ニートだけど、やたら介護を紹介される

無職ニートから求職活動をしていると、介護を勧められている方も多いと思います。「介護なんてどうですか?」なんて気軽に言われるんですけどね。

「イメージ的に介護はキツそう」と感じている方からすれば、参考外な提案にうんざりしてしまう・・。

 

ぼく自身も、転職を繰り返しニートから復帰する際に「介護なんてどう?」と転職アドバイザーの方にオススメされていました。「そんなこと言われてもやる気が出ねぇ・・」と思ったものですw

しかし、今現在で介護をやっていたじぶんを振り返ってみると「確かにニートに対して介護はアリ」と思う部分も多いんですよ。介護職を3K(キツイ、汚い、給料安い)というイメージだけで拒絶するのは勿体ないということ。

今回は、元介護職員としてニートの方に向けて介護をオススメできる理由をまとめます。嫌ならやらなくていい話なので、目を通すだけでも違いますよ。

介護はニートに必要な「人生のやり直し」の条件が揃っている

直接的な介護オススメ理由としては、介護をやれば人生をやり直せるという点なんですね。

別にこれは介護をやらないと人生のやり直しが出来ないという意味ではありません。やり直すハードルが低くて便利という意味です。

 

ニートであろうと、「20代ならいくらでも人生をやり直せる」のは間違いありません。ただ、ぼくが20代でニートをしていたころは絶望しかありませんでした。

その絶望を一気に救い上げてくれる要素が、介護職には強く集まっているということを伝えたいのです。要素は下記3つ。

 

① 無資格・未経験者でも雇われやすい

ニートに止まらずフリーターの方にも介護は人気ですね。ぼくは一度仕事を辞めて、無職ニートから介護をしていますが、中途で入るフリーターの方も見てきました。

これはどういうことかというと、それだけ雇われやすいということなんです。しかも「無資格・未経験」という状況でも。ニートから就労するために、まずは勉強して資格取って準備して・・となると気が重い。

 

その点、介護業界は求人サービスにあるようにどこでも「未経験・無資格者」を歓迎する職場が見つかりやすいのです。老人とのコミュニケーションが必要なので、日本語スキルは使いますw

20代くらいだと、男女問わず孫キャラとして大事にされるので、雇う側も採用しやすいという特徴が介護業にはあります。実際、以前の職場では20代は確実に採用してました。驚異ですよ、マジで(笑)

 

20代ならすぐ採用されるので「雇われなくてどうしよう」といった悲観的な世界から抜け出すのが容易なのは強みです。

就活ウツに陥っている人ほど、こんなに楽に採用されるのかと驚くかと(笑)

 

② ダイレクトにお礼を言われるため「やりがい」を実感しやすい

また、どんな仕事も一定の楽しみが無いとしんどいと感じます。ぼくも色んな仕事を転々としていましたが、結果的に介護がいちばん継続(と言っても2年だけどw)した理由はやりがいでした。

「やりがい!やりがい!」と重視しすぎると、やりがい搾取に引っかかることもありますが、介護の場合はダイレクトにお礼を言われることが増えるので気持ちがイイ。何かと利用者のお世話をすると「ありがとう」と言われます。

 

これ、ふつうの仕事をしているとお礼ってあまり言われないんですよ。同僚なんてイチイチ労ってくれませんし、お客さんのいるサービス業でも「従業員にやってもらって当たり前」の雰囲気で帰っていきます。

ぼくらも、きちんとお店で買い物をしてもお礼とか言わない人を見るじゃないですか。レジを打ってくれてもスルーして帰るみたいな。※ちなみにぼくはお礼をキチンと言います!w

 

人ってじぶんが認められていないと感じると、ものすごくツライ気持ちになるんですよ。それは、ぼくが過去に仕事ができないことで叩かれていたのもあるんですけど・・。

介護に関しては、ストレートにお客さんであるお年寄りから「いつもありがとう」が毎日飛んでくるわけです。

仕事だから当たり前の話だけど、こういうことがモチベーションとやりがいを維持してくれる最高のリズムに変化しました

 

③ 勤務を続けるだけで、スキルアップを目指せる業界

また、介護は資格社会です。介護福祉士などの資格を得ることで、給料にプラス査定される世界。給料を上げたければ資格取得は必須なんです。

ただし、仕事のデキといった競争に勝たなければ給料が上がらない世界では無いのが特徴的。営業マンなどの世界だと、ひたすら成果を求められて結果が出ないと減給すらあるくらい。

 

その点、介護は資格取得ができればある程度のところまでの立場は約束されます主任や副主任は、介護福祉士の資格で十分なれます

ぼくが実際に働いていたところも、介護福祉士だらけでした。みなさん、簡単に取れると言ってましたので。ぼくはその前に辞めたので説得力がないですねw

 

というのも、介護は資格取得の勉強よりも、勤務日数で受験資格の有無が決まる特性があるからなんですね。つまり、継続して働くことがいちばんの条件として上がります。

どの仕事も続けることは前提ですが、このように「継続して働く」というだけで受験資格までの日数を稼げるわけです。他にも細かな条件はありますが、こういったスキルアップしやすい環境はオススメポイントですよ。

 

介護は、これから迎える高齢化社会において無くならない仕事です。さらに、人のコミュニケーションが有利に働くがゆえにロボットが入ってきたとしても奪われない仕事。(参考:介護職は機械に奪われない)

将来性があるので、迷われている方にはお勧めです。一度でも働いてみて、合わないと思えば辞めればいいだけですから。今は、ブラック介護施設などに入らなくて済むよう「介護派遣サービス」も豊富ですから。

ぼくもまとめているので、ぜひ参考にしていただければと思います。

20代からのおすすめ介護派遣サイトランキング厳選3つ

雇用主と直接契約を結ぶより、まずは派遣会社を通した方が賢明です。サービス残業にまつわる保証、職場内の様子などは派遣サービス仲介によって防げる問題ですからね。

特に「労働環境を重視して働きたい」、「ブラック介護施設は嫌だ」という方ほど派遣システムをおすすめします。紹介予定派遣を使えば、どんな職場なのかを調べ切った上で正社員になることも可能なのはメリットです。

  • かいご畑




    ・無料でキャリアアップを応援してもらえる
    ・無資格、未経験者がスタートしやすい

    何といっても、働きながら無料で受講できる「キャリアアップ応援」は活用すべきです。介護の資格取得には、いくらかのお金が必要となるのですが・・。かいご畑に登録して働くことで無料になります。

    「手に職がつくけれど、お金の面で負担するのは・・」と引っ込んでしまっている方は、かいご畑での就労がオススメ。無資格、未経験からのサポートを資格取得込みでしてくれるため、介護業界で働く気なら便利のひと言。

    デメリットを上げるとするならば、地方に弱い点ですね。関東、関西、中部、福岡など都市部の方は積極的に使えるので、チャンスとして検討されるといいですよ。

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  • メドフィット介護




    ・転職エージェントが直接足を運んだ企業求人のみ掲載
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    派遣の信頼ポイントはエージェントが施設を直接見ているかどうか。この点はものすごく大事です。見てくれていると、こちらから突っ込んだ質問にも受け答えしてもらえやすいですから。

    全国的にも展開しており取り扱いの少ない地方にも力を入れています。一部地域は揃っていないのですが、それでも求人を取りに行っている姿勢は高評価。

    ちなみに、仕事を早く始めたい方におすすめです。最短3日でのスピード入職を実現させているなど今すぐにでも働きたい方の要望も聞いてもらえます。非公開求人も豊富なので相談するだけでも価値アリ

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  • しろくま介護ナビ




    ・時間外労働が基本的にない
    ・意識的にホワイト求人を取り扱う努力をしている

    「すでに介護業界で働いているけど、ブラックな職場でしんどい」という方は、今のスキルを無駄にせず、まずは相談してみて下さい。ホワイトに特化しているので、あなたの能力が報われる可能性が高いです。

    時間外労働が多いことや、有給取得が困難な施設で働いている方は、思い切ってしろくま介護ナビで転職してしまうのはおすすめ。やはり働く環境が良いに越したことはありませんからね。

    少しデメリットがあるとするなら、少しでもいいので介護現場で働いた経験がある方が良いということです。ホワイト環境ほどいい人材を見極めたくなるものなので、そういった意味で経験者向けとも言えます。

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「働いてみたいな」←このやる気をムダにしてませんか?

仕事探しって面倒ですよね。ぼくも「働きたくないけど、働く意思はある」という状態で20代は悩んで来ました。

しかし、思い返せばこの悩んだ時間がムダだったとも反省。悩むと「今はまだ」とか「明日から」と先延ばしするんですよね。


結果的に次の日も、先延ばしをする後悔ループ(苦笑)これが続くと、せっかくやる気を出しかけたのに悩んで苦しんだにも関わらず進展がないという最悪の状況に陥ります。

だから伝えたい。「僅かであろうとやる気があるなら、今この瞬間に行動すべき」と。


何も就活はやる気MAX状態でなくてもいいんですよ。ちょっとハロワに行く、ネット求人サイトを見る。なんでもいいんです。今あるだけのやる気を大事に使いませんか?という話。


精神的に疲れていると、仕事探しどころじゃないのは誰もが経験しているはず。


それなら今ある「やる気の範囲」で行動する。その中で出来る限りのことをやれば、後悔のない明日がある。この考え方を心がけて求職活動をされてみて下さい。


たとえば、僅かな労働意欲がある方ならリクナビのチェックなどは出来るはず。もちろん、部屋の中で出来ます。おすすめ理由は3つ。


リクナビをお勧めする理由
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もちろん、未経験や初心者向けに安心して働ける求人は豊富。登録するだけなので、電話が掛かってくるなどの心配も不要ですよ。

スカウトメールなど登録するだけで、未経験スペックでも働かせてもらえる案件のお知らせが来るなど便利のひと言。


働きたい、面接を受けたいと思った時に「登録からやらないとダメなのか」という心理ハードルを下げるためにもまずは求人チェックが有効です。

ぼくの経験からも、こういう小さな行動をするだけで「後悔なき明日」を迎えられます。迷っているなら、たった5分の登録から始まる1歩をまず踏み出すと、今のやる気もムダになりません。ガンバです!

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