- 「面接官にやる気をアピールしたい」
- 「やる気が見えない、感じないと言われてしまった」
面接では、何かとやる気をアピールしないといけないと思われがち。で・す・が!
「やる気はあります」というセリフを面接で言ってはいけません。面接にやる気アピールなんて要らないんですよ?
なぜかというと、仕事をする上でやる気があるのは当たり前だからです。20代くらいだと、就活でのアピール材料が乏しい人もいるので、「やる気」を売りにしようとしてしまいがち。
ですが、アピールが苦手な人は、アピールすべきポイントを間違えている可能性が高いことに気がつかなければいけません。
「やる気があることくらい言わせろよ」と反発もあるかと思うので、理由を述べた上でアピールすべきことを教えます。たった1つの本質を理解してください。
面接に来ている段階で、やる気は伝わっている
そもそもの話、面接に来ている段階でやる気は伝わっています。「働きたくない」と本心では思っていても、何かしら理由があって目の前の企業を選ぶやる気はあるわけです。
それにも関わらず、面接の舞台で「やる気はあるんです」と言われても・・。「すでに伝わっていることを言う意味は無いよね・・」と面接官は思うのです。
これは、面接を受けるより面接する立場で考える方が早いです。
たとえば、ぼくの好きなドラクエに例えてみます。仲間を探している勇者が面接官だと想定しててください。仲間AとBがいて、どちらを採用したいですか?
【仲間A】
「魔王討伐のための、やる気はあるんです!仲間にして下さい!」と主張。
【仲間B】「力には自信があって、誰よりも前に出て戦えるのが強みです!」と主張。
勇者であるあなたは、どちらを仲間として採用したいか直観的に考えてるとわかります。ぼくなら具体的に、何がじぶんにできるのかが分かっている仲間Bを使ってみたいですね。
これが、面接の舞台でも同じように行われているのです。
つまり、魔王を倒しに行くという目的が分かっている以上は、やる気の話をするだけムダなんですね。
それよりも、アピールすべきことを伝える。これが、巡り巡ってやる気を伝える方法になっているのです。では、何を伝えるのか?
それは、たった1つ。あなたが「具体的に出来ること」を伝えてください。
面接でやる気が伝わらないのは、具体性をアピールできていないから
面接で「やる気が伝わらない、感じられない」と思われがちな人は、具体的にじぶんができる事を伝えるようにしてみてください。
先ほど述べた仲間にも「力に自信がある。だから前に出て戦える」と主張した人物がいました。これは具体的なケースで良い事例です。
面接では、お互い初めて会った人と話すわけですから、相手がどんな特技や強みをもっているか分かりません。だからこそ、面接という場で「じぶんが具体的にできること」をアピールして欲しいのです。
使いやすいパターンは、「長所や強み」を述べた上で、その長所や強みを使って「何ができるのか?」を伝えることです。たった1つの公式なので、覚えておくと便利です。
具体性アピールの公式
「力に自信がある(長所・強み) ⇒ だから前に出て戦える(何ができるのか)」
この方程式を1つ持っておけば、「じぶんに出来ること」が生み出しやすいのです。「やる気が伝わらない人」は、この手順が上手くまとまっておらず伝えられていない可能性が高いのです。
まとめ 面接で落とされる人は、やる気アピールを勘違いしている
ぼくが、面接におけるやる気のアピール法に気がついたのは、自営業をするようになってからです。人に手伝ってもらうため、人を見るようになると、どういう人が必要かを考えるようになりました。
まさにドラクエの仲間さがしです。
20代のころは、本当に酷いものでした。面接でやる気をアピールしようとしても空回り・・。特技、長所、強みを聞かれたら、「ゲームに自信があります」とかふつうに言ってました(笑)
「ゲームが得意、自信がある」というのは良いことなんですね。面接で必要なのは、これにプラスして何が伝えられるかです。
たとえば「ゲームは集中力が必要なので、集中力には自信がある」という伝え方ができれば問題なかったのですが・・。
ゲームが得意だけだと、「で?仕事にどう活かせるの?それで本当にやる気ある?」となるのです。
やる気というのは、こういった伝え方から見られていると考えた方がいいのです。言い換えれば、やる気が無いと言われやすい人は、間違ったアピールをしているだけとも言えるのです。
「具体的にやる気を伝えられていなかった」と思う人は、今からでも遅くはありません。やる気があると思われるために、「具体的にできること」を言えるようにしましょう。
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