「まだ20代なのにニート生活・・もう人生オワタ\(^o^)/」

諦めてませんか?これは、僕が20代のニート時代に思っていたことです。

高校中退から引きこもりまして6年。出口の見えないニート生活。意を決し、面接に行くも不採用・・。

 

しかし、こうなった原因は、誰にも頼らない孤独な就活をしていたからです。現在も就活で結果が出ていないニートの方は、同じ状況に陥っているはず。

なぜなら、ニート状態になると就活に関する情報が全く入らないからです。

学生なら周りも一緒に就活していますが、ニートひとりになると孤立しますよね?

 

そんな結果にやってしまうのは

  • 場当たり的にハローワーク求人に応募してみる
  • 経歴書の書き方や、面接対策がテキトーになる

こんな状態で就活を繰り返すニートが、正社員どころかバイトも怪しくなるのです。

 

それでも僕は「ニートは自業自得だから、一人で頑張るしかない」という間違った考えで20代の大半をムダにしました

その後、悲惨なニート状態から脱出していますが、お話したい内容である「人の助け」を求め就活するようになったことに他なりません。

ひとり就活をして挫折するニートの方にこそ、「助けを求める就活法」の重要性を解説してみます。

目次

ニートが「ひとり就活」をして失敗するポイントと注意点【実体験】

ニートの方は、ひとりで行っている就職活動に疑問を持たなければいけません。

なぜなら、ニートがひとり就活をしていると、不採用になる原因に気づけないからです

 

就職ノウハウを持って就活しているならまだしも・・。これまでニート状態だった人がいきなり上手く就活できるかというと疑問です。

そこで、まずは失敗しやすいポイントと就活での注意点を確認してください。僕の実体験も踏まえているので、よりニートの方には伝わるはずです。

「履歴書、職務経歴書、面接」などの就職対策ができず不採用

ニートの大半は、就活における基本が抑えられていません。特に20代の若者は経験値が圧倒的にない。

僕自身がサポステやジョブカフェに通っていたからこそ分かるのですが。

 

ニート状態から就活する人たちは「履歴書、職務経歴書、面接対策」が分からないまま活動しがちです。(問題ないと思い込んでいるケースが一番厄介)

知識や情報は、「ネットを使えば対策できる」と思うかもしれません。しかしここが落とし穴。「ニート状態からの就活は特殊」と言わざるを得ないんですね。

 

空白経歴や、ニートからどうして働く気になったのかといった志望動機の伝え方。何をするにも、ニート問題との兼ね合いが邪魔をしてきます。

そのため「独断で対策をするも結果が出ない状態」に、ニート当時の僕は陥りました。まず誰かに経歴書を見せたり、疑似面接をしてもらうなど対策はすべきです。

喩えるなら、受験対策をしない受験生はいないという話です。

不採用になった理由や問題点を指摘されない

ひとり就活の弊害として、「不採用になっても誰も指摘してくれない問題」があります。

バッチリ面接もでき、手応えがあったのに・・なぜか落とされた経験はありませんか?

 

これについては、例えば就活コンサルタントを頼ると、不採用になった理由を知らせてもらうことができます。

経歴の書き方が悪かった、志望動機が伝わらなかった、スキルや知識が無い・・などですね。

就活コンサルタントがいると、こういった不採用の問題点を振り返る事ができます

 

これを知らなかった僕は、「最初からニートを雇う気が無いんだろ!」と投げやりになっていました。

「もし改善ポイントがあるなら教えてもらえて欲しかった・・」と後悔するばかりです。

 

不採用には理由があります。それもニートだからという、安易な問題ではないことが大半です。

就活は失敗しても、そこから問題点を修正できるかどうかが勝負と言えます。

就職しても思っていた会社と違いニートに出戻る

良くないケースですが、せっかく就職が決まってもニートに戻ってしまう人が後を絶ちません。

ちなみに僕も、ニートと就職を繰り返しては戻っていたタイプ。20代という時間の無駄遣いを続けていました(苦笑)

 

これには、「どこでも就職できたらいい」というニート特有の考えが引き金になっていました

確かに「雇われるならどこでも・・」となりふり構わず働きたくなる気持ちはわかります。

 

ただし、就職した会社がブラック企業だったり、入社前に思っていたような会社と違うと・・?

辞めたくもなりますよね。せっかく雇われたのに、これでは勿体ないし時間のムダ。

 

こういったトラブルを防ぐには、一人だけで勝手に決めないこと。応募したい企業の情報は調べ、時には職場内部のことも聞く

事前に職場リサーチを進め、ニートへの出戻り率を少しでも防ぐべきです。

ニートが正社員として就職するために取るべき具体的な行動

これまでの話を踏まえて、ニートが就職するためには、具体的に以下2つの行動を取る必要があります。

 

①「ニートからでも働く環境」が整っている企業を探す

②「ニート専門の求人アドバイザー」を頼る

「正社員として働くには難しい」と思いがちなニートの方ほど、この対策を取るだけで変わります。

説明していきますね。

 

① 「ニートからでも働く環境」が整っている企業を探す

就活でネックとなりやすい「ニート状態」ですが、今は若者が減っている時代です。そのため、「若い20代ならニートからでも採用したい」という企業は存在します。

「若手を取らないと、社員がそのまま高齢化してしまうため」と言えばお分かり頂けるかと思います。

 

仕事を探すなら、このような「ニートからでも採用する」という姿勢のある企業は、ニート当事者に取っても都合がいいです。ニートからでも働く環境とは

  • 未経験者の受け入れを全面的に行っている
  • 研修制度が整っている
  • 非正規から正社員のステップアップ制度がある

こういった、「緩めの制度」があるところがニートには向いています

 

いきなり「現役の社員さんとバリバリ働くのは不安」という人ほど、若手育成に力を入れている企業を選ぶべき。それがニートにも働く環境が整っているところと呼べます。

「ニートでも可能」という触れ込みのある求人に、この傾向が多いのでチェックする際には参考にして下さい。

② 「ニート・フリーター専門の求人アドバイザー」を頼る

求人サービスは、「ニート・フリーター」を専門にしているところを選ぶべきです。専門の求人アドバイザーがいるため、ニート経歴込みでサポートしてくれます。

なぜニート・フリーター専門でなければいけないのかというと、ニートの気持ちに寄り添う姿勢が格別に違うからです

 

もちろん、どんな求人アドバイザーも相談者に寄り添う姿勢はあるのですが・・。専門的にニートを見慣れている方が、個別にアドバイスしてもらえるなど幅なども広がります。

働くことへの不安を抱えていることを察してくれますし、言いにくい話もカウンセリングとして聞いてもらえます。

 

一般求人アドバイザーだと、ニートに理解の無いまま相談を受けていることもありますよね。

「相談の段階で感じるプレッシャーを減らす」という意味でも、ニート・フリーター専門求人は助けになります。

【提案】ニートは求人アドバイザーに「就活の丸投げ」を頼むべき【メリット・デメリット】

ここで提案ですが、ニートの方は「就活を求人アドバイザーに丸投げすること」を考えたことはありますか?

おそらく無いと思います。述べてきたように、ひとりで抱え込むニートの方がふつうでしょう。

 

そういった方ほど、アドバイザーに就活の丸投げをすると、あらゆる就活サポートをしてくれるため問題解決は早まります

丸投げすると、どんなメリット・デメリットがあるのかを説明してみます。僕自身も、求人アドバイザーに丸投げしたことがあるので参考にどうぞ。

【メリット】ブラック企業を回避するための企業リサーチを代行してくれる

「ブラック企業は何としても避けたい」というニートの方は多いはず。せっかく就職したのに辞めてしまう事態は避けたいですよね。

そこで役立ってくるのが、求人アドバイザーによる企業リサーチです。この企業リサーチは、ネット情報などと違い、信憑性の高い物となります。

 

例えば、すでに採用されている人から話を聞き、職場の雰囲気などを把握してるんですね。落ち着いた雰囲気を希望すれば、ガヤガヤした職場を避けてもらえるなど便利です。

企業リサーチとは一般的に、事業の業績や、公式サイトで情報を見るくらいしか個人ではできません。

 

しかし、実際に企業との取引がある求人アドバイザーから、内部情報を知らせてもらえるならどうでしょう。聞きたいし、信用できると思いませんか?

求人アドバイザーの耳に入る情報はいわば生の声。「企業リサーチはアドバイザーに聞け」と言っても過言ではないくらい、信憑性と安全性が保障されます。

【メリット】過去のデータから「採用率の高い職場」を教えてくれる

求人アドバイザーは過去に紹介したデータも保持しています。そのため、ニート経歴などを踏まえた上でも「採用率の高い職場」を教えてくれます

ムダに不採用を繰り返してやる気が無くなっているニート状態で考えれば、採用率が事前に分かる「確率が高い方」を選びたいですよね。

 

採用率はもちろん、離職率の高いところも避けてもらえますし、どういった経歴の方が働いているのかという話も聞かせてもらえるのは強みです。

過去データは重要で、求人だけを見てひとりで応募していると分かる事はありません。

求人アドバイザーを通して、知りたい過去データがあれば教えてくれるので参考にすべきです。

【メリット】空白期間を気にしなくてよくなる経歴書・面接対策

ニートやフリーターからの就職には、経歴書の作成や面接対策が必須です。ただし、述べてきたように一人でやると間違ったことを繰り返しかねません。

そのため、アドバイザーの方から「ニートでも採用される経歴書の書き方」を教えてもらえます。

 

面接も対策が可能で、以前に応募した人材から聞いた、面接で聞かれた質問内容も知らせてくれます。

空白期間のあるニートの方は、対策案として知っておくと気楽になれるということですね。

 

どういう経歴書の書き方がウケがいいのかや、疑似面接をして対策してもらえば採用されやすくなります

僕自身も、過去に求人アドバイザーの方に教わった履歴書の書き方をしていました。必要な方は参考にして下さい。(参考:ニート向けの履歴書の書き方)

【デメリット】 ニート・フリーター専門求人は、業種が限られやすい

一つだけデメリットになりがちなのが、ニート・フリーターから就職するがゆえに、限られた業種しか扱っていない求人サイトもある点です。

未経験・無資格が前提になるので、場所によっては9割を同じ業種で固めていることさえあります。せっかく頼るつもりが、偏った業種ばかり・・は困りますよね。

これについては、「良いニート向け求人サイトの探し方」でフォローさせて頂くので、間違った選び方をしないよう次項で確認してください

ニートが選ぶべき求人サイト(アドバイザー)の見分け方

ニート向けの求人情報は多くありますが、正しい求人サービスの選び方を知らないと、適当に登録してしまいがちです。

仕事を探しているのはいいコトですが、重要なのは「いかに良い求人を見つけてさっさと決めてしまうか」です。

 

採用されないと意味がないですし、面接しては落とされるを繰り返すと精神的にツラいですからね。

そこで数ある求人サイトから、何を基準に選べば「良いサイト」や「求人アドバイザー」に出会えるかをお伝えします

「ニート・フリーターから正社員を目指す」という専門性がある

ニートが求人を探す際に、正社員を目指せるかどうかは心配になる点です。そこで選びたいのは「ニート・フリーターから正社員を目指す」という専門性がある求人サイト。

「ニートも受け入れ可能」な求人サイトだと、基本的にアドバイザーの支援も優しく丁寧です。また、ニートだからと言って非正規枠に押し込まれません。

 

ニートやフリーターが求める、「正社員という安定」の期待に応えないといけない使命を持ってもらうことは重要です。

バイトだけの求人や、ただの派遣会社との意識の違いは、ニートの働きやすさや将来に直結します。

 

スタートは非正規でも、徐々に待遇を良くしてくれる傾向があるので、正社員を目指すニート向け求人サイトを選びましょう。

もちろん「いきなり正社員」が不安な場合は、相談によって変更できますからね。

最初はお試しで入っても、後から正社員を希望すれば昇進できる道がある安心感を大事にして下さい

業界未経験・無資格・スキル無しの人材採用が基本

一般的な求人との違いにもなりますが、ニートやフリーター専門求人には「業界未経験」や「無資格」を歓迎する求人が大半を占めています。

ニートに取って、未経験や無資格者を迎え入れる姿勢は、とても安心できます。

 

何も知らない・分からない・自信が無いというニートほど、就職ハードルが下がると楽なんですよね。

アドバイザーの方からも「周りの方も未経験なので大丈夫ですよ」と紹介された方が、安心して働く準備ができます

 

こういったニート向けの求人が多いと、選択肢も広がるため、「未経験者を採用するのが基本」な求人サイトを選ぶようにしましょう。

専門アドバイザー(コンサルタント)が支援してくれる

未経験者や無資格者を集めている求人でも、専門のアドバイザーがいないところは避けましょう。求人だけ出してサポートが無い場合は、ひとり就活になり混乱を招きます。

「求人とアドバイザー」がセットになっているかどうかを見れば、求人サイトの良質さも分かりやすいです。

 

分からないこと、困ったことを「丸投げ」できるかどうかは、結局のところ専門アドバイザーの腕次第

自分ひとりで苦しんでいる時には、「助けて欲しい」と言える環境が必要です。そのためにも、ニート専門という求人が重要となります。

 

「履歴書の書き方がわからない」と思った時に、一般的な求人だと一人でやらないといけないのですが・・。

ニート専門アドバイザーだと、わからないことを前提に対応してくれますからね。求職者のレベルに合わせて、スムーズな対応を行ってくれるのが強みと言えます。

【注意点】住まいから利用できない求人サービスも多い

ちなみに、ニート向け求人を利用する際に注意しておきたいのは、関東圏に絞られた求人サービスが多いところ。(東京・千葉・埼玉・神奈川など)

東京を中心にした求人だと、まず首都圏に住んでいないと相談すらできません。

そのため、良いなと思えるニート向け求人サイトを見つけたら、「自分の住まいから利用できる場所かどうか」を最初に調べましょう

どうしても近場に無い場合は、大手求人やアドバイザーがついてくれるところを選ぶべ方向になります。

【参考】ニート専門求人サイトならどこが良い?

最後になりますが、無数にあるニート向け求人サイトの中から、前述してきた条件に該当する求人サービスを調べてみました。

該当した求人は2つとあまり多くはなかったのですが、ご紹介しておきます。「DYM就職」と「ジェイック」です。

どちらもニートの方が応募しても問題ありません。「求人サイトの特色」も解説してみたので、参考にチェックしておかれると他サイトとの比較に役立ちます。

「DYM就職」の特徴

全国の主要都市で面談可能

希望面談場所は「東京・大阪・名古屋・福岡・札幌」と主要都市から選ぶことが可能です。

これは東京限定といった意味ではなく、「東京圏」や「大阪圏」といった周辺での仕事を紹介できるという意味になります

主要都市なら範囲が広いので、自宅から面談に行ける距離なら、気楽に相談されてみるといいでしょう。

優良求人が多く、紹介業種のバランスがいい

紹介される業種も、一部上場企業を含む優良企業が多くあります。そのため、紹介される業種に偏りがないので、興味の無い仕事をゴリ押しされる心配がありません。

例えば、営業職などは未経験から始めやすいため、ニート向け求人サイトでも営業がメインになっていたりするんですね。

 

しかし、DYM就職は営業職も全体の34%と一部求人に過ぎません。相談によって向き不向きを含めて紹介してもらえる強みがあります。

「書類選考なし」で面接できる

ニートに取って一つの壁となりがちな「書類選考」。こちら、DYM就職を通すことで、書類選考なしで面接を受ける事が可能になります

これは「ニート経歴がある」というだけで、書類選考をはじかれ何度も書き直しをしてきた人にとって便利な制度です。

注意点として、履歴書や職務経歴書を書かなくていい訳ではありません。

アドバイザーの方と一緒に経歴書を作り、面接には持参していくというスタイルになります。

 

公式サイトはこちら⇒DYM就職

「ジェイック」の特徴

全国各地に就業場所がある

就職希望エリアは、「東京・千葉・神奈川・埼玉・愛知・大阪・兵庫・京都・福岡・石川」と全国各地を選ぶことが可能です。

関東圏・関西圏は当然ながら、愛知や福岡、石川など拡大している現状があります。

 

企業として仕事を紹介するなら、関東圏に集中する効率がいいとは思いますけどね。

ニートやフリーター状態で困っている人たちを支援しようとする姿勢が、就業場所に現れています

「ブラック企業排除」を徹底している

「一度は就職したけど、ブラック企業で嫌な思いをしてニートになった・・」という方もいますよね。

こういったケースに対応すべく、ブラック企業については排除する方針があります。

 

ジェイック求人は、担当者が実際に企業に足を運び「この会社なら問題なし」と判断しないと掲載することがありません。

証拠として、入社後の高い定着率(95%)には、このような取り組みが大きく影響していると言えます

働く前からブラックを恐れるのも問題ですが、極度に気になるニートの方はぜひ公式サイトでチェックされてみるといいですよ。

「情報収集目的」でも利用OK

ジェイックの特徴として、「情報収集」に相談に来る人が多いのも特徴的です。

なぜならニート・フリーターといった、まだ安定した状況にない人たちは慎重に調べているからです。

「まだ受けたい職種を決めていない」「幅広く職種をチェックしたい」という段階でも、まずは求人を見せてもらうことが可能

 

僕もニート時代、求人サービスから情報収集をしていましたが、どんな求人案件があるか見せてもらうだけでも選択肢が広がるのでやって良かったと思っています。

数社に相談に行くのは、誰でもやってることなので当然ですけどね。

公式サイトはこちら⇒ジェイック

まとめ 「ニート就職の悩み」は求人アドバイザーと解決すべき

「ニートが正社員で働く」と聞くと、とてもハードルが高く感じてしまいがちです。

しかし、書かせて頂いたように、ニートといっても就職対策をしっかりやれば問題ありません。

 

その上で欠かせないのが、「人に頼る」ということ。

僕の経験上、求人アドバイザーや相談員といった就活のプロに任せただけ、悩んで苦しむ時間が早く解決できたと振り返っています。

すでに「一人で抱え込んでも、問題が解決しない」と気づいている方は、相談してみる必要性を感じているのではないでしょうか?

 

僕の経験上、「20代で動けてよかった」というのはあるんですよね。もし30代からニート脱出をしようと思うと厳しかったかも。

 

  • 「まだ俺は20代だから大丈夫かも?」
  • 「若いだけでいいなら自分も相談くらいは行けるんだがw」

 

こういう気持ちのある人は、前進できる可能性の塊なので行動されてみるといいですよ。

「今はニートで困っているけど、働いて安心した生活を送りたい」という方はぜひ専門アドバイザーに相談してみて下さい。

相談するだけでも、ツラい現状は変わる」という経験をした元ニートのアドバイスでした!