続くと、せっかくやる気を出しかけたのに悩んで苦しんだにも関わらず進展がないという最悪の状況に陥ります。
だから伝えたい。「僅かであろうとやる気があるなら、今この瞬間に行動すべき」と。何も就活はやる気MAX状態でなくてもいいんですよ。ちょっとハロワに行く、ネット求人サイトを見る。なんでもいいんです。今あるだけのやる気を大事に使いませんか?という話。
精神的に疲れていると、仕事探しどころじゃないのは誰もが経験しているはず。
それなら今ある「やる気の範囲」で行動する。その中で出来る限りのことをやれば、後悔のない明日がある。この考え方を心がけて求職活動をされてみて下さい。
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スカウトメールなど登録するだけで、未経験スペックでも働かせてもらえる案件のお知らせが来るなど便利のひと言。
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ぼくの経験からも、こういう小さな行動をするだけで「後悔なき明日」を迎えられます。迷っているなら、たった5分の登録から始まる1歩をまず踏み出すと、今のやる気もムダになりません。ガンバです!
